次戦はスペインのワールドツアー與那嶺恵理がツール・ド・ヨークシャー女子を総合46位完走 嵐の2日間に苦戦

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 アレ・チポッリーニの與那嶺恵理が5月3、4日のイギリスで開催されたツール・ド・ヨークシャー女子レース(UCI2.1)に出場し、第1ステージ48位、第2ステージ46位、2日間の総合46位で完走した。両日とも雨にたたられる厳しいレースとなり、チームの完走者は総合3位に入ったソラヤ・パラディン(イタリア)と、與那嶺の2人のみだった。

アルデンヌクラシックを終えてわずか中4日、イギリスでのステージレースに出場した與那嶺恵理 Photo: Anton Vos

 132kmで行われた第1ステージは大集団でのスプリント勝負になり、與那嶺も集団内でゴールした。一方第2ステージは、132kmの中に前半から5つの山岳ポイントが設けられ、集団はいくつにも分断される形となった。與那嶺はバイクトラブルもありつつ先頭集団でレースを展開していたが、中盤過ぎに脱落。先頭から6分41秒差でのゴールとなった。

 春のクラシックシーズン後半で思うように調子が上げられなかったという與那嶺。連戦が続いていたが、若干のインターバルを置き、次戦は5月22〜25日にスペインで開催されるUCI女子ワールドツアー「XXXII WWT Emakumeen Bira」となる。

 與那嶺のコメントは以下の通り。

 アルデンヌクラシックを終えるとワールドツアーはステージレースが増えてきます。リエージュのワールドツアーを終え、3日後にヨークシャーに飛びました。移動も旅も含めて、厳しいレースシーズンが続きます。

 レース結果はソラヤがGC(個人総合)で3位を獲得! 私は強烈なコースとあまりに強いトップ集団にボコボコにされ、凹んでおります。

 2日間のステージレース。両日とも嵐。冷たい前、強烈な風。今年の世界選手権と同じコースを使うヨークシャー。レーススピードで走ってみると、本当に強烈なコースでした。ずっとローリングが続き、勾配が15%を超える壁も多く、コーナーも先が見えず。ここで世界選手権か…怖いな…。

 チームの作戦は、第1ステージはクロイが残れば狙うが、ソラヤを皆で守ること。第2ステージではとにかく誰かは逃げに乗れ。そしてエリはソラヤの近くでフォローしてくれ。

スタート前にステージで紹介される與那嶺恵理らアレ・チポッリーニの選手たち。雨のレースで全員黒のレインウェア Photo: Anton Vos

 レースは、もうただただキツかった。それだけしか覚えていないぐらい疲れています。雨、寒さ、風に、ずっと耐えて、上って、下って、そして強烈なペース。疲れた。しか出てこない2日間のレースでした。チームで完走できたのはソラヤと私だけ。あまりにキツイレースです。

 そんな中、レースカレンダーはエースのソラヤも同じ。レースごとに、確実に彼女は表彰台に近づき、そして今日それを手に入れました! 本当に強い。

 私は、第1ステージはとにかく前方でフォローをしながら。寒くて震えながら走り続けました。そしてなんとかトラブル無く、最後の2kmぐらいまで仕事をしてゴール。チームは最後のスプリントの連携が上手く行かず、残念な結果に。

 今日の第2ステージでは逃げに乗るトライをし、仕事をしながら、バイクトラブルもあり、代車に変えてなんとかメイン集団へ戻りますが、あまりにコースが強烈で、中盤過ぎに耐えきれず先頭集団からドロップ。ソラヤのアシストが全くできず、申し訳ない気持ちでした。周りが速すぎて強すぎる。

 あとは集団で何とかゴールへ。たどり着く。まさにこの通り。周りの選手も顔は疲労で蒼白でした。

 そしてソラヤはマリアンヌと共に逃げ切りを決め3位を獲得! 本当に強く凄い! やっと手に入れた表彰台。彼女は近いうちに優勝すると感じます。私は最後まで残って仕事ができる自分の状態に早く戻りたいです。シーズン前半の「今年は走れる」その感覚をもう一度取り戻さないと。

 次のレースは、ワールドツアーのXXXII WWT Emakumeen Bira。4日間のステージレース。2週間の準備ができるので、休養をしっかり取り、頭を空っぽにして。その後乗り込みをしフィジカルの再構築を行います。

全てを力に変えて
與那嶺 恵理

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