新製品情報2019スラムがリア12速対応の新型無線電動変速コンポ「RED eTAP AXS」を発売

by 米山一輝 / Ikki YONEYAMA
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 SRAM(スラム)がリア12段変速に対応した、新型無線電動変速ロードコンポーネント「RED eTAP AXS」(レッド・イータップ・アクセス)を発表した。リア12速は電動変速専用となり、スプロケットの10T化によるギヤ構成の変更を始め、スマートフォンでのアクセス機能、ダイレクトマウントのフロントギヤ、新形状のフラットトップチェーンなど、意欲的な新技術を多数投入した。発表と同時にデリバリーを開始。完成車メーカーも順次、新型搭載モデルを発売するという。

スラムがリア12速対応の新型RED eTAP AXSを発表 Photo: Ikki YONEYAMA

 新型RED eTAP AXSは、昨年11月に行われた「さいたまクリテリウム」で実機が目撃され、注目の的となっていた。今年に入り、オーストラリアで1月に行われたUCIワールドツアー開幕戦、ツアー・ダウンアンダーでは、スラムのコンポーネントを使うトレック・セガフレードらがレースバイクに採用。メーカーからの正式発表が待たれていた。

 衝撃的な無線電動変速を実現した初代RED eTAPから3年、2代目に当たるRED eTAP AXSは、同じく無線変速を採用しつつ、コンポーネントの根幹となるメカニカル部分に新規格・新技術を採用し、グループセット内での互換性向上と構成のシンプル化が図られた。

チェーンリングはダイレクトマウント構造を採用 Photo: Ikki YONEYAMA

 リアスプロケットの最少ギヤを従来の11Tから10Tと小さくすることで、ギヤ比を保ちつつフロントもコンパクト化。ギヤがインナー・アウターが一体化構造のダイレクトマウント化されたクランクは、幅広いBB規格に対応するDUB(Durable Unified Bottom bracket)の採用も相まって、1種類のクランクで幅広いギヤ構成、また現行流通するほとんどのBBに対応する。フロントギヤは新型パワーメーター「DZero」を搭載したモデルも用意される。

リアディレイラーのプーリーケージ取付け部はダンパーを搭載。チェーンの暴れを抑える Photo: Ikki YONEYAMA

 「AXS」(アクセス)の称号の通り、変速コンポーネントにはiOSまたはAndroidのスマートフォンアプリを使い、Bluetoothでアクセスができる。バッテリーチェックや、シフトモードや変速ボタンの設定変更などが可能だ。

 コンポーネントはディスクブレーキ用、リムブレーキ用がともにラインナップされる。標準的なフロントダブル構成の場合のフルセット(シフター、FD、RD、バッテリー、クランク、カセット、チェーン、ブレーキセット)で、ディスクブレーキで47万4400円、リムブレーキで45万1500円となる。パワーメーター搭載版はそれぞれ7万3300円増(価格はいずれも税込み)。

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