マップも完成、サイクルツーリズムを推進新城市のスポットを巡った自転車ロゲイニング「ペダルマーク」 キナンチームも参戦

by 福光俊介 / Syunsuke FUKUMITSU
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 愛知県新城市で11月23日、サイクルロゲイニングイベント「PEDAL MARK」(ペダルマーク)が開催された。サイクルロードレースシーズンが終わり、オフに入っても精力的な活動を継続するキナンサイクリングチームも参戦。主戦場であるロードレースとはひと味もふた味も違う、新感覚の“戦い”に挑んだ。

元気にサイクルロゲイニングへと出発 Photo: KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

 ペダルマークの特徴は、地図上に落とし込まれたチェックポイントをスポーツサイクルで制限時間内で自由に巡るところ。野外スポーツ「ロゲイニング」とほぼ同じ要領で、マップを見ながらチェックポイントをできるだけ多く訪れ、獲得した得点の高さで競う。

 自然豊かで、史跡や観光スポットの多い新城市は、サイクルロゲイニングを行うには最適。地図に記される道路であれば基本的にどのルートを選ぶことも可能で、高得点が付与されるポイントに狙いを絞って進むのか、名所やグルメを中心に巡るのか、作戦はチームワークにゆだねられる。

マップを頼りに目指すポイントを定めていく Photo: KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU
キナンサイクリングチームの選手たちはIRC TIREのグラベルロードモデル「MARBELLA TUBELESS X-GUARD」で万全の態勢に Photo: KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

 制限時間は6時間(ファミリー部門は3時間)に設定されたゲームに、キナンサイクリングチームから山本元喜と中西健児のコンビ、さらには加藤康則ゼネラルマネージャーと石田哲也監督も今回はライダーとして参戦。多くのサイクリストとともに、脚力・知力・応用力が試されるスペクタクルな戦いに臨んだ。

ポイントを目指し走るキナンサイクリングチームの石田哲也監督と加藤康則GM Photo: KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

 このゲームで大切なのが、到達したポイントでメンバーを含む写真撮影をきっちり行うこと。また、制限時間をオーバーすると分刻みで減点となり、せっかく獲得した得点が水の泡になってしまう。買い物をするとボーナスポイントが得られるショップなども設定されており、いかに効率よく得点を重ねていくかが勝負の分かれ目となる。

ポイント到達の証明はメンバー入りの写真で。加藤康則GM・石田哲也監督ペアも目的地へ到着 Photo: KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU
ポイントに到達し得点をゲット Photo: KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

 各チーム約6時間みっちりと走り込んで、メイン会場となった「ふれあいパークほうらい」へと帰着。キナンメンバーも疲労の色を多少見せつつも、無事にフィニッシュした。結果は、トップチームが900点台の高得点(満点は約1600点)をマーク。2位以下が600点台だったこともあり、圧倒的なゲーム運びを披露した。

約6時間みっちり走った参加者が続々とフィニッシュ。キナンの選手がハイタッチで出迎える Photo: KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU
ペダルマーク上位3チームの表彰 Photo: KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU
イベントを主催した「DA MONDE」の山田辰徳代表 Photo: KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

 プレ大会も含めると、今回が4度目の開催。スムーズな運営のもと行われ、参加者も大満足の様子。ファミリー部門も大盛況で、「毎年参加することでわが子の成長を感じられたり、家族のコミュニケーションツールとして自転車が活用されていたりと、ペダルマークがさまざまな効果をもたらしている」と主催する「DA MONDE」山田辰徳代表も手ごたえを感じているそう。名古屋市のカフェ「BUCYO COFFEE」によるモーニングとランチのケータリングや、イベントスポンサーの「IRC TIRE」のプレゼント出品なども、イベントに花を添えた。

「BUCYO COFFEE」によるケータリングも大盛況 Photo: KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU
チームグッズやスポンサーアイテムが出品されたじゃんけん大会 Photo: KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU
参加者全員で記念撮影 Photo: KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

 「自転車をライフスポーツにするきっかけづくりにしたい」という山田代表らの想いに賛同すべく、キナンメンバーも参加者との真剣勝負やフィニッシュ後の交流を通じて、サイクリングの楽しさや魅力を積極的に発信した。

サイクルツーリズムマップ完成記念イベントも併催

 新城市はサイクルツーリズムでも街のよさをアピールする。このほど、サイクリスト向けのマップ「ライド新城」が完成し、それを記念してのツーリングイベントが併催された。キナンサイクリングチームから椿大志、中島康晴、新城雄大の3選手がゲストとして招かれ、一般のサイクリスト、アテンドライダーとともに市内の名所を含む約40kmを走った。

山にかかる鉄橋を通過 Photo: KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU
足湯でひと休み Photo: KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

 途中、足湯に浸かったり、真横を通過する特急列車に手を振ったり、生前自転車を愛した故・忌野清志郎さんも訪れたという大島ダムのスケールに驚いたりと、新城のよさを最大限堪能。プロライダーと一緒に走ることのできる絶好の機会だからこそ聞くことのできる「ここだけの話」もありつつ、おおよそ4時間かけてゆっくりとサイクリングした。

コース脇を通過する特急列車「伊那路」に手を振る Photo: KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU
サイクリングマップには初級から上級まで5つのコースが掲載 Photo: Syunsuke FUKUMITSU

 マップは、広大な山林や清流、特徴的な地形や豊かな植生など、奥三河地域ならではの資源と観光スポット、商業施設を融合したサイクリングコースが5つ掲載。走る人のスキルやレベルに合わせているのはもちろん、おすすめのお店や撮影ポイント、コース走行時の注意点なども載っている、サイクリストにやさしい一冊に仕上がっている。

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