タイヤは日本のIRCを使用NIPPOが来季使用する「デローザ」のチームバイクを公開 ディスクブレーキ仕様も投入

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 UCIプロコンチネンタルチーム「NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ」が2019年シーズンで使用するチームバイクを公開した。2019年もイタリアの老舗レーシングバイクブランド、デローザのロードバイクを使用。ホワイト基調のカラーリングに一新されたチームエディションは、「プロトス」を中心に「SK ピニンファリーナ」「キング」の3モデルを使用。ディスクブレーキモデルも供給される。

ホワイトカラー基調に一新されたチーム仕様の「プロトス」。2019年シーズンはディスクブレーキ版も投入される Photo: Nippo - Vini Fantini - Faizanè

 チームNIPPOとデローザのパートナーシップは、コンチネンタルチーム時代の2012年も含めると8シーズン目を迎える。17人の所属選手に対し、選手の脚質に合わせたモデルが選ばれる。それぞれレースバイク、レーススペアバイク、トレーニングバイク、タイムトライアルバイクの計4台でシーズンに挑む。

 チームのメインバイクは引き続き「プロトス」で、チームのイメージカラーである蛍光オレンジ、ネイビーブルー、スカイブルーのラインがあしらわれる。。4タイプのカーボン素材を組み合わせ、高い剛性と軽量化を実現。これまでの多くの勝利がその実力を証明している。デローザの特徴であるジオメトリーバランスに優れた操縦性能だけでなく、登坂やスプリントなどにおいて、プロレーサーからのあらゆる要求に応える完成度の高いオールラウンドなレーシングバイクだ。

SK ピニンファリーナ Photo: Nippo - Vini Fantini - Faizanè

 メインコンポーネントはパワーメーターの「パワー2マックス」がチェーンホイールに組み込まれたカンパニョーロ「スーパーレコードEPS」と「スーパーレコード(12速)」を使用。ホイールはカンパニョーロの「ボーラ35」「ボーラ50」「シャマル」でレースを戦う。ハンドルとステムはFSAとヴィジョン。サドルはセライタリアのラインナップから選手の好みに合わせてセレクトされる。また、レーシングタイヤは引き続き、日本のトップブランドであるIRCタイヤがスポンサーとして参加している。

(上段左)SKピニンファリーナのトップチューブ。流線型の美しいフォルムにチーム名が入る。(上段中)セライタリアのサドル。選手の好みにより数種類のモデルから選択。(上段右)プロトスに搭載されたフロントディスクブレーキ。(下段左)12速スーパーレコード・リアディレーラー。今後、電動式も投入されていく予定。(下段右)プロトスのトップチューブにもチーム名があしらわれる Photo: Nippo - Vini Fantini - Faizanè

クリスティアーノ・デローザ氏(デローザ社CEO)のコメント

 プロコンチネンタルチーム体制になってから、これまでチームのイメージカラーである蛍光オレンジと、メインスポンサーの一つであるファンティーニ(ファルネーゼヴィーニのブランド名)のイメージカラーであるネイビーブルーをセレクトしてきた。2シーズン施してきたオレンジは当初から候補になかったが、ウーゴ(デローザ創始者)のお気に入りで、デローザのイメージカラーともいえるブルーの色調でいくかどうかは最後まで迷った。

 誰も予期していなかったであろうホワイトをチョイスしたことは、デローザファンにとってもサプライズだったとは思うが、単なる思い付きじゃない。今年はウェアに、ホワイトが基調となるNIPPOのスポンサーオリジナルロゴが復活したこともあり、ウーゴにも相談し、まずはベースをホワイトでいこうと決めた。

 そこにアクセントとして、チームのイメージカラーのオレンジ、ファンティーニのネイビーブルー、ファイザネのスカイブルーとそれぞれのイメージカラーを施した。閃いた感覚をデッサンにちりばめて、塗装で今年のチームのイメージを表現したに過ぎないが、ウェアとのバランスも良く、爽やかなイメージで大変気に入っている。

 ディスクブレーキについては、アメリカのメーカーではトップモデルでもディスク仕様しか選択の余地がないマーケティング戦略の動きが見られるが、我々は完全移行するには時期尚早と考えている。確かにディスクブレーキには多くのメリットや可能性があり、未来は明るい。本来ブレーキに求められる機能(スピードコントロール)の点だけでなく、完成車として考えればフレームの細部にわたるデザインも大きな変革を遂げるだろう。我々にとって機能性と先鋭的でスタイリッシュなイタリアンデザインの両立は欠かせないため、これからも機能性とデローザらしい“美しさ”とのバランスを追求していく。

 またディスク仕様で製造するとカーボン繊維で新たな補強が必要になる。必然的にフレームの剛性が増し乗り味も違ってくるが、これからもプロ選手からのフィードバックと真摯に向き合いながら、世界中の様々なカテゴリーのレース現場での対応も見極め、慎重に扱っていきたい。

主要スペック一覧

フレーム: デローザ「プロトス」「SK ピニンファリーナ」「キング」
メインコンポーネント: カンパニョーロ 「スーパーレコードEPS 12速」「スーパーレコード(メカニカル)12速」
ホイール: カンパニョーロ「ボーラ35」「ボーラ50」「シャマル」等
タイヤ: IRCタイヤ「アスピーテプロ」「フォーミュラ プロ(チューブラー、チューブレス)」
サドル: セライタリア
ハンドル、ステム: FSA、ヴィジョン
ペダル: ルック
パワーメーター: パワー2マックス
ボトル、ボトルケージ: エリート
ヘルメット: カブト「エアロ – R1」「ゼナード – EX」「フレアー」「エアロ – TL」
シューズ: ノースウェーブ「エクストリームRR」

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