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きょうの自転車イタリア語・TAPPA 4UN CAFFÉ, PER FAVORE! ―コーヒーをください

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TAPPA 4

バールでエスプレッソを楽しむ女性バールでエスプレッソを楽しむ女性

 テーマは「カフェ」…いや、「バール」です。コンビニのないイタリアでは、長いトレーニングの際に重宝するのがバール。“ノアの方舟”のような存在です。

 出発前にまず、しっかり朝ごはんを食べます。途中の補給食にはパワーバーを持参したり、ボトルが空っぽになったら村の噴水で水を汲んだりしながら走ります。そして、いざ休憩となったらバールに入ります。

 バールはスタンディングスタイルのカフェのようなもので、立ったままコーヒーを飲んだり、軽食をとったりできて、サイクリストの休憩にもピッタリです。価格も安く、地域の社交の場の一つになっています。

 もしあなたがサイクリングジャージを着ていたら、好奇心の強いイタリア人からの質問の嵐を覚悟してください! それでは、バールの一般的なメニューと注文の仕方を覚えましょう。


使い方

飲み物
Un cappuccino, per favoreカップッチーノを1つください
Un espresso, per favoreエスプレッソを1つください
Un bicchiere di vino, per favoreワイングラスを1つください
Un succo d’arancia, per favoreオレンジジュースを1つください
Una Coca Cola, per favoreコカコーラを1つください
Una birra, per favoreビールを1つください
食べ物
Un panino, per favoreパニーニを1つください
Un tramezzino, per favoreサンドイッチを1つください
Una pasta, per favoreケーキを1つください(※)
Una fetta di torta, per favoreタルトを1切れください
Una pizzetta, per favore小さなピザを1枚ください

※イタリア語で「pasta」は次の意があります:
(1)生地、(2)(レストランで)麺類、(3)(バールで)お菓子類

払う時
Il conto, per favore勘定をお願いします


文法ポイント

 言葉の前に書いてある「un/una」は「1つ」を意味します。

 イタリア語の言葉は男性・女性に分かれるので、「1つ」という単語も男性・女性に分かれます。例えば、paninoは男性名詞のため「un」、pizzetta(オーブンで温める小さなピザ)は女性名詞のため「una」になります。

 注文の時に迷ってしまったら、バリスタに指で数を示すのもいいでしょう。そして必ず「per favore」(お願いします)を使ってください。商品を受け取ったら「grazie」(ありがとう)と伝えましょう。うまくイタリア語が離せなくても、これで印象がよくなります。

男性名詞 / 女性名詞
un panino / una pasta
un tramezzino / una Coca Cola
un succo d’arancia / una pizzetta


つれづれイタリア~ノ!

「エスプレッソコーヒー」
 
現在世界中で愛され、イタリア人も愛してやまない飲み物、エスプレッソコーヒー。イタリア人は、エスプレッソコーヒーが世界中のカフェで飲まれていることに誇りを持っています。
 
イタリアでは、1日に4~5回飲むのが普通です。味わいには南北で異なり、北部は少し水っぽく、南部では濃くて砂糖なしで飲めないほど苦いといった感じです。その苦さは、世界を虜にした味覚でもありますね。
 
実は、エスプレッソコーヒーを愛する有名なチクリスタ(ロードレーサー)がいます。その名は、マーク・カヴェンディッシュ。「朝は濃いエスプレッソを飲まないとエンジンがかからない」と国営テレビのインタビューで言っていました。
 
イギリス人は、18世紀からイタリア文化に親しんでいますが、カヴェンディッシュも“イタリアフリーク”として知られています。イタリアの国民的スクーター「ヴェスパ」の前身「ランブレッタ」を3台持ち、イタリア料理が大好きなんだそうです。現住地はトスカーナ州ピストイア県の人口2万人の町、Quarrata(クアッラータ)。現地の人からも愛されていますよ。

ゴールスプリントを制したマーク・カヴェンディッシュ=ツール・ド・フランス2012ゴールスプリントを制したマーク・カヴェンディッシュ=ツール・ド・フランス2012
イタリアの国民的スクーター「ヴェスパ」イタリアの国民的スクーター「ヴェスパ」

マルコ・ファヴァロMarco FAVARO(マルコ・ファヴァロ)
イタリア語講師。イタリア外務省のサポートの下、イタリアの言語や文化を世界に普及するダンテ・アリギエーリ協会で、自転車にまつわるイタリア語講座「In Bici」(インビーチ)を担当する。サイクルジャージブランド「カペルミュール」のモデルや、Jスポーツへ「ジロ・デ・イタリア」の情報提供なども行なう。東京都在住。ブログ「チクリスタ・イン・ジャッポーネ

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