ロングライドの途中休憩にも埼玉・越谷市「サイクルカフェ」立ち寄って 名所巡りなどへ10店舗登録

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 埼玉県・越谷市観光協会は市内の平らな地形を生かし、地元の自転車メーカーなどと連携した新事業「こしがやサイクルカフェ」を2月から始めた。サイクリング愛好家らが情報入手や休憩の場に利用できるもので、カフェ10店舗を「登録カフェ」として整備した。同協会は「日常の中にある自転車とコーヒーの相性の良さを生かし、市内の名所を気軽に巡ってほしい」と期待を寄せている。(大楽和範)

 登録カフェは、自転車メーカー「ホダカ」(同市流通団地)の社員や県立越谷総合技術高校の生徒、同協会が主催したスポーツサイクル講習会の参加者らの中から、特にカフェが好きな人たちが市内のカフェ約20店舗を推薦。その後、同協会などが絞り込み10店舗を選定した。

 登録カフェの一つ、「カフェ バナーノ」(同市新越谷)の尾崎尚孝店長は「登録カフェのお話があったときは市内にカフェが多くある中、選んでもらってとてもありがたかった」と振り返る。サイクルカフェとしての利用はまだ少ないようだが、「これから暖かくなるので多くの方に知ってもらって、取り込みを図りたい」と意気込む。

スポーツサイクルが停められるラックを整備した登録カフェ (越谷市観光協会提供)

 登録カフェになると、同協会から登録カフェを示す「タペストリー」のほか、スタンドが付いていないため自立できないスポーツサイクル向けに、サドルを掛けて駐輪するラックや修理工具、空気入れなどの備品が貸し出される。ラックには4~5台が駐輪できる。同協会は備品の購入に50万円を拠出した。

 また、同協会は70万円をかけて、推薦者が自らモデルとして登場し、市内の観光名所とサイクルカフェを巡るための4つのコースを紹介した冊子を5000部作成。登録カフェなどで配布する。オンライン上でコースを共有するアプリ「ルートラボ」とも連携した。

 同協会は「市内の名所を巡る人たちだけでなく、スポーツサイクルで筑波山や秩父など遠方に行くサイクリング愛好家にも使ってもらえる冊子にした。行き帰りの休憩に立ち寄ってもらえれば」と話している。

 今後は登録カフェの数を段階的に増やし、インフルエンサー(世間に対する影響力が大きい行動を起こす人)を活用した動画制作や、SNSでのプロモーションを行っていくという。

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