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「おおやようこの自転車あそび」<8>忘れ物をしない・荷物を持ちすぎない自転車旅の荷造りのコツ 【動画あり】

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 こんにちは、おおやようこです。皆さんは自転車と共に旅行をしたことはありますか。愛車に乗り慣れてくると、イベントや大会に参加したり、自転車を持って旅行に行く機会が増えてくると思います。公共交通機関を使って遠出をしたり、自走(自転車による移動)で旅をしたり。宿泊を伴うとさらに荷物が増えていきます。以前の私は出かける前に忘れ物がないかが気になって不安な気持ちになったりと、結構ストレスを感じていました。そんな私も、これだけ頻繁にレースやイベント、取材と外出、宿泊が続くと(ありがたいことです!)荷物の準備が少しずつですが上手になってきました。そんな荷造りの経験を重ねて思いついた、普段の生活にも生かせる「忘れ物をしない・荷物を持ちすぎない自転車旅の荷造りのコツ」をご紹介します。

「忘れ物をしない・荷物を持ちすぎない自転車旅の荷造りのコツ」をご紹介します Photo: Yoko OYA

「入れたかな?」をなくすために

 準備は前日の夜からスタートします。

①部屋にスペースを確保する

 持っていく物が持っていかない物と混ざらないようにスペースをつくります。これから床に荷物を並べていくので、埃などが気になる方はマットなどを敷くことをおすすめします。おすすめはヨガマットです。ヨガマット1枚に乗せ切れる量が自分で運べる荷物の目安としています。

ヨガマット1枚に載る荷物を持ち歩ける量の目安にしています Photo: Yoko OYA

②荷物を入れる袋(かばんなど)を用意する

 公共交通機関を使って輪行することが多いので、両手が使えるバックパックを使用しています。私の場合、飛行機輪行の時は家でパッキングをするので、今回は輪行袋とバックパックを空のまま開いて置いておきます。まだ中に荷物は入れません。

③持っていくものを種類別に並べる

 荷物を重ならないように並べます。私の場合は左側に自転車に乗るためのアイテム、右側に移動中や生活に必要なアイテム(通常の旅行アイテム)と分けて並べていきます。

④足りないもの、過剰なものを確認する

 一通り並べたら、足りないものを確認し追加していきます。また、荷物の中で過剰なものや重複しているものがあったら減らしていきます。現地で洗濯をしたり、ウインドブレーカーを普段着の上着としても使ったりすると荷物を減らすことができます。

荷物が俯瞰的に見えるように並べます Photo: Yoko OYA

⑤種類ごとに袋にまとめて収納する

 自転車に乗るためのアイテムは前夜のうちに全て揃います。

輪行袋に入れるものは汚れないように袋にまとめる Photo: Yoko OYA

 揃ったものから袋にまとめて収納していきます。飛行機輪行の時は輪行袋にウェアなどを入れることができます。そのまま入れるとチェーンなどに触れて汚れてしまうので、さらに45Lのポリ袋に入れてからしまうことをおすすめします。当日の朝まで使用するもの(洗面用具など)は前日の夜のうちに洗面台の横に並べておき、当日使い終えたら小袋にまとめます。

⑥全ての荷物をバックパックに収納する

 (心配な人は)家の中をぐるっと回って忘れ物が無いかチェックしましょう。

⑦完成!

 この方法で「本当に入れたかな」と不安になり荷ほどきをする…といった二度手間をせずに済むようになりました。また、並べることで「こんなに持っていけないからこの荷物は減らそう」と荷物を精選することができます。

 上記の荷物の詳細もご紹介しておきます。

【輪行袋】
 出かけて一番最初に使うアイテムです。一番最初に並べましょう。今回は飛行機輪行のためオーストリッチの「OS-500」を使用しました。

【乗車時必須三点セット】
 ヘルメット、アイウェア、シューズ。当たり前過ぎて、実は意外と忘れられがちなアイテム。これらは現地調達が難しいので最優先で並べます。

【必須ツール三点セット】
 携帯ポンプ、マルチツール、替えチューブ。普段からサドルバッグや車体に常備されているアイテムですが、いま一度確認を。

【サイクルコンピューター、ライト】
 自転車につける電子機器は輪行袋内での誤作動を防ぐため、まとめてポーチへ。

【補給アイテム】
 ボトルと補給食をセットで考えるようになってから、ボトル忘れが減りました。今回の旅では補給食は不要なため準備しませんでしたが、現地調達できない可能性がある場合(山奥でのライドやレースなど)は多めに用意します。

【自転車ウエア】
 ウェア一式(防寒アイテム含)。防寒はウインドブレーカーにすることで乗車時、普段着の両方で使うことができ、荷物を減らせます。宿泊日数が多いときは洗濯ネットを持参し洗濯します。

【普段着】
 これも意外と忘れやすいので注意。自転車ウェアは雨や汗で濡れたり泥で汚れたりすることがあります。日帰り旅であっても着替えがあると快適です。

【洗面道具】
 コンタクトレンズやメガネは現地調達が難しいので忘れずに。日焼け止めも必須です。

【電子機器】
 充電コードやモバイルバッテリーなど。撮影をする人はウェアラブルカメラなども忘れずに。

【手持ちのアイテム】
 財布、スマホ、イヤホン、腕時計、家の鍵など。

 荷物の準備に不備がないか不安になったら「本人がいればどうにかなる」「足りなかったら買えばいい」と思うようにしています。実際、大抵の場合は自転車とヘルメット、シューズを持参していれば「自分の体が現地に行ければ後はどうにかなる」ことがほとんどです。

忘れ物があっても、自転車と自分が行けばなんとかなる! Photo: Yoko OYA

 もちろん準備は大切なのですが不安になりすぎるのもよくないと思っています。細々としたものに関しては現地のコンビニ等で買うことができます。普段から自転車関係のアイテムはまとめて整理整頓しておくこと、家の中を片付けておくことが一番大切ですね(自分で書いていて耳が痛いですが…)。

 荷物の準備の不安を減らし、心穏やかに余裕をもって自転車と共に旅行を楽しみましょう。

大宅陽子大宅陽子(おおや・ようこ)

自転車情報番組NHK BS1『チャリダー☆』で結成された「坂バカ女子部」メンバーとして出演。坂を上ることをこよなく愛する。2013年まえばし赤城山ヒルクライム大会年代別1位。また、ヨガインストラクターとして、サイクリストへのヨガレッスン「サイクリストヨガ」を提供している。Facebookページ

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