おなじみのノリで大会をPR「ツール・ド・東北」にトータルテンボスが初参加 ポール・スミスデザインジャージが700着限定で発売

by 石川海璃 / Kairi ISHIKAWA
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 9月14、15日に開催される東日本大震災の復興支援サイクリングイベント「ツール・ド・東北2019」の記者会見が5月14日、東京・千代田区で行われた。今年で7回目を迎える大会にはお笑い芸人の「トータルテンボス」が初参加する。また英国ファッションブランド「ポール・スミス」が今大会用にデザインしたサイクルジャージが披露された。

主催者代表と「ツール・ド・東北フレンズ」の面々。写真左からヤフー・宮坂学会長、東北応援大使の中西哲生さん、パンサーの菅良太郎さん、広報大使の道端カレンさん、パンサーの向井慧さん、トータルテンボスの藤田憲右さん、パンサーの尾形貴弘さん、トータルテンボスの大村朋宏さん、河北新報・一力雅彦社長 Photo: Kairi ISHIKAWA

一部コースで追加募集

 東日本大震災の復興支援と震災の記憶を未来に残していくことを目的に2013年度から開催している「ツール・ド・東北」。第7回となる今年の大会は、9月14日に関係者による視察ライドが2コース、一般サイクリストが走行するフリーライドやグループライド6コースが15日に行われる。今年は宮城県仙台市沿岸を通る東部復興道路を秋の開通に先駆けて特別に走行できる新コース「仙台発奥松島グループライド」を設け、計8コースで開催される。

「ツール・ド・東北2019」のコースマップ ©ツール・ド・東北

 「仙台発奥松島グループライド」は10人程度に分かれて走行するグループライド形式で、仙台市の河北新報前を出発する。その後東部復興道路を北上し、塩釜港から奥松島嵯峨渓まではチャーター船に自転車を積み込み、松島湾の雄大な景色を眺めながらクルージングを満喫。奥松島からは再び自転車に乗ってゴールの石巻専修大学までを目指す65kmのサイクリングルートだ。

 「気仙沼フォンド」は大会最長の210kmのコース。「南三陸フォンド」は南三陸町を縦断し、気仙沼市本吉町で折り返す健脚向けのルートだ。「北上フォンド」は景勝地・神割崎を折り返しとする100km。「女川・雄勝フォンド」は女川湾や雄勝湾の雄大な海の景色を横目にサイクリングする65kmのコース。「気仙沼ワンウェイフォンド」は気仙沼市内からゴールの石巻専修大を目指す100kmの道のりとなっている。

 新設コース以外のエントリーはすでに終了しているが、一部コースで追加募集を行う予定。詳細は5月28日に公式SNSおよび公式サイトで告知される。

「色々な想いも込めた」デザインジャージ

 発表会ではポール・スミスさん自らが手掛けた「ツール・ド・東北2019 オフィシャル・サイクルジャージ」が披露された。ツール・ド・東北のテーマカラーであるグリーンを基調に前面に6色で彩られたスポーツストライプが特徴。背面は東北地方のシルエットを配している。そのほか友好の証となる日本とイギリスの国旗がクロスした手描きの小さなフラッグ、“ツール・ド・東北に愛を込めて”の意味を表すスミスさんのサインとハートマークをデザイン。5月14日から「ポール・スミス」公式オンラインストアで700着限定で発売される。

「PS ポール・スミス」で使われる「スポーツストライプ」の構成色を縦ラインに組み合わせた大会オリジナルジャージ。限定700着 Photo: Kairi ISHIKAWA

 同ブランドが大会とコラボするのは3年連続で、スミスさんが大会趣旨に賛同する思いから、売り上げの一部は「ツール・ド・東北基金」に寄付されるという。ビデオレターで出演したスミスさんは「ジャージには私個人の色々な想いも込めた。大会のために制作した特別なジャージなので、ぜひ皆さんに着ていただけたら」とメッセージを寄せた。

トータルテンボスとパンサーが自転車対決

また今年は大会の目的に賛同し、大会に参加する「ツール・ド・東北フレンズ」として、「トータルテンボス」の2人が新たに加わり、壇上で9月14日の福島県南相馬市発の視察ライドを走ると発表された。

 2人が走る福島のライドは、復興の現状やサイクルツーリズムに関わる新しい道路、施設などを視察しながら走行するもの。福島県南相馬市から太平洋沿岸まで東に進んで県道260号を北上し、昨年7年ぶりに開通した松川浦大橋を経て、社殿が新しくなった山田神社などに立ち寄るという。ゴールは仙台市に設定され、距離は100km。プロサイクリストやパラサイクリスト、「ツール・ド・東北フレンズ」広報大使の道端カレンさんも走行する。

 トータルテンボスは当初、藤田憲右さんのみ参加予定だったが、相方の大村朋宏さんが「チャレンジしたい!」と申し出たことにより、コンビで長距離サイクリングに挑戦。「パンサー」の尾形貴弘さんは9月15日に一般サイクリストと共に走る。

自転車に乗るとお尻が痛くなるという話題に対し、「神経が切れるから大丈夫」と発言し、大村朋宏さん(写真左)のフルスイングを受けた藤田憲右さん(写真右) Photo: Kairi ISHIKAWA
下を向きながらペダルを漕ぐ藤田憲右さん(写真左)とは対照的に、ギアの重さに苦しい表情を見せる尾形貴弘さん(写真右)。中央では大村朋宏さん(左から2番目)と菅良太郎さん(右から2番目)が応援と実況を行う Photo: Kairi ISHIKAWA

 発表会では藤田さんと尾形さんがローラー台で30秒間にどのくらいの距離を走れるかの競争も披露された。大会を走った経験のある尾形さんは、ハンデとしてギアが一番重い状態でゲームスタート。黙々と漕ぐ藤田さんとは対照的に必死な形相でペダルを回す尾形さん。結果は藤田さんが297m、尾形さんは274mで藤田さんの勝利となった。

 藤田さんは「福島ライドで100km走る俺たち、マジ半端ねぇ」と、おなじみのノリで大会をPRした。

ツール・ド・東北2019

■開催日:2019年9月14日(土)、15(日)
【大会1日目(9月14日)】
実施コース:2コース(福島県南相馬市発、宮城県亘理町発)
※大会関係者による視察ライド
【大会2日目(9月15日)】
実施コース:6コース(気仙沼フォンド、南三陸フォンド、北上フォンド、女川・雄勝フォンド、気仙沼ワンウェイフォンド、奥松島グループライド)
■定員:2日間合計で3,700人
■会場:石巻専修大学、気仙沼市内、仙台市内
■コース・エントリー料(税込)
・気仙沼フォンド(210km)、18,360円
・南三陸フォンド(170km)、14,040円
・北上フォンド(100km)、10,800円
・女川・雄勝フォンド(65km)、8,640円
・気仙沼ワンウェイフォンド(100km)、11,880円
・奥松島グループライド(65km)、16,200円

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