それぞれのスタイルで楽しむファン選手と自転車ロードレースが、より身近に感じる「ジャパンカップクリテリウム」と宇都宮の街

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 「2018ジャパンカップクリテリウム」が開かれた宇都宮市内では10月20日、レース前からファンや市民が、思い思いの観戦スタイルで一大イベントを楽しみ尽くした。自転車関連の出展ブースが並ぶ市中心部の商店街「オリオン通り」や「バンバ通り」、レース会場の大通りを中心に、大勢のファンで賑わい、選手たちも一緒になって楽しみ、自転車と街が一体になった。

オープニングセレモニーで選手たちに声援を送る観客たち Photo:Kenta SAWANO 

レース前から盛り上がるブース

 クリテリウム会場の大通りは午後2時から5時までの3時間が交通封鎖。レース本番を待つファンは、それぞれのお目当ての自転車関連ブースや、餃子などの地元グルメなど、思い思いの場所でレースまでの時間を楽しんでいた。

 レース会場沿いにある「RAPHA UTSUNOMIYA(ラファ宇都宮)」では昨年と同じ場所で店舗面積を約300平方mに広げポップアップショップを展開。この日は午前11時から、フォトグラファーの辻啓さんのトークショーを開催し、立ち見を含め約90人の観客が集まった。

ラファ宇都宮の辻啓さんトークショーは立ち見が出るほど盛況だった Photo: Koichi KASUYA
ラファ宇都宮には4台のZWIFTスペースが展開 Photo: Kenta SAWANO

 ラファ・ジャパンの矢野大介代表が「今朝も選手たちが練習後に寄ってくれました」と話すように、世界的なブランド「ラファ」が継続的に実店舗を出店をしているだけあり、選手たちのハブ的な存在になっていた。今年は、敷地を広げた分、Zwiftゾーンが拡充され4台のバイクに常に誰かが乗っているような状況。クリテリウムのレースが始まると、店の外のRCC(Rapha Cycling Club)専用の一段高い観客席からメンバーは選手に声援を送っていた。

ラファ宇都宮のRCC専用の観覧席からレースを楽しむメンバーたち Photo:Kenta SAWANO

チームカラーのネイルも人気

赤い悪魔もインドアサイクルプログラムで汗を流していた Photo:Kenta SAWANO

 レースに協賛するヒューマンアカデミーでは、ネイルの講師や受講生が8つのチームをあしらったネイルサロンを開き、訪れる女性ファンの爪を、お目当てのチームのカラーに仕上げ、気分を盛り上げていた。会場近くにはインドアサイクルプログラム「TOPRIDE」の体験会も開催。サイクルウェアに身を包んだファンや市民が、固定式バイクにまたがり汗を流していた。

ヒューマンアカデミー宇都宮校では、出場チームにちなんだネイリングを実施 Photo:Kenta SAWANO
ネイリングは8チームから選ぶことができた Photo:Kenta SAWANO
オリオン通りに展開されたバレットのブース Photo:Kenta SAWANO

 商店街のオリオン通りもジャパンカップの大きな垂れ幕とともに各種自転車関連メーカーのブースが目白押し。サイクルウェアブランドのVALETTEは新旧製品を多く取りそろえ、そのまま試着する人が多かった。期間限定の「ジャパンカップ・ミュージアム」には歴代の優勝者のサイン入りジャージのほか、オフィシャルグッズが揃っており、21日までオープン。宇都宮ブリッツェンのオフィシャルポップアップストア「THE RED ZONE 2018」には宇都宮ブリッツェングッズを買い求めるファンで賑やかだった。

宇都宮ブリッツェンのオフィシャルポップアップストア「THE RED ZONE 2018」 Photo:Kenta SAWANO
ジャパンカップのオフィシャルTシャツは21日は森林公園会場で発売 Photo:Kenta SAWANO

 メインのジャパンカップクリテリウムの前にも、高校生によるホープフルクリテリウムとガールズケイリンスペシャルレースが開催。「ガールズ」には2016~17年シーズンシクロクロス全日本チャンピオンの坂口聖香選手(日本競輪学校)や現役ガールズケイリン選手が出場し、色とりどりのバイクとウェアとともに、沿道を盛り上げた。

色とりどりの自転車とウェアで会場を盛り上げた「ガールズケイリン」のレース Photo:Kenta SAWANO
弱虫ペダル作者の渡辺航先生もオープニングで登場 Photo:Kenta SAWANO
最高の観戦ポイントで、手を休めてレースを見る人たち Photo:Kenta SAWANO

それぞれの応援スタイル

手作りのかぶりもので、会場を盛り上げた中西亮太さん Photo:Kairi ISHIKAWA 

 メインのジャパンカップクリテリウムが始まると、会場の熱気は最高潮になった。時間をかけて自作したコスチュームで仲間と盛り上がる人、1人でお店の中でTV画面で観戦する人など楽しみ方は人ぞれぞれだった。2016年から自作のハリボテをかぶって応援する中西亮太さんは、今年は「IN THE SKY」と書かれた佐野選手らしき人物を前面に、後ろには3人の海外選手を並べ、行き交う人に「これは誰か当ててください」と話しかけ、場を盛り上げた。

サイモン・ゲランス(左)にサインをもらう中西亮太さん Photo:Yu AKISANE

 翌10月21日には、宇都宮森林公園に舞台を移しジャパンカップ・ロードレースが開催される。朝9時からの選手紹介、10時からレースがスタート。クリテリウムの興奮をそのままに、観客と選手が一体となった戦いが繰り広げられるはずだ。

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