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RENの「自転車のススメ」<22>熱き巨人たちの戦い 箱根ヒルクライム『体重80kg超級クラス級』に参戦

by 小林廉 / Ren KOBAYASHI
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 自転車ファンが見逃す事のできない「ジャパンカップサイクルロードレース」の裏、10月21日、大地を揺るがす巨人達の熱い戦いが行われていた…。こんにちは! モデル・タレント、そしてサイクリストのREN(小林廉)です。今回の『自転車のススメ』は、『ネッツトヨタ湘南プレゼンツ箱根ヒルクライム』に参加したリポートをお送りします!

7位でフィニッシュ。次は表彰台を狙いたいですね!筋トレ頑張ります! Photo: REN

 ヒルクライムイベントは各地で開催されていて依然として人気のある印象ですよね。ですが、短時間の一発勝負ですし、上るだけのコースを一度走ると「次はいいかな…」と考える方もチラホラ。それに加えてダイエットの辛さ…。最近は筋量増加の為にウエイトトレーニングをしているし、ヒルクライムに適した身体ではないしなぁ…。

スカッと晴れた箱根ヒルクライム!ターンパイクの頂上、箱根大観山にて記念撮影。頂上駐車場をチョイスしたのでスタート地点へ向け下山します Photo: REN
「準備、準備と…」防寒グッズやスタート前の補給食、マッサージオイル等を持ってきました。スニーカーも持ってくると準備が捗ります Photo: REN
携帯工具とインフレーターも預けてしまいましょう。上りだけの一発勝負。「軽量化」はとても大事です Photo: REN

 体が細いというコンプレックスがあった私は、この7年間ウエイトトレーンングに打ち込み、なんと67kgから80kgにウエイトアップ! 別人の様な身体つきを手に入れたのでした。しかし、重力に支配されたヒルクライムでタイムを削るには、小型軽量な人が有利なのです。私の中のヒルクライム熱は冷え切ったものとなっていたのでした。

 そんな日々を過ごすなか、目に飛び込んできたのは『体重別クラス分け・80kg超級』というキーワード。「これは!」と思い立ち、光の速さでエントリーしました。圧倒的不利なヘビーウエイトという条件。レースでどんな結果になるのか。今の実力ははたして?

これがスタート地点からの眺め。中途半端なトレーニングでは完走させないよという佇まい。「うーん。これは絶対に厳しいな」 Photo: REN
トラックに荷物を預けます。自分のバックパックなので見つけやすいかな?それでもネームタグをしっかり付けましょうね! Photo: REN

eバイククラスも!

 さて、場所は天下の険「箱根」。箱根の鉄板ドライブコースである『アネスト岩田ターンパイク』を通行止めにして開催されました。この日だけ自転車で走れるというプレミア感がありますね。様々なプロモーションの為に使用される事が多いようです。モトGPのマルク・マルケス選手も数日前この地を走っていました。

たくさんのヒルクライマーが天下の険に挑みます。一般道からの流路を利用した待機スペース。眺めが新鮮ですね Photo: REN
左からゲストライダーの程瑶楓(テイ・ヨウフウ)さんと大宅陽子(おおやようこ)さん。お二人ともとっても速いヒルクライマー! Photo: REN
そして、私、REN(小林廉)もご挨拶させて頂きました。後ろの10%の看板がこれからの激闘を感じさせますね(笑) Photo: REN

 コースプロフィールをチェックすると、距離13.8km、平均勾配7.2%とのこと。まぁこの数値はなんといっても平均勾配ですからね。箱根旧道をヒルクライムの練習場所としていたので察しはつきます(笑)。

 スタート地点の小田原料金所に続々と参加者が集まります。比較的遅めの午前10時から。当日エントリーも可能なのが嬉しいですね。クラス分けは、私の参加する80kg超級の他にも、年齢別、マウンテンバイク、ファットバイク、そしてなんとEバイクのクラスも! 細かく分かれているので入賞の確率がグンと上がりますね。

スタート前の緊張感。ワンピースを着用している方もチラホラと。一発に賭ける情熱が伝わってきますね Photo: REN
ご覧の通りの身体の大きさ。過去最高重量でのヒルクライム。このゲートは地獄の入り口… Photo: REN

 スタート早々で10%(100m走って10m登る・街中でも見る事のできるあの標識)の傾斜です。まだまだ先は長いのでゆっくり慎重に。といっても心拍数は一気に上昇。厳しい戦いになりそうです。

久々のレース。緊張を隠す様ににこやかにスタート Photo: REN

 …。長い…。コースの中盤コーナーを曲がっても曲がっても延々と同じ傾斜が続きます。上半身の力を抜き、黙々とペダリング。ひたすら耐えます。この日は風もなく穏やかな天候でしたが、もし風雨が強い日だったら難易度は相当上がるでしょうね。

結果は7位でフィニッシュ

 標高が大分高くなってきたようです。ふと後方を振り返ると相模湾が広がります。ゴールまでもう少しの気配! 周りの木々の背がどんどんと低くなり、そして終盤へ。コーナーを織り交ぜつつのアップダウンはとてもダイナミックです!

この1枚で辛さが伝わると思います…。景色を楽しむという余裕はありませんでした Photo: REN

 下りを休まず全開で踏んで速度を上げ、一気に上り返すとタイムをかなり短縮できそうです。愛車キャノンデール「スーパーシックス」のドライブトレインは、フロントコンパクトのリアカセットコグ12−25T。このセッティングだとコース終盤の下りで回りきってしまうので、おススメは52Tのフロントチェーンリングにするかリアカセットコグを11T~(にする)のがいいと思います。

標高が高くなるにつれて、流れる風や温度が変わりふと顔を上げます。辛いけど気持ちいい瞬間です Photo: REN
さぁ、ゴールは近い!完全燃焼で終わりたい! Photo: REN

 ゴール付近も再びの上り返しが登場! ここを全力でもがいてゴール! 危険な速度に達しない渾身のスプリント。スッキリと気持ち良く終われました。結果は、34人中7位(1時間10分46秒672)という成績。もっと乗り込めば上位を狙えるハズ!

80kg超級の優勝者は山内譲太さん。重量級で勝つ為には?のインタビューに「乗り込む事!」と答えてくださいました。パワー! Photo: REN
汗をたくさんかいたので体重が気になる。体重制限のあるクラスは、ゴール後体重測定が待っています Photo: REN

 さて、年1度のプレミアムなヒルクライム如何でしたでしょうか? 各地で体重別ヒルクライムは熱が高まる事を期待します! さぁ筋トレと自転車トレーニング頑張るぞ!

小林 廉(こばやし・れん)/REN小林 廉(こばやし・れん)/REN

数々のCM・雑誌・ファッションショーで活躍するトップモデル。08年より本格的にスポーツサイクルに乗り始める。自転車媒体で見ない日はないというほどの“乗れるモデル”。アイアンマン北海道完走。特技はウィリー(映像を見る)。身長188cm、体重74kgから筋トレ増量中。千葉県在住。オフィシャルブログ「REN’s World

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