長距離レース開催の方針もJプロツアーの2019年暫定スケジュールと参戦チームが発表 ディスクブレーキは解禁に

by 松尾修作 / Shusaku MATSUO
  • 一覧

 全日本実業団自転車競技連盟(JBCF)が12月1日、運営する日本最高峰のサイクルロードレースシリーズ「Jプロツアー」(JPT)の2019年シーズン開催計画を発表した。カレンダーは全16ラウンド(25レース)となり、計19チームが参戦する。

Jプロツアーの2019年暫定スケジュールと参戦チームを発表した栗村修理事 Photo: Shusaku MATSUO

開催地域を“ラウンド”に

 発表は「JBCFカンファレンス2018ウィンター」で行われ、JBCFの中長期方針と2019年の活動計画と併せて明確となった。来季参戦するチームは、今季のチームポイントランキングと、南魚沼で開催されたプレーオフ戦の結果を踏まえ、JPT審査委員会を経てJBCFが承認。エカーズとアクアタマユーロワークスが抜け、新たにチームUKYOが加わった下記の計19チームが最高峰カテゴリーに挑む。

Jプロツアー2019参戦チーム

●宇都宮ブリッツェン
●マトリックスパワータグ
●シマノレーシング
●チーム ブリヂストンサイクリング
●那須ブラーゼン
●リオモ・ベルマーレレーシングチーム
●イナーメ信濃山形
●ヴィクトワール広島
●弱虫ペダルサイクリングチーム
●キナンサイクリングチーム
●東京ヴェントス
●フィッツ・グルーン日本ロボティクス
●VC FUKUOKA
●ホンダ栃木
●なるしまフレンドレーシングチーム
●群馬グリフィン
●eNShareエルドラード
●シエルヴォ奈良レーシングチーム
●チームUKYO

 同一の地域で2日間に渡って開催されていた「2in1」のポイント制度(2日間出場だと付与ポイントが高い)が原則として廃止となることに決定。来季からは1つの開催地域を「ラウンド」としてカウントすることとなる。暫定スケジュールは下記の通りだ。

Jプロツアー2019年スケジュール(暫定)

ラウンド1 修善寺(3月30、31日)「修善寺ロードレース」
ラウンド2 広島(4月20、21日)「西日本ロードクラシック」
ラウンド3 群馬(4月27、28日)「東日本ロードクラシック」
ラウンド4 宇都宮(5月11、12日)「宇都宮クリテリウム」「宇都宮ロードレース」
ラウンド5 栃木(6月8、9日)「那須塩原クリテリウム」「やいた片岡ロードレース」
ラウンド6 検討中(6月15、16日)「強化ロードレース」
ラウンド7 群馬(6月29、30日)「群馬CSC 6月大会」(仮称)
ラウンド8 広島(7月6、7日)「東広島ロードレース」(仮称)「広島クリテリウム」
ラウンド9 福島(7月14日)「石川サイクルロードレース」
ラウンド10 検討中(8月31日、9月1日)「チームタイムトライアル」「タイムトライアル」
ラウンド11 群馬(9月7、8日)「群馬CSC 9月大会」(仮称)
ラウンド12 新潟(9月14、15日)「南魚沼ロードレース」
ラウンド13 前橋(9月28、29日)「まえばしクリテリウム」「まえばし赤城ヒルクライム」
ラウンド14 山口(10月5、6日)「山口クリテリウム」「秋吉台カルストロードレース」
ラウンド15 検討中(10月12、13日)「経済産業大臣旗ロードレース」(女子チャンピオンシップ)
ラウンド16 東京(10月13、14日)「東京クリテリウム」※調整中

 西日本ロードクラシックや東日本ロードクラシックなどは、カテゴリーごとのラウンドにつき1レースとし、1レースの距離を伸ばす方向という指針も示された。該当するレースは3月に発表される見通しとなる。また、これまで男子と女子(Jフェミニンツアー)の両レースが独立して行われてきたが、同一コース内を混走する方針も発表された。これにより、JPTでは1レース200km、Jエリートツアー(JET)でもE1で150kmなど、より本格的な距離での実施となる可能性があるという。

国内で最高峰のロードレースシリーズ「Jプロツアー」(2018年4月撮影) Photo: Shusaku MATSUO

JETは参加費増額の方針

 JETに参戦する選手のレース参加費が値上がりする見通しも示された。これは、レース運営に関わるスタッフやモノなどの必要なコストに対して充て、大会全体のクオリティ向上を目指したものだ。なお、18歳以下のジュニア・ユース世代を対象にしたJユースツアーの値上げは検討されていない。

 JETでは新たに、ツアーの中でクリテリウムシリーズとヒルクライムシリーズを設定。それぞれのポイントが付与される、リーダージャージも設けられるほか、年間表彰も行われる。また、ディスクブレーキを搭載したロードバイクの使用も、JBCF全カテゴリーで来季から認められることとなった。

JBCFの中長期方針を説明する片山右京理事長 Photo: Shusaku MATSUO

 これらの運営方針は国内最高峰シリーズに相応しい競技環境、参加者満足度を高めるための大会運営という柱を軸にして決められたもの。今後は新たなエントリーシステムやポイントシステムの導入、大会会場内の動線など選手目線の運営に務めるという。また、廣瀬佳正専務理事からは大会の魅力や価値改革について説明がなされた。観戦に訪れる観客や、チームスポンサーがより満足できるブースや演出を実施していくほか、全ラウンドのインターネット配信や、自転車ショップと組んだ大会の認知度向上の施策などを打ち、大会の価値を向上させて新たな集客に繋げていくという。

 次回のカンファレンスは2019年3月に開催。シーズン開幕を前に、詳細についての発表が行われる予定となっている。

当初、19チームに入るべき弱虫ペダルサイクリングチームが漏れておりました。お詫びして訂正いたします

関連記事

この記事のタグ

Jプロツアー

  • 一覧

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

ショップナビ

スペシャル

自転車協会バナー
新春初夢プレゼント2019

ソーシャルランキング

インプレッション

インプレッション一覧へ

連載