自転車競技で初の快挙ユースオリンピックBMXフリースタイル・パーク混合 丹野夏波・大霜優馬ペアが銅メダル
アルゼンチン・ブエノスアイレスで開催中の第3回ユースオリンピック競技大会で10月11日、自転車競技BMXフリースタイル・パーク混合が行われ、丹野夏波(かなみ)(神奈川・白鵬女子高校)と大霜優馬(神奈川)のペアが銅メダルを獲得した。同種目がオリンピック形式で行われるのは今回が初で、日本のユースオリンピックにおける自転車競技初のメダル獲得となった。
丹野は「決勝1本目で目標としていたベストの走りができ、得点も予選を含めても自身の最高得点を出すことができたので満足している。今大会で学んだ技術、大会でのパフォーマンス発揮や会場の雰囲気、そしてメダル獲得まで体感できたことをメインの競技種目であるBMXレースでプラスに繋げたい」と喜びを語った。

大霜は「国際大会での決勝経験はなく、結果やメダルを狙いに行く大会は初めてだったが、練習日、予選と日を追うごとに気持ちに余裕が生まれ、決勝では観客の声援を力へと変えられた。通常のワールドカップなどにはない少人数での対戦形式などを経験できたことやメダルを獲得したことで、東京オリンピックに向けてより一層目標に対するイメージが湧いた」とコメントした。