新製品情報2019“斜めの衝撃”から脳を守る トレックから世界初「ウェーブセル」搭載のヘルメットが登場

  • 一覧

 トレック・ジャパンは、安全性を飛躍的に高めた新たな衝撃吸収技術「WaveCel」(ウェーブセル)を搭載したヘルメット2モデルを、トレックのアクセサリーブランド「Bontrager」(ボントレガー)から発売する。ウェーブセルは米APEXバイオメディカル社が手がけた技術で、トレックはその技術研究に初期段階から積極的に協力。同製品が世界で初めてウェーブセルを搭載した製品となる。

衝撃吸収技術「WaveCel」(ウェーブセル)を搭載したトレックのニューヘルメット ©TREK

軽度脳障害の発生率を大幅削減

 一般的なEPSフォーム(発泡スチロール)のヘルメットは、主に頭部に垂直にかかる衝撃を吸収し、頭蓋骨骨折を防ぐことを想定したもの。しかし実際にサイクリング中に転倒した場合、頭部が斜めの状態で地面に衝突し、回転やひねりの力によって脳が揺さぶられることで、脳震とうや後遺症につながる脳障害が発生する。こうした脳へのダメージの多くは頭蓋骨骨折を伴わず、頭蓋骨の内部で発生しているという。

頭部にかかる斜めの衝撃を吸収するウェーブセル ©TREK

 ウェーブセルは、こうした頭部にかかる“斜めの衝撃”を吸収する。衝撃を受けるとウェーブセルのレイヤーが独立して動き、セル構造が変形して潰れた後に横方向へ滑り、頭部にかかる衝撃を吸収する。ウェーブセルは一般的なサイクリングでの転倒を想定した実験(※)で、軽度の脳障害の発生を1.2%に抑えることに成功。同条件の実験で、従来のEPSフォームヘルメットでは軽度の脳障害の発生が58.2%、ウェーブセルと同じく斜めの衝撃を吸収するスリップライナー「MIPS」(ミップス)を搭載したヘルメットにおいても34.2%で、ウェーブセルは他製品と比べ、圧倒的なプロテクションパフォーマンスを提供する。

※標準的なEPSフォームのヘルメットとウェーブセルを取り付けた同一のヘルメットを秒速6.2m、斜め45度の衝突で生じるAISスコア2の怪我(脳震とう~軽度の脳障害)の発生確率を比較

秒速6.2m、斜め45度で生じる、AISスコア2(中程度)の脳障害の発生確率 ©TREK

 今回発売するウェーブセル搭載のヘルメットは、エアロダイナミクスや軽量性を重視したハイエンドモデルの「XXX(トリプルエックス)ウェーブセル ロード ヘルメット」と、日常的なサイクリングを目的としたミドルグレードモデル「スペクター ウェーブセル ロード ヘルメット」の2タイプをラインナップしている。

トリプルエックス ウェーブセル ロード ヘルメット(4月下旬入荷予定) ©TREK
スペクター ウェーブセル ロード ヘルメット ©TREK

■XXXウェーブセル ロード ヘルメット
サイズ:S/M、M/L
カラー:ブラック、ホワイト、レッド、ビジビリティイエロー、アズール、パープルフェイズ
税抜価格:31,481円

■スペクター ウェーブセル ロード ヘルメット
サイズ:M、L
カラー:ブラック、ホワイト、レッド、ビジビリティイエロー
税抜価格:19,444円

関連記事

この記事のタグ

トレック ヘルメット ボントレガー 新製品情報

  • 一覧

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

e-BIKE最新特集

スペシャル

自転車協会バナー

ソーシャルランキング

インプレッション

インプレッション一覧へ

連載