パリ〜ルーベ2019でデビューピナレロが「ドグマFS」を発表 初の電子制御フルサス搭載のロードレーサー

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 イタリアのスポーツバイクブランド「PINARELLO」(ピナレロ)が、新しい電子制御アクティブサスペンションを前後に搭載したロードバイク「DOGMA FS」(ドグマFS)を、4月14日にフランスで開催されるUCIワールドツアーのレース「パリ〜ルーベ」で投入することを明らかにした。新しいサスペンションシステムにより、路面からの振動を平均で42%吸収できるという。発売時期、カラー、価格は現時点で未定。

ピナレロの新しいドグマFSが、パリ〜ルーベでデビュー © PINARELLO JAPAN

前後サスを電子制御で統合

 ピナレロはパリ〜ルーベのような石畳で荒れた路面でパフォーマンスを発揮するため、これまでリアのシートステーにサスペンションを搭載したモデルをリリースしてきた。2017年には世界初の電子制御アクティブサスペンションを搭載した「ドグマK10-S ディスク」が発売。そして今年、ついにフロントにもサスペンションを搭載したモデルが登場した。

前後に電子制御アクティブサスペンションを搭載 © PINARELLO JAPAN

 ドグマFSのフレームとフォークは、電子制御アクティブサスペンションと統合するため、完全に新しくデザインされた。新しいDSAS(DOGMA SMART ADAPTIVE SYSTEM)は、フロントとリアのサスペンションシステムを統合し、フレーム剛性を自動調整する。

シートチューブ内にセンサーを内蔵した制御用バッテリーパックを搭載。コントロールはダウンチューブに設けたインターフェイスで行う © PINARELLO JAPAN

 サスペンション制御アルゴリズムを実行するCPUは、ジャイロスコープや加速度計からデータを収集して道路の状態を識別。サスペンションの挙動を自動的に調整し、ロックやアンロックも制御することで、滑らかな路面では最大の剛性と走行性能を、でこぼこした路面ではトルクフルな走りを実現するため最大限のトラクションを確保する。ライダーインターフェイスにより、マニュアル操作で動作を制御することも可能だ。

 フロントサスペンションは金属製のコイルスプリングを中心としたシステムを採用。ダンピングは、サスペンションの状態を走行状況によってロックとアンロックを電子的に自動制御する。ロック状態では平滑なアスファルト路面で最高の剛性と動力伝達を可能にする。

トラベル量20mmのフロントサスペンション。コイルスプリングと油圧ダンパーを組み合わせている © PINARELLO JAPAN
リアサスペンションは、DOGMA K10-S eDSSで実績のある電子制御アクティブサスペンションシステム © PINARELLO JAPAN

 ピナレロのバイクを使用するUCIワールドチームの「チーム スカイ」は、パリ・ルーベの有名な石畳セクション「カルフール・ド・ラルブル」で、スタンダードなロードバイクとドグマFSを比較。その結果、ドグマFSは、標準的なロードバイクに対して2kmの石畳区間で15秒のタイム差を稼ぐことができたという。

■Pinarello Dogma FS
Carbon Torayca T1100 1K Dream Carbon with Nanoalloy Technology Asymmetric Frame
Fork ONDA with ForkFlapTM
Think2 System with E-LinkTM
ICRTM Internal Cable Routing
Drop in Bearing System 1” 1/4 – 1”1/2
Italian thread BB
Seatclamp TripleForce
3XAirTM two positions available for the second bottle Dogma Smart Adaptive System
FlatBack Profile
Max Tyre 700x28mm
4 sizes available: 530, 550, 560, 575

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