パーツ・アイテムインプレッション2019スマホアプリとの相性抜群 充実のナビ機能を持つレザイン「MEGA XL GPS」をレビュー

by 松尾修作 / Shusaku MATSUO
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 レザインのGPS付きサイクルコンピューター「MEGA XL GPS」のインプレッションを行った。スマホアプリとの連携を強化したモデルで、ナビゲーション機能が大幅に進化。約2000km使用したレビューをお届けする。

スマホアプリとの連携、ナビ機能に優れたレザイン「MEGA XL GPS」 Photo: Kairi ISHIKAWA

オフラインでもマップを表示可能

 MEGA XL GPSはスマートフォンアプリでほぼ全てのセッティングが完結する特徴を持っている。アプリ「GPS Ally v2」をダウンロードし、MEGA XL GPS本体と接続するとライドの記録やデバイスの設定ができる。ライドが終了したらスマホを介し、外部ツールの「ストラバ」にもサクサクとワンストップでアップロードできるのも嬉しいポイント。

アプリ上で最適なルートを検索し、デバイスへと送信する Photo: Shusaku MATSUO

 ここまでは他のサイクルコンピューターでも実現できる機能だが、MEGA XL GPSの優れているのはナビゲーション機能だ。アプリでナビゲーション項目を立ち上げると、表示されるのは「Google Map」。グーグルのAPI(アプリケーションプログラミングインタフェース)を用いており、タップとピンチ操作で直感的にズームイン/アウトが可能だ。目的地はピンを指定するか、検索窓からサーチでき、距離のほか大まかな高低差を瞬時に表示してくれる。

 MEGA XL GPSにはオフライン状態でも表示できる地図を入れることも可能。走る範囲のマップをダウンロードし、スマホやPC接続でデバイス本体に送ることができる。なお、スマホとデバイスはBluetoothで接続しているため、地図データの送信は、やや時間がかかることもある(ほぼ10分以内に終わったが)。大きなデータを送りたいときはPC接続がおすすめだ。

ライドの記録は日付ごとにまとめられる Photo: Shusaku MATSUO
ライドの詳細もシンプルでわかりやすい表示 Photo: Shusaku MATSUO

 話はナビ機能に戻るが、ルートをスマホからデバイスに入れると、分岐点の手前から曲がる方向を画面上で示してくれる。「あと何m」と表示があるので、余裕を持って進路変更できると感じた。また、あらかじめ地図データをデバイスに備えておくと、デバイスの画面上で地図とともにルートラインが示されており、ストレスなく目的地へと向かうことができた。レスポンスやGPSの精度も悪くない。ルート案内中でも修正できる点も素晴らしい。

進むべきルートを矢印が示す Photo: Shusaku MATSUO
誘導は距離と矢印で示され、交差点の情報も表示される Photo: Shusaku MATSUO

週一の充電でOK

 GPS搭載のサイクルコンピューターで憂慮するのがバッテリーの持ちだが、公称“最長48時間”と謳うバッテリーは伊達ではなかった。ほぼ毎日、1週間ライドしてもバッテリー残量はゼロにはならない。このとき、ナビゲーション機能は使っていないが、GPS機能は常にオンであった。ライド中にバッテリーが切れると、目的地前でも引き返したくなる衝動と悔しさに駆られるが、そのストレスが無いという安心感は唯一無二だろう。

設定はスマホ側から簡単に行える Photo: Kairi ISHIKAWA

 特徴の一つに2.7インチの大型ディスプレイを採用していることも挙げられる。スピードやケイデンス、パワーなど表示させたい項目が多岐にわたるほど画面分割すると表示が小さくなりがちだが、最多の9分割にしてもくっきりと数字を読み取ることができる。表示項目はスマホから簡単かつ直感的に変更できるのもポイント。なお、夜間でもバックライトがあるので視認性は保ったままだ。ディスプレイ表示を縦設定、横設定と選べる機能もあり、個人的には横表示がとても気に入っている。

電話の着信やメッセージも表示 Photo: Shusaku MATSUO

 本体の操作は4つのボタンから行うが、使いこなすのにやや時間がかかった。特に横表示にしている分、ボタン配置と役割が混乱することがままあった。まぁこれは慣れの範疇だろう。ボタンのクリック感はあるがやや硬め。強く押し込む必要がある。マウントはレザイン専用のものとなり、押し込みながら捻って装着する。本体セットにはハンドル上に固定するマウントが付属するが、筆者はアーム型の別売りマウントを購入した。

最大表示項目は9つで、各項目はスマホから直感的に変更可能 Photo: Shusaku MATSUO

 総評として、走りを重視したいライダーと、ポタリングやツーリングを楽しみたい両方の層が満足する機能が詰まったサイクルコンピューターだと感じた。税抜2万4000円と手が届きやすい価格ながら、使いこなせないほどの機能があるので十分なスペックだと言えるだろう。国内正規販売品には2年間という長期の保証が付いているので安心度を高めてくれる。

■レザイン「MEGA XL GPS」
税抜価格:24,000円
稼働時間:48時間
メモリー:800時間
カラー:ブラック(通常色)、イエロー、ピンク(リミテッドエディション)
ディスプレイ:40x400px 2.7インチのモノクロ高精細度ディスプレー
防水性能:IPX7規格
重量:83g

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