正式登録は「近く最終判断」カチューシャの“臨時ライセンス”要請をCASが却下 ロドリゲスの移籍に現実味

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2013年シーズン、カチューシャ チームの活動はどうなるのか?2013年シーズン、カチューシャ チームの活動はどうなるのか?

 カチューシャ(ロシア)がUCI(国際自転車競技連合)の2013年プロチームリストから外され、“降格”扱いとされた問題で、スポーツ仲裁裁判所(CAS)は1月9日、臨時ライセンスの発行を求めたカチューシャの提訴を却下した。カチューシャは正式なライセンス登録を求める提訴もしており、CASは「なるべく近いうちに最終判断を下す」としている。

 ツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリアなど“3大ステージレース”や、主要なクラシックレースはUCIワールドツアーに規定され、プロチームであれば自動的に参戦できるが、格下のチームは招待されない限り出場できない。カチューシャはCASで勝訴できなければ、プロチームに次ぐカテゴリーのプロコンチネンタルチームとして活動することになる。

 カチューシャは昨年のワールドツアーでチームランキング2位、個人ランキングではエースのホアキン・ロドリゲス(スペイン)が1位に輝いている。しかし、すでにジロ・デ・イタリアの主催者は、今年の大会にカチューシャを招待しないことを発表。ジロ優勝を目指していたホアキン・ロドリゲスは予想もできない状態に陥り、他のプロツアーチームへの移籍が現実味を帯びてきた。

 カチューシャをめぐる一連の騒動は、ロシアのスポーツ界にとっても大きな打撃だ。裁判の行方はチーム運営の方向性を左右するだけに、春のレースシーズン前の早期決着が待たれる。

スポーツ仲裁裁判所の発表(本文)=1月9日、スイス

(文 マルコ・ファヴァロ)

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