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スポーツ自転車のサイズ選びの基本 プロショップのアドバイスを受けるべき理由

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 スポーツ自転車を購入するとき、車種選びと同様、いえ、それ以上に大切なのがサイズ選びです。スポーツ自転車は体に合ったバイクを使うことで、一般車よりもはるかに楽に、また速く走ることができます。上級者はサドルなどの位置を、ミリ単位で調整して自分の走り方に合わせます。一方で体に合わないバイクに乗ってしまうと、体力を余計に消耗してしまうばかりか、うまく走れずに危険な場合もあります。ここではスポーツ自転車のサイズ選びの基本について説明します。

楽に、速く走るためにはミリ単位でフィットさせることが必要 Photo: Shusaku MATSUO

 いわゆるママチャリと呼ばれる一般車では、自転車のサイズは車輪の大きさで選ぶことが多いでしょう。大人であれば、小柄な人は24インチ、そうでなければ26インチ、背の高い男性であれば27インチ、といったところでしょうか。一方スポーツ自転車では、極端に小柄な人用を除いて、車種によって車輪の大きさはほぼ一定です。ロードバイクであれば27インチ(700C)、マウンテンバイクであれば27.5インチ(650B)や29インチが主流です。スポーツ自転車のサイズは車輪でなく、フレームの大きさで変化を付けることになります。

同じ車種でも多くのサイズが存在する Photo: Shusaku MATSUO

 フレームのサイズは、シートチューブ(サドルにつながるパイプ)の長さで表示される場合が多いです。ちなみにサイズの数値やS/M/Lなどの表示は、メーカーや車種によって計測ポイントや適応範囲が異なるので、サイズ名を見ただけでは適切なサイズは分かりません。カタログにはサイズに対応した身長の範囲が記されている場合が多いので、まず大まかなサイズ選びの目安にしましょう。しっかりサイズを選びたい場合は、バイクの寸法を見ていくことになります。

フレームサイズによってトップチューブ長が大きく変わる Photo: Shusaku MATSUO

 サイズ合わせでまず重視するのは、前後の長さ(トップ長)と、上下の長さ(シート高)です。それぞれハンドルの遠さ、サドルの高さにあたり、前後は胴と腕の長さ、上下は股下の長さで決まってきます。それぞれ微調整できますが、あくまで小さい範囲での調整にとどめるべき。スポーツ自転車は大きすぎても小さすぎても性能を発揮できません。特にロードバイクのサイズ選びはシビアです。通常より5センチ以上の位置調整が必要な場合、別のサイズを試してみた方がいいでしょう。

バイクフィッティングサービスも人気を博している Photo: Shusaku MATSUO

 初心者が最初にスポーツ自転車を購入する場合は、ショップで適切なサイズを計測してもらうのがおすすめです。というのも、初心者はスポーツ自転車の乗り方自体を理解していないことが多く、自分の感覚で選ぶと間違ったサイズ選びをしてしまう可能性が少なからずあるからです。専門店であれば自転車型の計測器などを使って、適切なフォームと習熟度に合わせたサイズ選びが可能です。

 近年はバイクのサイズ選びだけでなく、サドル位置など細かいセッティングまで行う、有料のフィッティングサービスも登場しています。1回数万円とやや高価ですが、脚の長さなどのサイズだけでなく、体の柔軟性や力が入るポイントなど細かく計測することで、よりオーナー本人に合わせたセッティングを導き出します。初心者はとかく“何が正しいのか”も分からないもの。乗り方の基準を作るために、フィッティングサービスの利用は有効です。

専門店にはフィッティング用にステムの各サイズが用意されている場合も Photo: Shusaku MATSUO

 一度適切なサイズが分かってしまえば、体力の増減によって多少の変化はあるものの、大きくその数値が変わることはありません。自分のポジションの数値を覚えておけば、次にバイクを購入する際にも比較的簡単に、適切なサイズを選ぶことができます。

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