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バイクインプレッション2013「ANCHOR CX6 EQUIPE」レース性能が充実したシクロクロスの優等生

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 近年のシクロクロス人気の高まりに合わせ、3人のテスターが国産シクロクロスバイク4台を特別インプレッション! 第2回はアンカー・CX6エキップだ。

 アンカーから本格的なシクロクロスバイク、CX6エキップが登場した。アルミ素材を採用した、即レースに参戦可能な仕様が魅力の完成車で、フレームはUCIの基準を満たしている。細部にまでレース要素にこだわりつつも、価格を20万円以下に抑えた1台は、これからシクロクロスを始めてみたい人には見逃せない存在だ。

「ANCHOR CX6 EQUIPE」(アンカー・CX6エキップ)「ANCHOR CX6 EQUIPE」(アンカー・CX6エキップ)

ANCHOR CX6 EQUIPE(アンカー・CX6エキップ)
価格:180,000円(完成車)
サイズ:510、530、550
カラー:レーシングレッド、レーシンググレイ
問い合わせ先:ブリヂストンサイクル・アンカー http://www.anchor-bikes.com

 

スペック

フレーム:RS-シェイプ アルミA6061
フォーク:カーボンモノコック
変速機:シマノ・CX(F)、シマノ・105(R)
ギヤ:シマノ・CX 46×36T、12-25T(10速)
ホイール:シマノ・WH-R501-30
重量:9.8kg(530mm、ペダル付き)、2,280g(フレームセット530mm)

柔らかなラインを描くシートステーが高い振動吸収性に貢献。タイヤとのクリアランスも広く、泥詰まりしにくい設計だ柔らかなラインを描くシートステーが高い振動吸収性に貢献。タイヤとのクリアランスも広く、泥詰まりしにくい設計だ
トップチューブは担ぎやすさを重視し、下側につぶしを入れて斜めに面を設けているトップチューブは担ぎやすさを重視し、下側につぶしを入れて斜めに面を設けている
ヘッドサイズは上が1-1/8、下は1-1/4インチ。加速性と耐久性を求め、フレーム素材はアルミを採用したヘッドサイズは上が1-1/8、下は1-1/4インチ。加速性と耐久性を求め、フレーム素材はアルミを採用した

インプレッション BY 江下健太郎・松尾修作・米山一輝

江下健太郎  江下健太郎
埼玉県日高市の「じてんしゃPit」店主。マウンテンバイクのエリート選手で、シクロクロスの経験も豊富。JMA公認マウンテンバイク・インストラクター、自転車技士、自転車安全整備士の資格を有する

米山 では、アンカーのCX6エキップです。試乗車は赤でしたが、キレイな色味で好印象だった。完成車販売だからパーツの互換性や取り付けなどに心配が要らないから初心者は迷わず買えると思いました。

江下 20万円以下に抑えたアルミモデルだけど、レースを意識したパーツアッセンブルが嬉しい1台だったね。少し気合いを入れるなら、ホイールを換えればいいだろう。アルミらしい微振動は伝わってくるから、ホイールとタイヤでバランスを取ってあげれば理想的だよ。

松尾 僕はまだシクロクロスにおいて初心者ですけど、これは良さがわかりやすかったです。安定性が高く、減速からの立ち上がりが良かった。アルミフレームにしては全体的にしっとりしていたのではないでしょうか。

松尾修作松尾修作
VAX RACING所属。Jプロツアーに参戦する現役大学生レーサーで、脚質はオールラウンダー。スイスでのレース活動経験も持つ

江下 しっとりというか、アンカーらしい安定感の高さだよね。真面目というか、優等生というか。ライダーのレベルを問わず、すごく乗りやすい。それに、僕も反応の良さは優秀だったと思うな。シクロクロスはスピードの上げ下げがロードよりも頻繁だから、低速域からスピードにスッと乗る反応の良さはとても重要だ。それに、切れ込むステアリング性能は、タイトコーナーが多いコースが得意なバイクだよ。

米山 ええ、アルミらしいカッチリとした剛性感で、加速のフィーリングは良かったです。そして、ハンドリングは機敏で良く曲がる印象でした。ダートの上でも扱いやすかったですね。重量面にアドバンテージを得られるタイプではないですが、これでレースに出てみたいと思わせてくれましたよ。

江下健太郎、松尾修作、米山一輝

松尾 なるほど。そうですね、切れ込むと頭がスッと入っていきましたね。それから、CX6エキップのトップチューブは、担いだときに肩に当たる位置が扁平加工されていました。バイクを手前に引き込んで担いでも痛くなく、予想以上に担ぎやすかったです。

江下 シクロクロスバイクとして、しっかり気配りされているよね。バランスが良く、この価格に抑えつつもしっかりとレース向きに仕上げている。

米山一輝米山一輝
数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサー。現在は国内レースを取材で転戦中

米山 このバイクなら速く走られそうな気がしますね。しっかり追い込めそうです。また、完成車というところが初心者には購入を迷わせなくていい。高級モデルは色々あるかもしれないけど、「これでいいよ」という納得の1台でした。

松尾 低回転でも、高回転で走っても思いどおりに走れました。悪路でもこのバイクなら心配いらずで、楽しめそうですね。

TEXT BY 齋藤むつみ / PHOTO BY 和田やずか


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