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きょうの自転車イタリア語・TAPPA 6DOV’È VIA FERRARI? ―フェラーリ通りはどこですか?

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TAPPA 6

イタリアの街でサイクリングを楽しむ人々イタリアの街でサイクリングを楽しむ人々

 自転車に乗っていて欠かせない会話が、道の尋ね方です。もし、みなさんがイタリアで道に迷った時には、ぜひ声をかけてみてください。イタリア人は世話好きな人が多く、“忙しい”と言われるミラネーゼでも割と親切に道を教えてくれます。

 さらに良いことには、イタリア人は質問が大好きですので、すぐに友だちになれるかもしれません。次の会話例をみていきましょう。


使い方

道での会話例
A: Scusi, c’è un bar qui vicino? すみなせん、この近くにバーはありますか?
B: Sì, è in via Ferrari. はい、フェラーリ通りにあります。
A: Scusi, dov’è via Ferrari? すみなせん、フェラーリ通りはどこですか?
B: E’ la seconda via a sinistra. 左側に2番目の道です。
A: Grazie. ありがとうございました。
B: Prego. どういたしまして。

文法ポイント

 道を尋ねる時は、まずはっきり行きたいところを言いましょう(TAPPA5をご参考ください)。すると大体、次のような言葉で返ってきます。

 è in via (Ferrari) │ (フェラーリ)通りにある

 実は、イタリアの街は区も番地もありません。イタリア人はvia(通り)やpiazza(広場)で場所を覚えます。通りの名前には、歴史的な人名や地名がよく使われていますよ。

 例えば…

è in via Garibaldi │ ガリバルディ通りにある
è in via Marco Polo │ マルコ・ポーロ通りにある
è in via Novara │ ノヴァーラ通りにある
 ※in viaは「通りに」という意味で、うしろに通りの名前が続きます。
 
è in piazza Mazzini │ マッツィーニ広場にある
è in piazza Duomo │ ドゥオーモ広場にある

 通りや広場がわからない場合、「~通り・広場はどこですか」という質問も必要ですね。

 例えば…

Dov’ è via Ferrari? │ フェッラーリ通りはどこですか?
Dov’ è via Marco Polo? │ マルコ・ポーロ通りはどこですか?
Dov’ è Piazza Mazzini? │ マッツィーニ広場はどこですか?
Dov’ è Piazza Farnese? │ ファルネーゼ広場はどこですか?

 進行方向の左か右に曲がる必要がある場合もあります。そんな時は、a sinistra側に)、a destra側に)という表現を使って、説明をしてくれるはずです。

 ちなみに、1、2、3は…

la prima via │ 1番目の通り
la seconda via │ 2番目の通り
la terza via │ 3番目の通り

「●番目の通りを左に曲がったところ」
è la prima via a sinistra
è la seconda via a sinistra
è la terza via a sinistra
「●番目の通りを右に曲がったところ」
è la prima via a destra
è la seconda via a destra
è la terza via a destra

 説明が難しいような場所の場合は、イタリア人は目的地まで案内してくれることが多くあります(若くて美しい女性だけ、気をつけてね!)。そんな時は最後に必ず感謝の言葉「Grazie!」を言いましょう。

つれづれイタリア~ノ!

2012年ティレーノ~アドリアティコで街中を走る様子2012年ティレーノ~アドリアティコで街中を走る様子

「レースと交通事情」

 イタリアでは、ロードレースの数がプロやアマチュアを含めてとてもたくさんあります。グランフォンドブームの近年では、道路が丸一日通行止めになることもあります。

 例えば、グランフォンド・ピナレッロ、ローマ・グランフォンド、フィレンツェ・グランフォンドなどでは、有名な観光地も自転車以外は通行ができません。嬉しい光景です。

 一番規模が大きいレースは、7月上旬に開催されるmaratona dles Dolomites(ドロミテ自転車マラソン)というアマチュア向けのグランフォンドです。9千人以上の参加者が集うこの日は、山一帯が封鎖されます。ジャウ峠、マルモラーダ、ポルドイ峠…ジロ・ディタリアで見られるような有名な峠が、自転車のためだけに解放される光景は幸せです。レースの模様は、イタリア国営テレビで生中継されるほど人気が高いんですよ(アマチュアレースなのに!)。

 通行止めがまったく問題ないかというと、そうではありません。市民の生活が滞る訳ですから、影響は少なくありません。それでも、経済効果や現地の知名度のために自治体は積極的に協力しています。

 イタリア旅行へ行く際には、ぜひ自転車を持って出かけ、地元のグランフォンドに参加したりしながら、“自転車フレンドリー”な交通事情を体感してみてください。

マルコ・ファヴァロMarco FAVARO(マルコ・ファヴァロ)
イタリア語講師。イタリア外務省のサポートの下、イタリアの言語や文化を世界に普及するダンテ・アリギエーリ協会で、自転車にまつわるイタリア語講座「In Bici」(インビーチ)を担当する。サイクルジャージブランド「カペルミュール」のモデルや、Jスポーツへ「ジロ・デ・イタリア」の情報提供なども行なう。東京都在住。ブログ「チクリスタ・イン・ジャッポーネ

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