ガイドの田代恭崇さん監修里山の魅力が詰まった千葉・四街道エリア アプリ「ツール・ド」搭載コースを紹介

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 都心の喧騒から車で約1時間の場所にある千葉・四街道エリア。道から一歩逸れると里山ののどかな風景が溢れ、時に厳しいアップダウンがサイクリストを迎えてくれる。今回は、一押しサイクリングコース共有アプリ「ツール・ド」を使いながら大学生の武内直人さんが挑んだチャレンジングなコースリポートをお届けする。

小湊鉄道の単線を跨ぎ、房総半島の中央部へ Photo: Shusaku MATSUO

中上級者向けなレベル設定

 「房総 里山ロングライド110km 千葉四街道市原編」と名付けられたコースを作ったのは、元ロードレース競技全日本王者の田代恭崇さんだ。現在はサイクリングガイドとして活躍する一方で、サイクリングの楽しみを普及すべく、全国でサイクリングコースの作成を続けている。サイクリングガイドの厳しい目で選定されたコースは定評があり、ユーザーが安全かつレベル別に満足するものが提供されている。

四街道総合公園が出発地点 Photo: Shusaku MATSUO

 今回のコースは千葉市、四街道市、市原市を跨ぐ全110.4kmのコース。里山の自然やアップダウンを体感する中上級者向きのコースだ。スタート地点から南下して高滝湖を折り返し、別ルートを北上して出発点へと戻る房総半島の中心部を縦断するコースプロフィールとなっている。

スタートしてすぐにサイクリングロードが出現 Photo: Shusaku MATSUO
車通りが少ない脇道へと入る Photo: Shusaku MATSUO

 スタート地点に設定された四街道総合公園は、200台以上駐車可能な広々とした駐車場を擁する施設。車から自転車を降ろしたり、着替えなどの準備をするにも十分なスペースが確保できる。武内さんは「ツール・ド」を起動させ、コースの概要を確認。ルートナビを同時に立ち上げ、バイク上のスマホホルダーへとセットし、里山のロングライドへと出発した。

「ツール・ド」のスタート画面 ©ルーツ・スポーツ・ジャパン
マップを見ながら走行できる ©ルーツ・スポーツ・ジャパン

 国道からほど近く、車通りが激しい四街道総合公園を離れて間もなくあたりの雰囲気は一変。新興住宅地が続いたかと思うと、自転車でも走りやすいのどかな風景が広がるエリアへと入る。サイクリングロードの看板に沿って進むと、「泉自然公園」まで導かれ、ここが最初のご当地スポット。池や林に囲まれた自然豊かな公園だ。

コース内にはチャレンジングな上りも登場 Photo: Shusaku MATSUO
冒険心をくすぐられる林道を行く Photo: Shusaku MATSUO
里山らしい牧歌的な風景が続く Photo: Shusaku MATSUO

ロケの名所の無人駅も

 次のチェックポイントは16.2km先。そこまで向かう途中には、いよいよコースの厳しさも顔を覗かせ始める。斜度10%を超える上り坂と、見晴らしが良い下り坂が交互に登場し、乗り手を試しながらも飽きさせないレイアウトが続く。開けたポイントに現れるのがご当地スポットの「長柄ダム」だ。貯水エリアの眺めもさることながら、水が流れ落ちる底までの落差はダイナミックで見ごたえ充分だ。

ご当地スポットの一つ「長柄ダム」 Photo: Shusaku MATSUO
CMやドラマの名シーンでたびたび登場する「上総鶴舞駅」 Photo: Shusaku MATSUO

 ここから先、房総半島の中央へ向かうとさらに牧歌的な風景が続く。信号はとても少なく、バイクが止まることはなかった。長柄ダムから18.7km地点に到達すると、次のご当地ポイント「上総鶴舞駅」に着いた。この駅は数々のテレビCMや映画のロケ地で使用された風情溢れる無人駅。“インスタ映え”度は群を抜いているので、是非写真撮影したいポイントだ。駅舎を見学した後、先にあるご当地スポットへと向けて進んだ。

スポットに近づくとチェックインできる ©ルーツ・スポーツ・ジャパン
ご当地スポットではバッジをゲット ©ルーツ・スポーツ・ジャパン

 時計の針は正午を過ぎたころ。そろそろお腹を満たしたいと思う時間帯に、次のスポットであり蕎麦店の「功徳庵更科」にたどり着く。また、すぐそばにあるスポット「高滝湖」を越えると、その先のスポット「PIZZERIA BOSSO」も近い。和食、洋食どちらでも好きなグルメを堪能することができる。

鴨そばが人気の「功徳庵更科」 Photo: Shusaku MATSUO
湖畔に構えた「PIZZERIA BOSSO」でイタリアンランチ Photo: Shusaku MATSUO

千葉の食材を使った地元グルメを堪能

 今回、武内さんが選んだのは窯焼きピザが名物の「PIZZERIA BOSSO」。湖畔を望む開放的なスペースに立ち、千葉県産の食材をふんだんに使ったイタリアンを味わえる。菜の花、ピーナッツ、イワシに生ハムと海も山も食材が豊富なのも千葉県の特徴だ。

地元の食材をふんだんに使ったメニューが自慢 Photo: Shusaku MATSUO

 満腹になっても脚試しは続く。岩肌を切り抜いたトンネルや、人通りの少ない林道を行く様はまさにアドベンチャー。厳しい上りも相まって、体力を削っていく。ようやく高台までたどり着くと、8番目のチェックインスポット「長生き展望台」にたどり着く。房総半島を一望でき、九十九里浜まで見渡せることができる絶景スポットだ。

自然を生かしたトンネルも出現 Photo: Shusaku MATSUO
厳しい上りを終えたあとは「長生き展望台」で里山の風景を一望 Photo: Shusaku MATSUO
アプリで写真を撮ると距離や場所を表記できる※写真は一例 ©ルーツ・スポーツ・ジャパン

 一気に下りを駆け降りるとコースも終盤。新興住宅地を抜け、縫うように小道を繋いでいくと最後の立ち寄りスポット「富田さとにわ耕園」へと到着する。休憩ポイントで一息つくと、もうゴールは目の前だ。約12kmするとスタート地点の四街道総合公園へとフィニッシュとなる。

自然から新興住宅地を抜けるとフィニッシュまではあと一息 Photo: Shusaku MATSUO
富田さとには耕園で一休み Photo: Shusaku MATSUO

 ここまでで走行距離は110km、獲得標高は1084mとなかなかハードなコースレイアウト。田代さんが制作したコースは積極的に車を避けるルートを通り、時には「こんなに細い道も通るの!?」と驚くほど。

四街道総合公園にゴール! Photo: Shusaku MATSUO
完走するとアプリ内で特別バッジをゲット ©ルーツ・スポーツ・ジャパン

 しかし、それもまた挑戦し甲斐があり、なおかつ安全に楽しめるもの。千葉・四街道エリアには充実の里山コースが広がっていた。走り慣れた道だけでなく、アプリ「ツール・ド」を頼りに、まだ見ぬ地を走破してみてはいかがだろうか。

▼本コースの詳細はこちらからチェック

◇         ◇

 アプリ「ツール・ド」は、ルーツ・スポーツ・ジャパンが提供するスマートフォン向け無料アプリ。全国のサイクリングコースが搭載されており、位置情報を駆使したナビゲーション機能も備えられている。コースにはそれぞれ、ご当地スポットが設定。スポットの到着し“チェックイン”を行い、自分のペースでスタンプラリー感覚のように回ることが可能となる。ご当地スポットには、その土地のモニュメント、観光地、グルメスポットなど押さえておきたい地点で設定。「ツール・ド」のコースを走れば、その土地の魅力全てを肌で感じながら抑えられる優れモノだ。

(提供:ルーツ・スポーツ・ジャパン)

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