バイクインプレッション2018新型105搭載で14万円を切るアルミディスクロード ネスト「オルタナ ディスク」

by 松尾修作 / Shusaku MATSUO
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 国内発のスポーツサイクルブランドNESTO(ネスト)から、アルミフレームにディスクブレーキを搭載した「ALTERNA DISC-A」(オルタナ ディスク)が登場。12月に発売を迎える。価格を抑えつつ、新105を採用してスポーツ走行に必要な要素を詰め込んだ1台を実走レビューでお送りする。

ネストのアルミディスクロード「ALTERNA DISC-A」 Photo: Masami SATOU

高コスパで基本を押さえたスペック

 ネストはクロスバイクや小径車など、手軽にスポーティなライドを体験できるラインナップで人気を博しているブランド。ドロップハンドルを用いたロードバイクは税抜6万円台とリーズナブルなモデルも用意されている。オルタナ ディスクはブランド内でもプレミアムモデルに分類。とはいえ、税抜13万9000円と手の届きやすい価格設定が魅力だ。

地面に対して水平に近いステムが乗り手をやる気にさせる Photo: Masami SATOU
しっとりとした乗り味が特徴 Photo: Masami SATOU
ワイヤー式のディスクブレーキを採用 Photo: Masami SATOU

 低価格ではあるが、こだわりのポイントが随所に見受けられる。前後のブレーキはフラットマウントタイプのワイヤー式ディスクを採用しており、雨天や下り坂でも確実な制動力を発揮。地面に対して水平に近いステムは、ハンドル周りによりレーシーな雰囲気を演出し、乗り手をやる気にさせる。

 繰り返しになるが、税抜で14万円を切る価格はとてもリーズナブルといえるだろう。コンポーネントは新型のシマノ「105」(R7000系)が前後ディレーラーやクランクのみならず、ワイヤー式のブレーキ故にSTIレバーも採用されている。総じて見た目の“安っぽさ”は感じられない。

初ロードに最適な1台

 走行性能はどうだろうか。サドルに跨り、ペダルを踏みこむと、ゆったりとしたリズムで進む。カーボンモデルと比較すると当然重量はあるが、速く走らせるためのモデルではないので軽さや剛性は過度に必要ないのであろう。金属フレームにありがちなカンカンと響く路面からの振動は鳴りを潜め、しっとりとした乗り手に優しい反応が特徴だ。

ビギナーがスポーツ走行を楽しめる基本を押さえた設計 Photo: Masami SATOU

 この日は天候に恵まれなかったが、ディスクブレーキの性能を試すには良い機会となった。ワイヤー式ブレーキのレバータッチはストレスなく、スムーズに引ける。ディスクが濡れていても十分なストッピングパワーがあり、ビギナーでも安心して減速できるだろう。スルーアクスルを採用しているので、足回りが安定しており、旋回時でもラインがブレづらい。重心が低く、低速から高速まで取り回しのしやすさが目立った。

 スポーツライドに必要なツボはしっかりと抑えられているオルタナ ディスクは、クロスバイクからステップアップしたいサイクリストに最適なバイク1台だろう。新型の105は言わずもがなスパスパと変速が決まり、走りは本格ロードバイクそのものだ。個人的にはブラックリムがタイヤとマッチし、より引き締まった印象を与える足回りのデザインが気に入った。これからロードバイクに挑戦したいという、ビギナーのニーズを押さえた懐の深い1台だ。

■ネスト「ALTERNA DISC-A」
税抜価格:139,000円
サイズ(目安身長):440mm(150-165cm)、475mm(160-175cm)、510mm(170-185cm)
重量:9.0kg(510mm、保安部品除く)
カラー:レッド、マットブラック

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