これまでは「りんりんロード」の一部区間のみ茨城県でタンデム自転車、4月1日公道走行解禁へ ベロタクシーも実現

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 茨城県内で4月1日から、2人乗りの「タンデム自転車」と乗客を人力で運ぶ「ベロタクシー」と呼ばれる3人乗り自転車の公道走行が県道路交通法施行細則の改正で実現する。県は視覚障害者による自転車利用の拡大や観光振興につなげたいとしている。

人力で乗客を運ぶ「ベロタクシー」に試乗する参加者ら‖日午後、水戸市の偕楽園公園「四季の原」(丸山将撮影)

 タンデム自転車はペダルとサドルが前後に並んでおり、健常者が前に乗れば視覚障害者もサイクリングを楽しむことができるのが特徴だ。ベロタクシーは運転席と後部座席が付いた三輪自転車で、自動車より小回りが利くため、小道の多い観光地などでの利用が期待されている。

 現行の細則では、タンデム自転車で走行できる県内の公道はサイクリングロード「つくば霞ケ浦りんりんロード」の一部区間のみで、ベロタクシーのような三輪自転車は公道走行が認められていない。細則の改正により、タンデム自転車は県内全域で公道走行が解禁され、ベロタクシーは有償による乗客運送の目的に限って公道を走らせることができる。

 3月22日には水戸市の偕楽園公園「四季の原」で両自転車の試乗会が開かれ、県議や県視覚障害者協会の関係者など約50人が参加した。専門家による乗り方の講習を受けた参加者らは、公園内に設けられた1周約1kmのルートを走行。

 タンデム自転車に試乗した同協会の坂場篤視(あつし)理事長(71)は「自転車に乗ったのは60年ぶりくらい。風を切って走る感覚が気持ちよかった」と語った。

 解禁をめぐっては、同協会や県観光物産協会などが昨年12月、大井川和彦知事や県警に要望書を提出していた。県は自転車を用いた観光振興「サイクルツーリズム」の拡大につながると考えており、今後も試乗会などの啓発活動を行っていくとしている。

産経ニュースより)

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