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スポーツバイクで走り始める前に知っておきたい知識とは

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 スポーツバイクを手に入れて、いざサイクリング…とその前に、いくつか知っておきたい知識があります。どんなスポーツでも、正しく安全に楽しむためには、ルールを知ることが大切です。サイクリングのフィールドとなる場所の多くは、閉ざされていない公共のエリア。無限の可能性が広がっている一方で、さまざまなリスクもあります。

スポーツバイクを楽しむために、基本的なルールを知ろう Photo: Shusaku MATSUO

加害者になることも? 事故のリスク

 公道を走る場合に、最も大きなリスクは「事故」でしょう。クルマと衝突したり、自転車同士でぶつかったり、あるいは単独で滑って転んだりと、さまざまなケースが想定できますが、近年注目されているのは自転車が歩行者と衝突するケース、すなわち「自転車が加害者となるケース」です。事故時に自転車側の責任が刑事・民事ともに厳しく追及されることが増えており、死亡や重大な後遺障害を伴う場合、1億円近い賠償命令が出た事例もあります。

自転車を運転していて加害者になることも

 自動車の場合は、公道を走る際の保険加入が義務付けられていますが、自転車に関しても、保険加入を義務化する自治体が増えています。重要なのは「賠償責任保険」です。万が一の事故の際、自分が致命的なケガをすることは、ヘルメットの着用などの安全装備でかなり防げますが、相手が同じような意識でいるという保証はありません。保険はいわば、「人生のヘルメット」と言えるかもしれません。保険商品はさまざまなものがあり、けがをした際の傷害保険や、盗難保険、困ったときのロードサービスなど、自転車生活に役立つ内容になっていますが、何はさておき賠償責任の金額は最大限に高いものを選ぶことをおすすめします。

自転車のタイヤはパンクするもの!

 一般車(ママチャリ)で最も身近なトラブルは、「パンク」ではないでしょうか。これはスポーツバイクでも同じです。むしろ走りの軽さを求めて、軽量だったり細かったりするタイヤを使うスポーツバイクの場合、さらに身近になるかもしれません。

パンクのリスクを減らすため、週に1回は適正空気圧になるまで空気を入れよう Photo: Shusaku MATSUO

 パンクのリスクを減らすコツはいろいろありますが、一番効果的なのは「ちゃんとタイヤに空気を入れる」ことです。タイヤの空気は放っておくと徐々に抜けていきます。空気の抜けたタイヤで段差や石を踏んでしまうと、簡単にパンクをしてしまうのです。スポーツバイクのタイヤには、横の部分に適正な空気圧が書かれているので、定期的に、最悪でも週1回はポンプで空気を入れ直すようにしましょう。

車道右側通行は言語道断! 道路交通法について

 公道を走るのであれば、当然のことですが、道路交通法を守りましょう。とはいえ、長文で多岐にわたる道交法の全てを理解し尽くすことは、運転免許試験をパスしているはずのドライバーでも難しいのが現実です。そこで、まずこれだけは守りましょう、という4項目を以下に挙げます。

<1>道路は左側通行

 自転車ではあまり意識しない人が多いですが、日本の道路において自転車は左側通行です。車両が道路のどちら側を走るかは、最も基本レベルの約束事なので、これを破ると少なからず交通を混乱させますし、周囲の通行車両を危険に陥れます。右側通行ではなく「逆走」と呼んだ方が危なさが伝わるかもしれません。「次の角を右折するから、右側に寄って走ろう」といった走り方をする人は少なくありませんが、言語道断です。対向車は生きた心地がしないでしょう。

自転車のナビマーク上が敷かれている道も増えている Photo: Shusaku MATSUO

<2>自転車は車道が原則、歩道は例外

 自転車は車道通行が原則なので、できるだけ車道(もちろん左側)を走りましょう。道路のスペースが狭かったり、交通量が多かったりで、危険を感じる場合は歩道通行をしても大丈夫ですが、その際も「歩道は例外」であることを意識して、歩行者優先で速度を十分に落として通行しましょう。

<3>一時停止を守ろう

 「止まれ」の道路標識(看板)や道路標示(ペイント)がある場所では止まって安全確認してから進みましょう。一時停止となっているからには、それなりの理由が存在するのです。

一時停止は自転車も停止義務がある Photo: Shusaku MATSUO
自転車は基本的に車道の左側を走る Photo: Shusaku MATSUO

<4>信号を守ろう

赤信号は必ず守ろう Photo: Shusaku MATSUO

 「今はクルマが来ていないから大丈夫」と赤信号を渡ってしまう自転車は、一般車も含めて結構見かけます。安全確認をしていればその場は大丈夫かもしれませんが、日常的に信号無視をする癖が付いていると、何かの拍子に安全確認が漏れてしまい事故にあう可能性が高まります。そしてこちらの方が重要なのですが、信号無視をする自転車は、それを目撃した信号を守っている交通者(主に自動車のドライバー)から反感の目で見られます。反感を抱いたドライバーから、大小の怒りをぶつけられる可能性が高まるのです(幅寄せ、クラクションなど)。ルールを守ることで、周囲との余計な摩擦を減らして、気持ち良く走りましょう。

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