42歳の大ベテラン「厳しい環境を求めて」チームNIPPO・デローザに福島晋一が移籍加入 再びヨーロッパの舞台へ

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福島晋一選手。昨年はマレーシアのトレンガヌに所属していた福島晋一選手。昨年はマレーシアのトレンガヌに所属していた

 チームNIPPO・デローザは1月11日、トレンガヌ・サイクリングチーム(マレーシア)より福島晋一選手が移籍加入すると発表した。ヨーロッパを中心に活動するNIPPOで、今年42歳を迎える大ベテランが再び世界の大舞台に挑むことになる。

 1971年生まれの福島選手は、2003年のロード全日本チャンピオン。2010年にはタイムトライアルチャンピオンにも輝いている。ブリヂストン、エキップアサダなどを経て、近年は韓国、マレーシアのチームに籍を置き、アジア地域のUCIレースを中心に活動していた。

 40歳を超えてもアジアツアーで勝利を挙げるなど、日本を代表する選手として活躍。昨年はマレーシアのレースで優勝したほか、日本代表選手としてアジア選手権、世界選手権も走った。

NIPPOでは2007年のツール・ド・ランカウィでステージ優勝(大前仁撮影)NIPPOでは2007年のツール・ド・ランカウィでステージ優勝(大前仁撮影)

 NIPPOには以前にも在籍していたことがある。「NIPPO CORPORATION-梅丹本舗-Equipe ASADA」として活動した2007年シーズンにチームキャプテンを務め、ツール・ド・ランカウィ(マレーシア)とツール・ド・コリア(韓国)でステージ優勝を飾った。また日本で開催されたツアー・オブ・ジャパンでは、開幕の大阪・堺ステージで、宮澤崇史、新城幸也の両選手をワンツーフィニッシュに導く牽引役として活躍した。

 チームNIPPO・デローザは昨年12月、2013年シーズンに契約する日本人選手6人を先行して発表している。ただ、その平均年齢は22.5歳と大幅に若返っていたため、ヨーロッパやアジアでの経験豊富な福島選手の加入により、若手選手が大きく成長できる育成環境が整った。

 チームは福島選手に対し、若手の指導にとどまらず、世界の頂点を見据えた活躍を期待。そのために様々な角度から福島選手をサポートしたいとしている。

福島晋一選手のコメント(リリースより)

昨年のジャパンカップで先頭を走る福島晋一選手昨年のジャパンカップで先頭を走る福島晋一選手

 2012年所属していたトレンガヌでは、チームをアジアランキング1位に押し上げることができました。しかし、マレーシア人重視政策の影響から、このチームにいては自分の理想のチームになりえないと考えるようになりました。

 最近、日本を除くアジアのトップ選手が、ヨーロッパのレースから“楽に勝てる”アジアのレースに戻りつつある傾向を見るにつけ(実際、そんな考えではアジアのレースも勝てませんが)、「やはり、自分がいい見本にならなくてはならない」と考えるようになりました。選手は常に厳しい環境を求めることでステップアップしていくことを、当チームの活動を通して、他の日本選手やアジアのチームに伝えたいのです。

 そして、NIPPOにはこの42歳の選手に走る機会を与えていただける事に感謝しています。

チームNIPPO ウェブサイト

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