トレック・セガフレードが前日会見ジャパンカップ クリテリウム2勝の別府史之「ファンのためにデゲンコルプと勝利狙う」 

by あきさねゆう / Yuu AKISANE
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 UCIワールドチームのトレック・セガフレードが10月19日、ジャパンカップが開催される宇都宮市内で記者会見を行った。ジャパンカップクリテリウム2連覇の経験を持つ別府史之、2015年のさいたまクリテリウム以来2回目の来日となったジョン・デゲンコルプ(ドイツ)、チームディレクターのヤロスラフ・ポポヴィッチ監督(ウクライナ)の3人が今年の大会について抱負を語った。

ジャパンカップ開幕を前に会見に臨んだトレック・セガフレード。左から監督のヤロスラフ・ポポヴィッチ監督(ウクライナ)、ジョン・デゲンコルプ(ドイツ)、別府史之 Photo: Shusaku MATSUO

 トレック・セガフレードは、別府が2015、2016年大会のジャパンカップクリテリウムで連覇を飾り、ロードレースでは2015年にバウケ・モレマ(オランダ)が優勝するなど、相性の良さを見せている。今年は別府だけでなく、ツール・ド・フランス第9ステージで勝利したデゲンコルプをはじめ、2016年ブエルタ・ア・エスパーニャでポイント賞を獲得したファビオ・フェリーネ(イタリア)らが参戦。クリテリウム、ロードレース本戦ともに勝利が狙える布陣となっている。

 会見で語ったコメントは下記の通り。

できる限り写真撮影やサインに応じたい

 デゲンコルプ:今年はハードなシーズンで、コンディションの面で苦労することもあるなか、ツールで勝つことができました。ツールの勝利は私のキャリアのなかで、トップ3に入る大きな意味合いを持つ出来事です。2年前の事故から復帰して、エースとしてプレッシャーもあるなかで、大きなレースで勝てたことが本当に嬉しかったのです。

直前のツアー・オブ・ターキーを好リザルトで終えたジョン・デゲンコルプ(ドイツ) Photo: Shusaku MATSUO

 ツールを終えて、リフレッシュしてからシーズン後半を迎え、直前のツアー・オブ・ターキーでも良い結果を残すことができました(※第3ステージ3位、第5ステージ2位)。この調子で明日・明後日のレースでも良い結果を残したいです。

 ロードレースのコースは今日試走してきました。景色が綺麗でしたし、途中立ち寄った大谷遺跡はとても印象に残っています。2015年以来の来日となりましたが、さいたまと比べると宇都宮は人や渋滞も少ないため、(自転車で走るには)良い環境の街だと思いました。


 埼玉(2015年のさいたまクリテリウム)に来た時と同様に、日本のファンのおもてなしがとても厚くて印象に残っています。今年も可能な限り、ファンとの写真撮影やサインに応じたいです。けれども、本当に急いでいるときは「ごめんなさい」するかもしれないので、先に謝っておきたいと思います。

9月から日本で調整

 別府:ツアー・ダウンアンダーに始まり、年間を通していろんなレースを走ってきました。アジア大会で銀メダル(ロードレース)と銅メダル(個人タイムトライアル)を獲得し、9月の中旬から日本に戻ってきて、ジャパンカップに向けて調整していました。

9月中旬から大会に向けて準備を進めたことを明かした別府史之 Photo: Shusaku MATSUO

 過去2回、クリテリウムで勝ったときに、日本のファンが凄く喜んでくれたことがとても嬉しかったです。3勝目を狙いたいとかではなく、またファンが喜ぶ姿を見たいので、勝利を狙います。去年まではファビアン(カンチェラーラ)やアルベルト(コンタドール)が来ていたが、今年は世界でも有数のトップスプリンターであるジョン(デゲンコルプ)が来ました。ジョンのコンディションもとても良いので、2人で勝利を目指して走ります。

「ジョンとともに勝利を目指す」と意気込む別府史之 Photo: Shusaku MATSUO

 ロードレースでは、去年は雨の影響もあって思うようなレースができませんでした。今年は参加人数が増えて、また違ったレース展開になるかもしれません。天気も良さそうですし、ぼくたちはぼくたちのレースをしたいと思います。みんながトレック・セガフレードを応援してくれることを期待しているので、ぼくらの走りをしっかり見ていてください。

ロードレースはフェリーネで狙う

 ポポヴィッチ監督:自分にとっては今年で4〜5回目のジャパンカップです。元々は選手として参加していたが、今はディレクターとしてチームをマネジメントする立場で参加しています。これまでも結果を出してきているので、今年もチームとして良い結果を出せるように頑張りたいです。

日本のファンを「熱狂的で素晴らしい」と称賛したヤロスラフ・ポポヴィッチ監督(ウクライナ) Photo: Shusaku MATSUO

 日曜日のロードレースでは、フェリーネがエースです。ツアー・オブ・ターキーで総合5位と結果を残しているので、チーム一丸となって彼をサポートしていきます。

 日本のファンはこれ以上を望むことができないほど、熱狂的で素晴らしい。個人的には車を運転している時も「ポポ〜!」という声援がたくさんあって嬉しいし、今年も楽しみにしています。

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