観戦リポート①初心者でも楽しめる理由福田萌子さんが見た「ツアー・ダウンアンダー」 最高潮のアデレードを楽しみ尽くすポイントを紹介

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 モデルでサイクリストの福田萌子さんが、1月16日から20日までオーストラリアで開催されたUCI(国際自転車競技連合)ワールドツアー「ツアー・ダウンアンダー」(TDU)を観戦しました。日本からのアクセスも良く、観戦しやすいとして人気が上昇しているレースを2回に分け福田さんのリポートでお届けします。第1回目は、レースを盛り上げるアデレードの町の様子と、楽しみ方を細かく紹介してくれました。

UCIワールドツアー「ツアー・ダウンアンダー」を初観戦してきました Photo: Moeko FUKUDA

TDU一色に染まるアデレードの街

 UCIワールドツアー開幕戦『ツアー・ダウンアンダー』の観戦にオーストラリアのアデレードまで行って来ました。日本からアデレードへは直行便がないので、ケアンズかシドニー、メルボルンでの乗り換えとなります。

メルボルンからアデレードまでのアクセスも良く、レースは町の中心地を拠点に開催されています Photo: Moeko FUKUDA

 帰りに、全豪オープンテニスも観戦する予定だったので、開催地のメルボルンまでの往復チケットを購入し、そこからアデレードまでの航空券を別で買いました。カンタス航空とジェットスターで1時間〜2時間おきにアデレード行きの便が飛んでいるので乗り継ぎもとても便利です。アデレードに着いたらホテルへチェックイン。荷物もあったのでタクシーを使いましたが空港と市内は近く車で20分、料金も60オーストラリアドル(約4700円)ぐらいでした。

各メーカーブースが軒を連ねていました Photo: Moeko FUKUDA
応援用のフラッグを製作できるブースも Photo: Moeko FUKUDA
会場のヴィレッジではリラックスしながらレースを観戦できます Photo: Moeko FUKUDA

 選手たちは街の中心ヒルトンホテル(レースのオフィシャルホストホテル)に泊まっています。ヒルトンホテルは入り口の壁から階段までツアー・ダウンアンダーの昨年の写真がびっしりとプリントされていてイベント感が満載。エレベーターの前には全6ステージの日程や出場チームの詳細も書かれてありました。また、ロビーの奥にはプレスルームが設置されており、各メディアがその日のレース記事をリアルタイムで配信しています。プレスルームの前には新聞の記事がびっしりでした。

プレスルーム前にはレース情報が載った新聞がびっしり Photo: Moeko FUKUDA
平日開催のステージでは観戦のための位置取りも楽々でした Photo: Moeko FUKUDA

 ヒルトンホテルの前の広場にはブースエリアが設置されており、入場無料で誰でも入ることができます。お酒を飲みながら大きな画面でレースを観たり、各ロードバイクメーカーのブースを回ったり誰でも参加できるアクティビティを体験したり。特に大きな画面のあるメインステージでは、レース前のチームプレゼンテーションが行われたり、選手や解説者がトークショーが開催されたりとイベントが盛りだくさんです。ペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)もクラシック(大会前に行われたワンデーレース)の後に来ていましたね!

チームのメカニックブースが並んでいます Photo: Moeko FUKUDA
短時間で完璧にバイクを仕上げるメカニックの仕事に間近で見学 Photo: Moeko FUKUDA

 そして併設されているヴィレッジではメカニックブースがあり、ここは午後4時から6時半まで誰でも見学可能。選手を乗せて走り終えたロードバイクをお手入れするお仕事を近くで見ることができます。メカニックさんともお話できるのでマニアックな質問にも答えてくれるはず! 私はメカにはあまり詳しくないので、「1台点検するのにどの位の時間がかかるの?」「このサドル位置高いね~誰の自転車ですか?」などと質問を投げかけました。

 ちなみに答えは「その日の選手のライドによって異なるけれど、1台点検するのに45分ぐらい」とのこと。綿棒のような細いお掃除器具を使って、フレームのリアエンドの間までピカピカにお掃除していたのには、とても感心しました。

車で先回りすると1レースで1~4回観戦できます Photo: Moeko FUKUDA

特別なパスが無くても最前列で観戦

 ヴィレッジでレース全体を観戦するのも素敵ですが、私は今回全ステージレンタカーを借りてレースを追いかけて見ました! 出発を見送ったあとでも車で先回りして1回~4回は観戦することができます。そのあとはゴール地点でお迎え。もちろんプライベートなので関係者パスなど特別なものは何もありません。

「TOUR TRACKER」でレース情報を確認 Photo: Moeko FUKUDA
第3ステージのコースマップ ©TDU

 配布されている冊子と「TOUR TRACKER」を使い事前に観るポイントを決めて前日にナビに情報を全て入れておきます。冊子には出発時間、ゴール時間、コース、何時にどこを通過するかが10分おきに細かく記されています。TOUR TRACKERは無料アプリで、ツアー・ダウンアンダー以外のレース情報も載っています。コース、獲得標高、出場選手やビブナンバー、誰がスプリンターで誰がクライマーなのかだけでなくレース中、逃げと集団のタイム差まで地図上に映し出してくれます。実際の映像が見たいときには、移動しながらスマートフォンでJスポーツの中継を見ていました。

選手との近さがツアー・ダウンアンダーの魅力のひとつ Photo: Moeko FUKUDA

以前メルボルンで出会ったラファのスタッフと再会 Photo: Moeko FUKUDA

 私は車で回りましたが、自転車でまわる人も沢山いました。個人でまわる人達の数もとても多かったですが、ラファを始め10組ぐらいの団体がサイクリング観戦ツアーを開催しているので、初めての観戦の方はツアーに入るのもいいかもしれません。途中でカフェに寄ると、スタンプラリーのようにサイクリング観戦ツアーの袋がもらえます。

特別なパスが無くてもフィニッシュ地点近くで観戦できます Photo: Moeko FUKUDA

 街自体がお祭りになっていてどこでも情報を知ることができるので、ロードレース観戦初心者の私でも簡単にコース情報などがわかりやすく、とても観戦しやすかったです。レース観戦後に寄ったラファのポップアップショップではお友達にもばったり。去年の12月にサイクリングのため1人で自転車を持ってオーストラリアのメルボルンに行った時に出会ったラファのスタッフたちです。

 飛行機で輪行した時にハンドルが曲がってしまい、ホテルの近くにあったラファショップに持って行ったらみんな私のインスタのフォロワーだったらしく(笑)安全性をチェックしてくれたんです。彼らもこの一大イベントの為に2週間前からアデレード入りしていたらしい。ラファポップアップショップでは観戦はもちろん、ズイフトレースを行うイベントやアフターパーティーまでイベントが盛りだくさんでした。

 次回は、選手との触れ合いについてお届けします。

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