日本自転車産業振興協会がサポートメイドインジャパンを世界にアピール 台北サイクルショーの日本ブース

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 世界中のメーカーや代理店が集まる一大展示会「台北国際サイクルショー」が10月30日から台北で開催されており、多くの来場者が各ブースで商談の場を持ち賑わっている。その一角には日本のメーカーが集まったジャパンブースが展開。日本ならではの製品が並び、国内外の新たな顧客へアピールしている。

国内メーカーが軒を連ねたジャパンブース Photo: Shusaku MATSUO

 ジャパンブースは自転車産業振興協会が企画をしている区画で、ことしは新規の5社を含む、15社21ブースが出展した。自転車産業振興協会が台北国際サイクルショーの区画を抑え、仲介することで国内メーカーの海外進出をサポートしている格好だ。国内メーカーは出展の際、主催者側と直接交渉することがないため、言語による障壁はない。また、世界観を統一したブースが自転車産業振興協会によって製作されているため、製品とカタログ、人の手配のみで出展できることが最大のメリットとなっている。

GERWORKSの竹を使用したフレーム。ペイントは漆や貝などが用いられている Photo: Shusaku MATSUO
メイドインジャパン製品を一貫して造り続ける日東も注目されていた Photo: Shusaku MATSUO
レザーブランド「まわれ」は革製品でサイクルライフを充実させる製品を並べた Photo: Shusaku MATSUO

 区画には日東やMKS(三ヶ島製作所)といった老舗や、カペルミュールを展開するウエイブワンといったアパレルメーカー、BOMA(ボーマ)といった自転車メーカーとさまざまな企業が並んでいる。一風変わった竹製のフレームで注目を集めていたのがGERWORKS。京都の嵐山で採れた竹を使用し、漆や貝殻といった手の込んだ素材を用いた和風ペイントが目を引いていた。2回目の出展となったレザーブランド「まわれ」は本革を使ったサイクルアクセサリーやバッグを展示。日本的な世界観を打ち出し、海外のバイヤーへアピールしていた。

BOMAはダイレクトマウントブレーキを装着できるトラックバイクを展示 Photo: Shusaku MATSUO
6.7kgと軽量な折畳小径車を展示していたCARACLE Photo: Shusaku MATSUO

次回の共同出展企業を募集中

 メイドインジャパンの製品を作り続けている日東は、台北国際サイクルショーだけでなく、アメリカのインターバイクにも30年以上も関わり出展。今回は新作のショートリーチハンドル「M137 SSB」を持ってひっきりなしに商談を重ねていた。吉川隆久製品企画部長は「新規の開拓はもちろんですが、台北ショーはアメリカや欧州、アジア各国から人が一堂に会すので、既存の顧客に対して新製品を直接お見せできる場として活用しています」と出展理由を説明した。

海外の業者と積極的に商談を重ねたアウタートップ社 Photo: Shusaku MATSUO

 ブラケットカバーの「シェイクスフード」やグリップバー「ピストーラ」を展示していたアウタートップは、普段から製品写真を積極的にSNSへ掲載している。今回のショーでは、SNSの活用が盛んなアジアの業者から「instagramやフェイスブックで見たことあるよ」と声をかけられることが多く、商談に繋がっていると小林克至社長は明かした。

 自転車産業振興協会は来年の3月に開催される台北国際サイクルショーでもジャパンブースを設置するため、現在も出展希望のメーカーやブランドを募っている。また、2019年9月4~7日にドイツ・フリードリヒスハーフェン市で開催されるユーロバイク展での共同出展の募集も行っている最中だ。協会の神田崇由さんは「海外進出の足掛かりとして利用していただき、国内の自転車業界をさらに盛り上げるきっかけにしていきたいです」と話し、積極的な応募を呼びかけた。

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