title banner

ツール・ド・Jプロライダー<3>「スポーツ選手らしいカッコよさを大事にしたい」 リオモ・ベルマーレの岸崇仁選手

by 松尾修作 / Shusaku MATSUO
  • 一覧

 国内最高峰のロードレースシリーズ「Jプロツアー」の選手にスポットを当てた本連載「ツール・ド・Jプロライダー」の第3回は、スラリとした長身の岸崇仁選手に話を伺いました。自転車選手らしからぬ?ライフスタイルにも注目です。

スラリとした長身の岸崇仁選手(リオモ・ベルマーレ レーシングチーム) Photo: Shusaku MATSUO

 岸選手は東京都の出身で、1994年生まれの25歳。これまで湘南ベルマーレ、群馬グリフィン、シエルヴォ奈良、那須ブラーゼンと多くJプロツアーチームを渡り歩きましたが、今シーズンは古巣でもあるリオモ・ベルマーレ レーシングチームに所属し活躍しています。

シーズン序盤から攻めの走りを披露する岸崇仁選手(リオモ・ベルマーレ レーシングチーム) Photo: Shusaku MATSUO

 クリテリウムから長時間のロードレースまで対応するオールラウンダーとしてタフな展開で光る走りを披露することが多く、5月に開催されたJプロツアー「宇都宮クリテリウム」では激しいアタック合戦から抜け出し、ハイスピードな逃げ集団に入ってレースをリードする走りを見せました。

 岸選手の特徴は何といってもそのスタイル。183cmと背が高く、手足が長いまさに自転車選手に適した体型で、レース中の集団の中ほどにいてもすぐに識別できます。今シーズン、積極的な走りを披露する岸選手に話を伺いました。

◇         ◇

まずは競技を始めたきっかけを教えてください。

地元チームの「ラバネロ」から競技を始めた岸崇仁選手(左)

最初にスポーツバイクに乗ったのはMTBで、中学生の時でした。親戚から埼玉のサイクリングイベントに誘われて出場したのですが、「気持ちいいな!」と思ったのが興味を持ったきっかけです。その後、親戚が地元にあるクラブチーム「ラバネロ」と関係が深かったので、高校生から本格的に競技を始めました。

すでに約10年もキャリアをお持ちなんですね。どうして選手の道を志したのでしょうか。

正直、サッカーで活躍しようと思っても、日本国内だとしても上には上がいて、箸にも棒にも掛かりません。しかし、自転車競技であればまだチャンスがあるのではないかと考えたからです。実際に国内トップの選手と切磋琢磨できるので充実していますよ!今季はシーズンイン直前にタイで新城幸也選手たちと合宿を行い、多くの刺激を受けました。

豪華なメンバーでのキャンプでしたね。シーズン序盤から真っ黒に日に焼けていた理由が分かりました。オフシーズンはずっとトレーニングキャンプでした?

いえ、シーズンオフになった直後はゆっくりと過ごすことが多いです。毎年恒例で家族旅行にも行きますよ!ホノルルに。

セレブ!!! シーズン中、バイクに乗らない時間は何をして過ごしていますか??

車が好きなのでドライブしたり、都内のおしゃれなカフェに出向いたり。外出しないときはもっぱらNetflix(動画配信サービス)ですね。あとは音楽聞いたりしてます。

ノリノリの曲とか聞いていそうですね。

いや、全然。J-POPとか、洋楽のゆったりしたやつ聞いてますよ。グラミー賞とかとるようなメジャーなやつ。EDMとか疲れちゃう(笑)。

ちょっと“パリピ感”あるのに意外…。

最近はサイドを大きく刈上げたモヒカンスタイルのツーブロックにしている岸崇仁選手 Photo: Kensaku SAKAI

でも風貌というか、どう見られているかはとても意識しています。サッカー選手っぽいとよく言われますが、“スポーツ選手らしさ”ってとても大事だと思うんですよ。他の競技の選手ってウェア以外のいでたちもかっこいいですよね。憧れを持ってもらえると嬉しいし、自分自身もやる気が出ます。ファッションが趣味の一つであるし、ライフスタイルのベースです。

ツーブロック?というよりモヒカンな髪型が似合っていてかっこいいですね。

「スポーツ選手らしさを大事にしたい」と話す岸崇仁選手 Photo: Shusaku MATSUO

自分らしさを表現したいので髪型にはこだわっています! 参考にしているのはサッカー選手ですね。

なるほど。サッカー日本代表の吉田麻也選手にも似ていますし。

それ、よく言われます。

最後に、今シーズンの目標とアピールしたいことをぜひ!

目標は参戦しているJプロツアーで1勝。コンチネンタルチームに再び入って、アジアツアーを転戦したいですね!

◇         ◇

 気さくに答えたくれた岸選手、次戦は6月30日に静岡県・富士スピードウェイを舞台に開催される全日本選手権に挑む予定です。気さくに話しかけやすい選手なので、ぜひ大会会場で見かけたら声をかけてみてください。

この記事のコメント

利用規約順守の上ご投稿ください。

関連記事

この記事のタグ

Jプロツアー ツール・ド・Jプロライダー

  • 一覧

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

e-BIKE最新特集

スペシャル

自転車協会バナー

ソーシャルランキング

インプレッション

インプレッション一覧へ

連載