ベルギーのセミクラシックを連戦與那嶺恵理がヨーロッパ今季初戦を2位グループの30位でゴール 好走に「あと一歩」

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一時は先頭の小集団にも入った與那嶺恵理 Photo: Kyosuke TAKEI

 アレ・チポッリーニの與那嶺恵理が3月2日、今季ヨーロッパ初戦となるベルギーでのワンデーレース「オンループ・ヘット・ニュースブラッド・フラウエン」(UCI1.1)に出場し、2位グループの30位でゴールした。

 フランドルクラシックの開幕を告げるオンループは、男子はUCIワールドツアーで行われるセミクラシックレース。ロンド・ファン・フラーンデレンで知られる石畳の急坂「カペルミュール」も登場する、ベルギークラシックらしい厳しいレイアウトだ。
 
 今季に賭ける與那嶺は、昨年に比べて3kg絞ってシーズンイン。チームはクロエ・ホスキング(オーストラリア)をエースにレースへ臨んだ。與那嶺はエースを守りながら、自身も先頭集団で展開。後半には15人ほどに絞り込まれた先頭グループに入るなど好調な走りを見せた。

昨年より3kgダイエットしたという與那嶺恵理。白赤の日本チャンピオンジャージが映える Photo: Kyosuke TAKEI

 チームは優勝を逃したが、與那嶺は最後まで集団内で仕事をこなしながらゴール。ヨーロッパ初戦で「あと一歩」という、手応えを感じる走りを見せた。與那嶺は翌3日のレース「オンループ・ファン・ヘット・ハヘラント」にも出場する。

 與那嶺のリポートは以下の通り。

 ヨーロッパシーズンが始まりました!

 初戦、フランダースクラシックシリーズ、オンループ。カペルミュールを登ります。石畳、短く鋭い上り坂、細い道、そして観客の熱狂。今シーズンが始まったと実感しました。

 今回、フルサイズでの動画が見られます。レースライブ動画はこちらからどうぞ。1時間半すぎからレースが始まります。

ヨーロッパ今季初戦となった Photo: Kyosuke TAKEI

 チームはクロエを軸に戦いを組み立てました。スタートから激しく出入りが掛かり、路面からの振動もきつく、最初は少しきついかなと感じました。そうでした今、女子のプロトンは緩まず、速いのです。男子に追いついてしまうため、レース開始1時間後、10分ほどのニュートラル休憩がありました。

 石畳をこなし、上りをこなし、中盤以降はしっかりと身体が動き始めました。昨年と比べて3kgのダイエットの効果は大きく、ミッチェルトンのアナミエック、ボーエルのバラック、アンナの攻撃にも反応が出来ます。

 クロエの位置をフォローしながら石畳の厳しいセクションでも先頭で通過ができました。そして上りでもしっかりと反応ができ、チームが後手に回らないようにアタックのチェックに入ります。

 カペルミュールに向かう最後のセクションでは15人ほどの先頭集団に乗り、このままセレクションを越えればと考えましたが、後方も全力で追走し、カペルミュール直前で吸収。

 ここまで元気よく動けたのですが、クラシックレースは補給を取るタイミングが非常に少なく(常にレースが動いているので取るのが大変なのです)、カペルミュールに至る上りで少しエネルギー切れを感じ、優勝候補の動きには反応ができず。上りでしっかり走れただけに勿体無い。武井コーチと決めていた補給頻度は改善しなければです。

 7人の先頭集団に対し、私達のALEはクロエも乗れず、仕事の時間。ゴールに向けて追走ローテーションを行い、なんとかキャッチアップ。流石に私は力尽きました。そのままゴールへなだれ込み、2位集団でゴール。クラシック、オンループで2位集団でゴール。うーん。あと一歩です。

 ヨーロッパシーズン初戦、オフトレーニングの効果をしっかり感じ、昨年と比べて遥かに走れる自分がいました。ダイエットを継続して行い、筋力トレーニングも継続した効果を感じます。補給の頻度と武井コーチから言われた「動きすぎる」これを改善し、今年は結果を出したいです。そして手応えも感じています。

 明日は本当はレースはセレクションを断っていたのですがチームに緊急事態があり、ベルギークラシックUCI1.1の連戦です

全てを力に変えて
與那嶺 恵理

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