業界関係者200人以上が参集自転車協会が業界賀詞交歓会を開催、2019年に取り組む2つのテーマを発表

by 大澤昌弘 / Masahiro OSAWA
  • 一覧

 一般社団法人自転車協会は1月11日、都内ホテルで平成31年自転車業界年賀交歓会を開催した。自転車業界関係者をはじめ、200人を超える参加者を前に、自転車協会の山﨑一理事長、来賓の石井啓一国土交通大臣らが挨拶や祝辞を述べた。

スポーツ用自転車の需要拡大めざす

業界代表挨拶を行った自転車協会の山﨑一理事長 Photo: Masahiro OSAWA

 冒頭、業界代表挨拶として、自転車協会の山﨑理事長が登壇。2018年は天災に見舞われたことをはじめ、春の需要期における自転車販売の減少など強い逆風となったことを同氏は指摘しつつ、自転車活用推進計画の閣議決定を歓迎し、2019年に自転車協会が取り組む2つのテーマがあると述べた。

 その1つとしてBAAマークの普及促進を目指す。これは「安全な自転車の目印」として、基準に適合した自転車に添付されるマークのこと。同氏は「自転車活用推進計画において、2020年における普及率目標が40%に定められており、安心・安全な自転車の需要はこれからさらに高まっていく。広報活動を中心に施策を展開していく」と述べた。

 2つ目のテーマとして、スポーツ用自転車の需要拡大を挙げた。そのために同氏は「スポーツ用自転車に乗ってもらうことが大変重要になると考えている」とし、そのための取り組みをすでにスタートさせたと述べた。

 具体的には、2018年10月1日にMTBフィールドの拡大に向けた助成金制度の開始を公表、そのほか、島根県益田市との協力関係を築いたほか、東日本大震災の復興支援として始まったサイクリングイベントの「サイクルエイドジャパン」の新たな取り組みをスタート。初のオフロードイベント「MTB RIDE 磐梯山」の開催に関わった。

サイクルエイドジャパンのMTBイベント「MTB RIDE 磐梯山」が初開催 Photo: Masahiro OSAWA

 2019年においては、益田市に次ぐ他の地方自治体との協力関係の構築を図りつつ、「MTB RIDE 磐梯山」の第2回開催も決定したと報告した。

自転車活用推進計画の前進願う

来賓祝辞を述べた石井啓一国土交通大臣 Photo: Masahiro OSAWA

 次に来賓祝辞として、自転車活用推進本部長を務める石井啓一国土交通大臣が登壇した。石井大臣は「各地でサイクルツーリズムに関する盛り上がりが見られる。地域の取り組みを積極的に支援するとともに、世界に誇りうるサイクリングルートとして、(自転車活用推進計画に明文化されている)ナショナルサイクルルートの創設に向けて積極的に海外に情報発信をしていきたい」と述べた。さらに、自転車活用推進計画に基づき「サイクリングロードの整備やシェアサイクルを活用した街づくりの推進、交通安全等の取り組みを通じて、産官民がより一層協力していけるようにしたい」と話した。

衆議院議員で自転車活用推進議員連盟事務局長の穴見陽一氏も祝辞を述べた Photo: Masahiro OSAWA
経済産業省製造産業局車両室室長の塩手能景氏 Photo: Masahiro OSAWA
来賓祝辞などを式を終えた後は約1時間の懇親会に Photo: Masahiro OSAWA

 同じく来賓祝辞として、経済産業省製造産業局車両室室長の塩手能景氏はBAAマークの普及拡大に向けた取り組みを歓迎しつつ「個々の企業や団体では限界がある。異業種連携も考慮しつつ普及拡大に向けていただけるとありがたい」と述べた。また、「BAA以外にも安心・安全を謳うマークはある。省庁と連携しつつ、自転車協会も他の業界と連携を図りながら、安心・安全に取り組んでほしい」などと話した。

この記事のコメント

利用規約順守の上ご投稿ください。

関連記事

この記事のタグ

自転車協会

  • 一覧

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

e-BIKE最新特集

スペシャル

自転車協会バナー

ソーシャルランキング

インプレッション

インプレッション一覧へ

連載