2020年までの契約菱沼由季典がアモーレ&ヴィータ・プロディアに加入 3年所属した古巣へ復帰
ロードレーサーの菱沼由季典が6月11日、ラトビア籍のUCI(国際自転車競技連合)コンチネンタルチーム「アモーレ&ヴィータ・プロディア」に加入したことを発表した。契約期間2019年5月から2020年12月まで。菱沼は6月12日にスイスで開催されるレースからチームに合流する。
チームはイタリアを拠点に活動する名門で、1948年に発足した以降でこれまでに7000レースに参戦、12人の世界王者、65度の各国の国内チャンピオンを輩出。かつてはマリオ・チポッリーニやマイケル・ウッズといった強豪選手も所属していた。菱沼は2014年から2016年シーズンまでの3年間、同チームに所属。今季はチームとの契約がこれまで無かったが、シーズン半ばで3年ぶりに古巣へ復帰することになった。
本人のコメントは下記の通り。
かつてはマリオ・チポッリーニ(イタリア)も所属していた(2016年に撮影) ©Amore&Vita-Prodir
ここまで至るにあたって色々な葛藤がありました。昨年シーズン終わりに引退を考えていたところ、アモーレ&ヴィータ・プロディアのGMファニーニ氏から2019年度のお誘いを頂きました。また同時期に株式会社品川鐡工場社長、島田氏より個人サポートという有り難いお話を頂きました。
古巣であるアモーレは環境やスタッフ達と慣れ親しんでいるため、競技に集中できる良い環境であり、本場のヨーロッパツアーにもう一度チャレンジしたいという強い気持ちが生まれました。目標はUCIヨーロッパツアーポイントを確実に獲得していくことです。2016年に一桁のみのポイント獲得だったため、二桁以上獲得できるように活動していきます。
レースは6月中旬から下記を走る予定です。
・6/13 GP du canton d’Argovie(1.HC)
・6/17 Mont Ventoux Dénivelé Challenge(1.1)
・6/20-23 LE TOUR DE SAVOIE MONT BLANC (2.2)
シーズン最後にはチームでジャパンカップにも出場したいと考えています。
応援よろしくお願いします。