「自転車の安全利用促進委員会」と自転車協会が開催群馬県・高崎工業高校で交通安全教室、自転車の構造からメンテナンスの大切さを解説 

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講師を務めた、日本車両検査協会の高橋泰仁さん。自転車メーカーにて設計・開発に32年間携わったあと、日本車両検査協会で自転車技士に関する業務に携わる ©自転車の安全利用促進委員会

 自転車のルール・マナー等の正しい利用方法や自転車の選び方、メンテナンスの重要性を啓発する「自転車の安全利用促進委員会」と自転車協会は10月18日、群馬県立高崎工業高等学校で生徒811人を対象に交通安全教室を開催した。メンテナンスの重要性を自転車の構造から学ぶ工業高校ならではの内容で、参加した生徒らからは「メンテナンスについて分かりやすく学ぶことができた」、「整備を定期的に受けようと思う」といった感想が寄せられた。

「点検回数0回」というアンケート結果も

 中高生が起こす自転車事故の割合は他の世代に比べて高い傾向にあり、昨今中高生自身が加害者になってしまうケースも注目を集めている。なかでも群馬県は通学時の1万人当たりの自転車事故件数が中学生・高校生ともに3年連続ワースト1となっており、生徒への自転車安全啓発は大きな課題となっている。

 今回の交通安全教室では、工業高校の生徒に自転車安全について興味を持ってもらえるよう、日ごろ自転車の安全性の検査や自転車技士の試験を実施している日本車両検査協会の高橋泰仁さんが、自転車の構造や機械的特性を踏まえた安全な乗り方や、メンテナンス方法について講演。生徒の自転車を使用し、自分たちでできる点検方法などを実演した。

BAAマーク。自転車協会が制定し、同協会が定める自転車安全基準に適合した製品に貼られている。BAAマークの自転車安全基準は全部で約90項目もあり、安全・安心な自転車の目印として認知されている  ©自転車協会

 また、高橋さんは自転車の構造的な歴史にも触れながら、ブレーキ性能が落ちると走行にどのような影響が出るのか、自分で点検する際に確認するポイントはどこかなどについて解説。高校生の半数以上が「点検実施回数0回」というアンケート結果があることを説明し、「皆さんの自転車は安全に走行できる状態になっていますか?」と問いかけ、実際の自転車を用いて日頃のメンテナンスの具体的な方法と重要性を伝えた。

 最後に高橋さんは「メンテナンスも重要だが、購入時も安全な自転車かどうかきちんと見極める必要がある。安全性は見た目だけではなかなか判断しにくいもの。約90項目のテストに合格した安全な自転車の目印である『BAAマーク』を確認するとよいでしょう」と語った。

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