バイクインプレッション20198万円台の完成車でロードバイクの醍醐味を ジャイアント「コンテンド2」

by 松尾修作 / Shusaku MATSUO
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 ジャイアントのロードバイク「コンテンド2」を実走インプレッション。アルミフレームにカーボンフォークを装備し、ロードバイクとしての基本性能を備えつつ、税抜きで8万円台という価格を実現した、スポーツサイクルの間口を広げる1台だ。

ジャイアント「コンテンド2」 Photo: Masami SATOU
サブブレーキレバーを標準装備 Photo: Masami SATOU

 何といってもこの車体の特徴はリーズナブルであることに尽きる。これが名が知られないブランドではなく、全国で取扱店舗を持つジャイアントであることがポイント。全国で展開するジャイアントストア、もしくは正規取扱店で購入できるので、メンテナンスやアフターフォローなども安心だ。

 構成はドロップハンドルに、700Cのホイールと紛れもなくロードバイクそのもの。メインのコンポーネントも信頼性に優れたシマノR2000系クラリスを採用し、ドライブトレインにも妥協はない。STIレバーを使ったブレーキが苦手なビギナーでも扱いやすいサブブレーキレバーが付属している。

メインコンポーネントはシマノR2000系クラリスをアッセンブル Photo: Masami SATOU
フレームはアルミ製となる Photo: Masami SATOU

スポーツバイクの間口を広げる

 肝心の走りだが、癖がなく、車体の振りやコーナリングもニュートラルで気を張る瞬間がなかった。アップライトなポジションが取れるので、ビギナーでも比較的楽にライドできるだろう。重量は10.2kgに抑えられており、走ると想像以上に軽やかであったのは印象的だった。サイクルウェアにビンディングシューズを履いた“キメた”格好で乗っても違和感がなかったのは素晴らしい。

ロードバイクの醍醐味を気軽に味わえる1台だ Photo: Masami SATOU

 ギヤの段数が8速であったりと、上位パーツとの互換性に関して制限があるため、ホイールやパーツ類を徐々にアップグレードしていくようなカスタマイズは現実的ではない。レースでの使用を求めるのであれば他の車種をお勧めするが、日常のサイクリングやのんびりとしたツーリングが目的であれば必要十分な性能である。

 上級クロスバイクとのすみ分けが難しいかもしれないが、最初の1台からドロップハンドルにチャレンジしてみたいなど、これからスポーツバイクの門を叩きたいというピュアビギナーは選択肢に入れてほしい入門ロードバイクである。

■ジャイアント「コンテンド2」
税抜価格:84,000円
サイズ:430(XS)、465(S)、500(M)、535(ML)mm
カラー:ブラック、シルバー、レッド
重量:10.2kg(500mmサイズ)

松尾修作松尾修作

サイクリスト編集部員。10代からスイスのUCIコンチネンタルチームに所属し、アジアや欧州のレースを転戦。帰国後はJプロツアーにも参戦し、現在は社会人チーム「Roppongi Express」で趣味のレースを楽しむ。JBCFのカテゴリーはE1。数多くのバイクやパーツを試してきた経験を生かし、インプレッション記事を主に担当している。

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