ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム2018レース本番に向けてグッズもおなかも準備万端 盛況の「サイクルフェスタ」と「さいたまるしぇ」
11月4日に開催された「2018ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」のコース周辺では、自転車関連企業を中心とする恒例の展示イベント「サイクルフェスタ」が開催され、ステージイベントや大会オフィシャルグッズを求める来場者でにぎわいを見せていた。毎年恒例となったフランスのグルメを楽しめる「さいたまるしぇ」も、自転車ファンや一般の来場者たちで午前10時のオープン直後からほぼ満席となるなど、レース本番に向けて各会場が盛り上がりを見せていた。
ショッピングと体験が楽しめる
サイクルフェスタでは、さいたまクリテリウムのオフィシャルグッズや自転車・パーツメーカーブース、サイクリスト用アパレル・アクセサリーなどの販売の他、ステージイベントなどでレース本番に向けて盛り上がりを高めていた。会場には開場直後から大勢の客が詰め掛け、オフィシャルグッズや、ここでしか買えないお宝グッズなどを買い求める人たちでにぎわいを見せていてた。


ジャイアントのブースでは、エアロロード「プロペル」の展示に加え、同ブランドのパワーメーター「POWER PRO」が付いたロードバイク「TCR アドバンスド 1 SE」を用いたローラー台で試乗体験を実施。参加者はiPad上に表示される数値を見ながら、パワーメーターの使い勝手を確認していた。


ホダカのスポーツサイクルブランド「NESTO」(ネスト)のブースでは、大会ゲストの安田大サーカスの団長安田さんが乗る「オルタナプロ」を展示。団長安田さんがブースを訪れてブランドをPRし、ファンとの写真撮影に応じていた。
また、米国のサイクルコンピューターメーカー「wahoo」(ワフー)のブースでは、スマートローラーと勾配再現装置「KICKER CLIMB」(キッカークライム)を用いたバーチャールトレーニングの体験コーナーを設営。勾配にさしかかるとバイクが傾くリアルな様子に、参加者らが驚きながら体験していた。


その他、会場ではヨガインストラクターの大宅陽子さんによる「サイクリストヨガ」の体験会が開催されたほか、日本競選手会によるスプリント体験コーナー、そして昨年に引き続き「バイクロア特製」の子供用ダートコースが設けられた「キッズロア」が開催された。



味覚からフランス気分を楽しんで
さいたま新都心駅に隣接する「けやきひろば」では、ご当地グルメやスイーツや、フランス産の食材を使った飲食物の販売を行う「さいたまるしぇ」が催され、会場は「さいたま市場」、「フランス市場」、「さいたまクリテリウム協賛企業ブース」の3カテゴリーのブースが出店した。



トリコロールの旗がたなびく「フランス市場」は、本国のマルシェを再現したかのような賑わいと香りに包まれ、用意されたたくさんの席もオープン直後に満席となった。さいたま市内のレストランやホテルの本格的な料理やワインをリーズナブルに楽しめる機会とあって、「今年もこれを目当てに訪れた」という来場者も多く、訪れた人たちは各店舗の料理に舌鼓を打ち、観戦本番に向けて気分を盛り上げていた。