24日のビンダ杯に向け、コンディション上々與那嶺恵理がベルギークラシックを32位完走 チームメートの上位進出をアシスト

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 アレ・チポッリーニの與那嶺恵理が3月20日、ベルギーで開催されたUCI1クラスのワンデーレース「Danilith Nokere Koerse voor Dames」(ノケル・クルス女子)に出場し、チームメートのヴァンゲルフ・マロライン(オランダ)をアシスト。トップと同タイムの32位でゴールした。アシストを受けたマロラインは8位に入った。

石畳を走る與那嶺恵理(中央)。ビンダ杯に向けて調子を上げる Photo:Kyosuke TAKEI

 ノケル・クルス女子は、70年以上の歴史を誇るセミ・クラシックレース「ノケル・クルス」の女子レース版。ダインゼからノケルまでの121.6kmで争われた。

チーム紹介の様子 Photo: Kyosuke TAKEI

 ベルギークラシック3戦目となる與那嶺は、自身が上位を狙う、24日にイタリアで行われるワールドツアー「トロフェオ・アルフレード・ビンダ」(ビンダ杯)に向けて、落車をしないように気を配りながら、コンディションを上げることを意識して出走した。

 レースが進むにつれ、調子を上げた與那嶺は常に集団前方でレースを展開。何度が逃げ集団に加わるも決定打とならず、一塊のまま最終周回へ。チームメートのヴァンゲルフ・マロライン(オランダ)をゴールから400m手前、3番手の位置まで牽引し、34人の先頭集団内でゴール。32位に入った。アシストを受けたマロラインは、粘りの走りを見せ、8位に入ってUCIポイントを獲得した。

與那嶺のコメント

 ベルギークラシック3戦目。UCI1.1という事で様々なチームが混在します。とにかく落車しないように、日曜日のワールドツアー、ビンダ杯に向けてコンディションを上げることを意識しました。

 チームの作戦は特になし。なので、皆が鼻息荒くUCIポイントを狙っていきます。前日のミーティングでは、皆から「エリ、山岳賞狙うか?」と言われたのですが、試走した段階で、賞を獲得するにはパワーと体重が相当必要だということを理解していたので、断りました。

 レース当日の天気は雨のない薄曇り。今週は天気が悪く、ずっとズイフトでのトレーニングだったため、外を走る喜びを感じながらスタート。この日のバイクセッティングを少し書くと、タイヤは28Cで、空気圧は5.0bar。ギア比は前52×36、後ろは11-29を使いました。

フランドル一周レースのコースも一部含まれるレースを走る與那嶺恵理(右) Photo: Kyosuke TAKEI

 選手たちは皆、鼻息荒くレースを展開。しかし少し危なすぎるので途中で怒ってしまいました。10kmほど郊外を走り、(ツール・ド)フランダースのコースを一部含むメインの周回コースへ。石畳が待ち構える上りをぐるぐると7周回しました。

 周回を走るごとに徐々に身体も動き始め、しっかりと前方をキープ。何度か逃げに乗るのですが、どうしても集団が割れません。石畳はそれなりにキツイのですが、上りが短いのが原因でしょうか。そんなコースでもしっかりコンディションを上げるために展開は続けていきます。

 終盤に向け徐々に人数を減らすプロトン。最終回のゴール手前1kmの下りを終えると、チームメイトのマロラインが残っていることに気が付きました。チームはスプリントの掛かる彼女で勝負することをオーダー。

ラストまで先頭集団で展開 Photo: Kyosuke TAKEI

 彼女の位置取りをしながら、最後の上り口ゴール手前400mまで3番手で突入し、アシストを無事終えると、あとは30名ほどの先頭集団で安全にゴールしました。

 エースを務めたマロラインは、上り石畳のスプリントで粘って8位。どうにかUCIポイントを獲得できたため、チームとしても及第点の結果です。ゴール後、マロラインは大喜びで「Goooood Job Eri!!!」 と言ってハグをしてくれました。良かった良かった。

 けが無くレースを終えた上にコンディションも上々。次のレースは今週の24日に行われるイタリアワールドツアー「ビンダ杯」となります。獲得標高は2400mと、ワルードツアーではもっとも上るレースの一つですが、上位を狙っていきます。

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UCI女子ワールドツアー 女子ロードレース 與那嶺恵理

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