ツアー・オブ・オマーン2019 第1ステージクリストフがオマーン初日のスプリンター対決を制す 新城幸也は同タイムの48位ゴール

by 米山一輝 / Ikki YONEYAMA
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 中東オマーンを舞台にしたステージレース「ツアー・オブ・オマーン」(UCIアジアツアー2.HC)が2月16日に開幕し、第1ステージは大集団でのスプリントをアレクサンドル・クリストフ(ノルウェー、UAE・チームエミレーツ)が制して今季初勝利を挙げ、初日のリーダージャージに袖を通した。日本からは新城幸也(バーレーン・メリダ)が出場し、トップとタイム差なしの区間48位でゴールしている。

アレクサンドル・クリストフ(ノルウェー、UAE・チームエミレーツ)が大集団スプリントを制して今季初勝利 Photo: Yuzuru SUNADA

 今年で第10回を迎えたツアー・オブ・オマーン。アジアツアーとしての開催だが、出場チームはほぼヨーロッパから招聘され、ヨーロッパシーズン開幕前のレースとして定着している。今大会は全6ステージ、総距離906kmで争われる。UCIワールドチームが7チーム、同プロコンチネンタルチームが11チームの、全18チームが出場。126選手がスタートラインに並んだ。

スタート前に浜辺で写真撮影するバーレーン・メリダ。新城幸也が中央に収まる Photo: Yuzuru SUNADA

 初日はサワディ・ビーチからソハール・コーニッシュに至る138.5km。コースは平坦路を海沿いにひたすら走る。全体としてはアップダウンコースの多いオマーンだが、この日は完全にピュアスプリンターのためのステージだ。

 レースはスタート直後に4人の逃げが決まった。ミヒャエル・シェアー(スイス、CCCチーム)とプロコン所属の3選手による逃げグループは、早々にメイン集団から約2分のタイム差を得て、協調体制を取りつつゴールを目指した。タイム差が約3分になったところで、メイン集団ではスプリンターを擁するチームがコントロールを開始。海沿いの風にあおられる中、UAE・チームエミレーツの攻撃によりメイン集団は一時分割されたものの、再び一つの大集団に戻って逃げグループを追い詰めた。

追い風の中での集団スプリント。右のコカールが追い込んで2位を取った Photo: Yuzuru SUNADA
赤い個人総合リーダージャージに袖を通したクリストフ Photo: Yuzuru SUNADA

 残り30kmで逃げとメイン集団の差は2分強。逃げ切りの可能性も浮かんだが、結局逃げは残り5kmを前に吸収された。最後は長い直線でのスプリントを、チームメートの絶妙なリードアウトを受けたクリストフが制した。

 続く第2ステージは156.5kmで行われる。4つの山岳ポイントが設けられ、いずれも距離は短いものの平均勾配が10%近くあり、最後の山岳ポイントはゴール5kmに設定。残り5kmを下ってのゴールとなり、先頭ではタイム差が生まれる可能性もある。終盤の攻防が見ものだ。

第1ステージ結果
1 アレクサンドル・クリストフ(ノルウェー、UAE・チームエミレーツ) 2時間54分50秒
2 ブライアン・コカール(フランス、ヴィタルコンセプト・B&Bホテルス) +0秒
3 ナセル・ブアニ(フランス、コフィディス ソルシオンクレディ)
4 ジャコモ・ニッツォーロ(イタリア、ディメンションデータ)
5 ニッコロ・ボニファツィオ(イタリア、ディレクトエネルジー)
6 ミケル・アリスティ(スペイン、エウスカディ・ムリアス)
7 ボーイ・ファンポッペル(オランダ、ルームポット・シャルル)
8 ダヴィデ・バレリーニ(イタリア、アスタナ プロチーム)
9 アモリ・カピオット(ベルギー、スポートフラーンデレン・バロワーズ)
10 エミルス・リエピンス(ラトビア、ワロニー・ブリュッセル)
48 新城幸也(日本、バーレーン・メリダ)

個人総合
1 アレクサンドル・クリストフ(ノルウェー、UAE・チームエミレーツ) 2時間54分40秒
2 ブライアン・コカール(フランス、ヴィタルコンセプト・B&Bホテルス) +4秒
3 ミヒャエル・シェアー(スイス、CCCチーム) +5秒
4 ナセル・ブアニ(フランス、コフィディス ソルシオンクレディ) +6秒
5 ジャコモ・ニッツォーロ(イタリア、ディメンションデータ) +10秒
6 ニッコロ・ボニファツィオ(イタリア、ディレクトエネルジー)
7 ミケル・アリスティ(スペイン、エウスカディ・ムリアス)
8 ボーイ・ファンポッペル(オランダ、ルームポット・シャルル)
9 ダヴィデ・バレリーニ(イタリア、アスタナ プロチーム)
10 アモリ・カピオット(ベルギー、スポートフラーンデレン・バロワーズ)
49 新城幸也(日本、バーレーン・メリダ)

ポイント賞
1 アレクサンドル・クリストフ(ノルウェー、UAE・チームエミレーツ) 15 pts
2 ブライアン・コカール(フランス、ヴィタルコンセプト・B&Bホテルス) 12 pts
3 ナセル・ブアニ(フランス、コフィディス ソルシオンクレディ) 9 pts

新人賞
1 ダヴィデ・バレリーニ(イタリア、アスタナ プロチーム) 2時間54分50秒
2 ライアン・ギボンズ(南アフリカ、ディメンションデータ) +0秒
3 ピエールアンドレ・コーテ(カナダ、ラリー・UHC)

チーム総合
1 アスタナ プロチーム 8時間44分30秒
2 UAE・チームエミレーツ +0秒
3 ディメンションデータ

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