Cyclist・週刊「エディターズ・チョイス」編集部のイチオシ記事「栗村修の“輪”生相談 ヒルクライムに悩む30代男性の質問」など 5月11~17日掲載

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 『Cyclist』に掲載された今週のイチオシを編集部員のコメントとともに紹介する週刊「エディターズ・チョイス」。5月11~17日からは「栗村修の“輪”生相談 ヒルクライムに悩む30代男性の質問」など5本を紹介します。

編集長 澤野健太のイチオシ記事

親子で挑んだ台湾一周、台東から新竹へ 寒さに震え、父娘の喧嘩を和解させたフルーツジュース

 台湾のサイクリストのみならず、一度はトライしてみたい台湾一周の「環島」(ファンダオ)。”ロードバイクパッカー”のトミーさんが小学校を卒業したばかりの娘、アオイさんの春休みを利用して(奪って!?)、“環島1000km”にチャレンジする連載の2回目です。3日目~7日目は台東から新竹までのリポートです。

 春休みに台湾一周(環島)に挑戦したトミーさん・アオイさんの父娘による挑戦記は、環島レポート記事としてはもちろん、娘を持つお父さんサイクリストには、グッとくる連載ではないでしょうか。雨の日も、暑い日も上り坂も下り坂も、多少文句を言いながらもお父さんと仲良く走るアオイさんを応援したくなります。それを暖かく見つめる父・トミーさんも素敵で、大きくなっても親子で乗り続けて欲しい、こういう親子が日本でも増えて欲しいと強く願いました。

編集部 大澤昌弘のイチオシ記事

30代男性「上り勾配がきつくなってくると集団から遅れてしまいます」

 スポーツバイク歴は10年くらい、ロードバイクに本格的に乗り始めてからは、5年くらいになります。現在は平日は室内でのローラー、休日等は仲間とロング等を楽しんでいます。ヒルクライムについてお聞きします。練習会等で集団で走っていて、平地や緩い感じの勾配の道なら気にならないのですが、勾配が一桁後半辺りからの坂道になると、どうしても遅れ気味になり付いて行くのが辛くなります。何が原因だと思いますか? 具体的なやり方等あれば、アドバイスをお願いします。

 ロードレースって奥深いよなと、改めて思った記事です。「僕はパンチャーだから…」とか、自分の脚質を言う自転車乗りに出くわしますが、記事を読むと、そんな単純じゃないんだぞ、と思わされてしまいます。ロードバイクにおける適性探しっていつ終わるかもわからないもんじゃないかと。まるで青春時代の自分探しの旅のようです。本稿は乗り手に向けて書かれた記事ではありますが、観戦ファンの人にも一読していただくのがいいんじゃないかと。レースの見方に変化を与えてくれそうですよ。

編集部 松尾修作のイチオシ記事

最後の山岳で攻撃したマスナーダがジロ初勝利 大逃げ決まりマリアローザはコンティに

 ジロ・デ・イタリアは5月16日、第6ステージがカッシーノからサン・ジョヴァンニ・ロトンドに至る238kmで争われ、13人の逃げ集団から終盤抜け出したファウスト・マスナーダ(イタリア、アンドローニ・シデルメク・ボッテキア)が優勝した。メイン集団は先頭から7分以上の大差となり、総合首位のマリアローザは、マスナーダと共にゴールしたヴァレリオ・コンティ(イタリア、UAE・チームエミレーツ)へと移った。初山翔(日本、NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ)は区間143位でゴールした。

 今年のジロで初めて大逃げが決まりました。同い年のイタリア人2名、ファウスト・マスナーダ(イタリア、アンドローニ・シデルメク・ボッテキア)とヴァレリオ・コンティ(イタリア、UAE・チームエミレーツ)が逃げ切りを確定。区間勝利をマスナーダが、コンティがマリアローザを獲得し、名誉を分け合うという非常に“ロードレースらしい”展開が繰り広げられました。もしかしたらコンティは区間勝利も飾れたかもしれません。しかし、総合首位を目指せる権利がある彼は、牽制をして優勝を目指すのは二の次。1秒でも早くフィニッシュする義務も生じているわけで、フィニッシュに向けてラスト1kmになっても脚を緩めませんでした。マスナーダに勝利を譲ったわけではありません。口には出さずとも協力し合い、互いの目的のために全力でペダルを踏みこむ。そんなドラマが生まれたステージでした。コンティがどこまで首位をキープできるのか、残す2週間にも注目です。

編集部 後藤恭子のイチオシ記事

“立ちゴケ”する人には原因があった! 実践、傾向と対策【動画あり】

 皆さん“立ちゴケ”をしたことはありますか? 立ちゴケとは、自転車に跨ったまま停止している時に転ぶことです。「立っている時に」+「コケる」ので「立ちゴケ」。停止する直前の低速域で落車した場合も「(ほぼ)立ちゴケ」と言うことがあります。初心者の方だけでなく、実はベテランサイクリストでも倒れてしまうことがあります。以前、初心者の方が「なぜかよく立ちゴケをしてします」と言っていました。原因が分からないと不安になりますよね。実は、立ちゴケが起きるには2つの要因があるんです。今回はその原因と対策についてお話をしたいと思います。

 ビンディングペダル使用者なら誰もが一度は体験しているんじゃないでしょうか。かくいう自分も、ビンディング練習をし始めた頃2度ほどやらかしました。倒れる景色はスローモーション。でも為す術なくガシャーン…。理由がわからないまま、いつの間にか立ちゴケはしなくなりましたが、このおおやさんの解説はなるほど、と膝をぴしゃりと打ちました。ビギナーの頃は重心の置き方1つとっても不慣れなんですよね。立ちゴケを頻発してしまうという方、ぜひご参考に。

編集部 石川海璃のイチオシ記事

初日個人TTはログリッチェが異次元の速さで優勝 初出場の西村はタイムアウトにより失格

 今シーズン最初のグランツールとなるジロ・デ・イタリアが5月11日、イタリア・ボローニャにて開幕した。第1ステージは8kmの個人タイムトライアルを、プリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ヴィスマ)が圧倒的なパフォーマンスでライバルたちを圧倒し、ステージ優勝を飾りマリアローザを獲得した。ジロへの出場は3年ぶりとなる日本人勢は、初山翔(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ)が2分47秒遅れのステージ170位に入ったが、西村大輝(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ)は4分36秒遅れとなり、規定によりタイムアウトのため失格となった。

 NIPPOの西村選手が第1ステージで大会を去ってしまったのが残念です。かつてジュニアカテゴリーでアジアロードチャンピオンになった経験を持つ彼が、ここで終わるとは予想していなかったからです。”ジロ初日でタイムオーバーした選手”として、各国のメディアから不名誉な注目を浴びた西村選手。今後のプロ選手キャリアへの影響が懸念されますが、これにどう立ち向かうか…むしろここからが彼の真価が問われるところ。この逆境に負けず、頑張ってもらいたいです。

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