ジャパンカップ当日夜に宇都宮で開催選手と一緒に折り紙も! フリータイムが魅力のBMCアフターパーティー

by 平井久美子 / Kumiko HIRAI
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 ジャパンカップサイクルロードレースが行われた10月21日の夜、宇都宮市内でBMCレーシングチームのアフターパーティー・ファン交流会が開催された。ジャパンカップがラストレースとなったサイモン・ゲランス(オーストラリア)をはじめとした選手たちが登場、ファンは貴重な時間を過ごした。

交流会スタート直後に参加者全員で記念撮影 Photo:Kumiko HIRAI

“BMC”最後のジャパンカップ

 来年からメインスポンサーがCCCに変わるBMC。「BMCレーシングチーム」としてのジャパンカップアフターパーティーは今回が最後となる。パーティー参加者の中には、BMCの自転車に乗っていたことがきっかけでファンになったという人もおり、スポンサー変更を惜しむ声も聞こえてきた。

会場となった店のドアを開けると、BMCバイクがお出迎え Photo:Kumiko HIRAI
左から、松浦さん、吉谷さん、藤田さん Photo:Kumiko HIRAI

 埼玉県の松浦さん(26)と東京都の吉谷さん(23)はBMCバイクを所有。今回スポンサーが変わることを受け、参加を決意したと話す。また、同じテーブルにいたのは栃木県矢板市で自転車屋さんを営む藤田さん(30)。お店ではBMCのバイクを取り扱っているという。

引退のゲランスは職探し?

 BMCのアフターパーティーの特徴は、フリータイム。去年から行われている試みで、最初と最後のあいさつ以外、自由に交流をすることができる。特別なステージは設けられず、ファンはもちろん選手の席も自由だ。

言わずと知れた名選手サイモン・ゲランス(オーストラリア) Photo:Kumiko HIRAI

 イベントを主催するフタバ商店(BMC国内取り扱い)の担当者は「BMCはフレンドリーな選手が多い。フリータイムでファンと話しているときにとてもイキイキしている」と口にする。その言葉通り、ジャパンカップが引退レースとなったサイモン・ゲランス(オーストラリア)は冒頭のあいさつで、「今年で引退となるので職を探している」と一言。気取らない言葉でファンとの距離をグッと縮めていた。

左からアレクサンダー・エヴァンス(オーストラリア)、ニコラス・ロッシュ(アイルランド)、アラン・パイパー監督 Photo:Kumiko HIRAI
器用に箸を使い食事をする姿に、ファンからは感心の声があがっていた Photo:Kumiko HIRAI

 そのフリータイムで、ファンからはさまざまなプレゼントが送られた。忍者の格好に扮したBMCファンが選手に差し出したのはお面。各選手自らのお面を顔の前に置き、写真撮影を楽しんでいた。

ロッシュはお面に眼鏡をかけるお茶目な一面を披露 Photo:Kumiko HIRAI

 また、手ぬぐいとメッセージを用意したファンも。選手はもちろんスタッフにもプレゼントし、チームを労った。選手の活躍は裏方の力があってこそ。BMCというチームを思う気持ちが伝わったはずだ。

自らのお面をマジマジと見つめるフレディ・オヴェット(オーストラリア)とアルベルト・ベッティオール(イタリア) Photo:Kumiko HIRAI
温かいメッセージつき  Photo:Kumiko HIRAI
ゲランスにプレゼントされたのはファン手作りのフォトブック Photo:Kumiko HIRAI
参加人数は約30人。ゆっくり話しながらプレゼントを渡すことができる Photo:Kumiko HIRAI

21歳エヴァンスがドラゴンを製作

 先程、忍者の格好に扮していたファンは、パーティー開始直後はBMCジャージでエヴァンスとトーク。エヴァンスは、「日本に来るのは初めて。(日本は)宇都宮市しかみていないが、日本人のフレンドリーさや親切心などに好感を持った」とのこと。日本のおすすめスポットの話でも盛り上がったそうだ。

エヴァンス(左)とロスコフ(右) Photo:Kumiko HIRAI

 また筆者は、チームプレゼンテーションでガールフレンドから結婚のOKをもらったと話していた、ロスコフにインタビュー。「レースが終わってから彼女に連絡は取りましたか?」と聞くと、「(チームプレゼンで)日本のファンから婚約者にもおめでとうと伝えて欲しいという話が出たので伝えた。婚約したことを日本で知られていたことに驚いていた」と教えてくれた。「日本のファンは歓迎してくれるので、リラックスできて楽しい」とも口にしていたロスコフ。新婚旅行先には、是非日本を選んで欲しい。

 こちらのテーブルで行われていたはなんと折り紙。ファンにレクチャーを受けながら真剣なまなざしで折っていくエヴァンス。意外にも?とても器用。BMCドラゴンを完成させた。

細かい作業も丁寧にこなす Photo:Kumiko HIRAI
現在21歳のエヴァンス。今後、BMCドラゴンのように羽ばたいて欲しい Photo:Kumiko HIRAI 

 BMCレーシングチームとしては最後となった今回のパーティー。来年は、CCCがスポンサードする後継チームに所属する者、移籍する者、引退する者と行く先はさまざまだ。だが、このパーティーに参加したファンは、チームを越えて選手の人間性に魅了されたはず。来年、各選手がどの道に進もうとも、声援を送るだろう。

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