WADA「宣誓して告白する必要がある」、IOC「証拠提示を」 アームストロング薬物使用で広がる波紋

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TV番組で自身のドーピングを告白したランス・アームストロング(「OWN Oprah Winfrey Network」より)TV番組で自身のドーピングを告白したランス・アームストロング(「OWN Oprah Winfrey Network」より)

 1月17日に放送された米テレビ番組でランス・アームストロング(米国)が過去のドーピングを初めて認めたことは、関係するスポーツ団体や、世界中のファン、メディアに大きな波紋を広げた。共同通信が伝えたこれまでの反応を紹介する。

薬物使用はがんとの闘いに矛盾?

 アームストロングのドーピング告白を17日、米メディアは一斉に報じた。スポーツ専門局ESPNはトップニュースで「世界で最も有名で影響力のある自転車選手が薬物を使い、それを認めた」と伝えた。

 アームストロングはがんを克服して頂点に君臨し、がん撲滅運動にも積極的に取り組んでいた。ABC放送(電子版)は薬物使用とがん発症の関連性について「はっきりとした研究結果は出ていないが、がんのリスクは高まる」などと報じた。

 AP通信は、世界反ドーピング機関(WADA)のフェイ委員長のコメントを紹介。薬物使用で「ライバルと等しい競争条件になった」としたアームストロングの弁明を「都合のいい正当化であり、インチキだ」と切り捨てた。(共同)

WADA、アームストロングに「全て告白を」

 度重なるドーピング違反をテレビ番組で告白したアームストロングに対し、WADAは18日、「過去の違反について改心したければ、反ドーピングの関連機関で宣誓した上で全てを告白する必要がある」との声明を発表した。

 違反を認めたことについては「永久追放処分を受けた選手という彼の立場は変わらない」とした。(共同)

IOC声明「アームストロングを非難する」

 国際オリンピック委員会(IOC)は18日、「アームストロングと不正をはたらいて優位に立とうとする全ての者を非難する」との声明を出した。

 2000年シドニー五輪の銅メダル剥奪を決めたIOCは「スポーツにとって実に悲しい日だが、この告白が過去と一線を画することにつながれば有益だ。アームストロングに全ての証拠を提示することを求める」とした。(共同)

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