ルートは全国に展開予定アプリ「ツール・ド」でご当地スポット巡り 秋ライドを満喫した「ツール・ド×かすいちmini」

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 茨城県の「霞ヶ浦」を舞台としたイベント「ツール・ド×かすいちmini」が10月13日、スマートフォンのサイクリング用アプリ「ツール・ド」の発表とともに開催された。専門家が監修した60kmのコースを、アプリに表示されるご当地スポットにチェックインしながら自由なペースで走れるイベントで、小学生から大人まで約100人が秋のサイクリングを楽しんだ。

「ツール・ド×かすいちmini」スタート前の記念撮影 Photo: Shusaku MATSUO

スタンプラリー感覚で

 「ツール・ド×かすいちmini」で用いられたアプリ「ツール・ド」は、予め定められた、おすすめコースを案内してくれるもの。走行したいコースを選択した後、決められた出発地点からスタートすることで計測が開始される。画面のマップでは走るべきルートが表示されるほか、ご当地スポットに差し掛かるとチェックインが可能。全て集めてゴール地点まで戻ると、そのルートを完走したバッジがアプリ上で付与される。

多くの人々で賑わったかすみがうら市交流センターの会場 Photo: Shusaku MATSUO
「景色やグルメを堪能してほしい」とアピールした坪井透かすみがうら市長 Photo: Shusaku MATSUO
各所に設定されたルート上のご当地スポットを巡る Photo: Shusaku MATSUO
全国のルートを巡り、バッジをコレクションすることも可能 Photo: Shusaku MATSUO
大会アンバサダーのけんたさん(左)ともえさん Photo: Shusaku MATSUO

 この日は太陽が1日中雲に隠れ、肌寒かったが、会場となったかすみがうら市交流センターには大勢のイベント参加者が集い、賑わいを見せた。4時間以内で大会が付与する地図内に設けられたチェックポイントを周り、獲得得点で競う「ライドハンターズinかすみがうら」も開催。各チームはルートの選定や走り方を確認しあうなど、スタート前から熱気を帯びていた。

思い思いのペースでスタートする参加者たち Photo: Shusaku MATSUO
アプリ「ツール・ド」を起動させてスタート Photo: Shusaku MATSUO
湖畔だけではなく、緑豊かな丘陵地帯も走るコース Photo: Shusaku MATSUO

 一方の「ツール・ド×かすいちmini」はさらに肩の力を抜いたイベント。他人と競うものではなく、ご当地の景色やグルメを楽しみながら完走を目指すイベントとなる。霞ヶ浦では、プロサイクリングガイドの田代恭崇さんが監修した4つのコースがツール・ドに収められており、この日設定されたルートは、湖の北側を巡る「かすいちmini」。湖畔や周辺の里山を巡る約60kmの道のりだ。

フォトフレームで“SNS映え”を目指す

 スタートに伴い、かすみがうら市の坪井透市長は「霞ヶ浦の景色や秋の味覚を堪能してください」と地元をアピール。自転車ユーチューバーのけんたさんや、イベントアンバサダーで自転車モデルのもえさんも駆けつけ、“SNS映え”する写真の撮り方を指南した。「ツール・ド」にはスポットや、これまで走ってきた距離、時間が記されたフォトフレーム機能が搭載。ライドで立ち寄った思い出を、仲間と手軽にシェアできる。

巨大な「富士見塚古墳公園」を見学 Photo: Shusaku MATSUO
ルートはアプリ上で確認しながら走行が可能 Photo: Shusaku MATSUO

 参加者たちは事前に「ツール・ド」をインストールしたスマホを、自転車のハンドル周りに設置。スタートの合図と同時に思い思いのペースで出発していった。

ツール・ドのアプリを使って写真撮影も Photo: Shusaku MATSUO

 まず、参加者たちは霞ヶ浦湖畔を沿うように北上。7km地点にあるご当地スポット「富士見塚古墳公園」を目指した。前方後円墳を間近で眺められるスポットとなり、立ち寄って写真に収める参加者の姿が見られた。ツール・ドに表示されたチェックインボタンをタップし、スタンプラリー感覚で次のスポットへと向かった。

 次のご当地スポットは栗農園の「四万騎農園」。ここでは栗を使ったソフトクリームや、ジャムなどの秋の味覚が人気だ。古民家風の屋内席のほか、農園を望む解放感のあるテラス席も備えられており、自転車を降りてもゆっくりとグルメを堪能できる。

マロン・ジャムの味は3種類 Photo: Shusaku MATSUO
試食用のジャムは手が止まらないおいしさ Photo: Shusaku MATSUO

 ジャムの試食も用意され、味わってから購入できるのも嬉しいポイント。その後は、旬な梨やブドウ狩りが楽しめる「さんろく果樹園」にチェックイン。300gのボリュームを誇る“かすみがうら市推奨”のおもてなしハンバーグセットが人気のレストランボンジュールもスポットに設定されており、ライドの合間にランチを楽しんだ。

解放感あふれる景色が広がる霞ヶ浦 Photo: Shusaku MATSUO
雄大な筑波山を眺めながら平坦路を進む Photo: Shusaku MATSUO
競わないイベントなので、ゆっくりとした参加者同士の交流も醍醐味 Photo: Shusaku MATSUO

全国のバッジを集める楽しみ

 午後になると、霞ヶ浦一帯では、向かい風や横風が参加者の顔を歪めさせた。しかし、追い風に変わったルート後半では足取りも軽く、道の駅「たまつくり」を経てフィニッシュ。チェックポイントを全て獲得した参加者には、完走バッジのほか、アプリ内でも達成バッジが付与された。

ご当地ポイントの一つ「レストランボンジュール」 Photo: Shusaku MATSUO
ボリューミーなランチがいただける Photo: Shusaku MATSUO
小学四年生ながら疲れをみせずに完走を果たした村木奏太君と和田蒼一郎君 Photo: Shusaku MATSUO

 小学4年生ながら元気に完走を果たした和田蒼一郎君と村木奏太君は「風が大変だったけど、湖や森の景色が良く、気持ちよく走れました」と感想を述べた。イベントアンバサダーのもえさんは「競うのではなく、自分のペースで走れるイベントで、景色や食べ物などの霞ヶ浦の恵みを堪能できました。『ツール・ド』は親しみやすいアプリなので、ほかのルートにも挑戦してみたいです」と振り返った。

 「ツール・ド」を発表したルーツ・スポーツ・ジャパンは今後、コースは全国に展開し、規模を拡大する予定だ。ご当地の魅力をサイクリングを通じて体験し、サイクリストに発信してもらう仕組みづくりを充実させていくという。

コスモスといった季節を感じさせる花が出迎える Photo: Shusaku MATSUO
スタートしたかすみがうら市交流センターに戻るとフィニッシュ Photo: Shusaku MATSUO

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