スプリントレースの組み合わせも決定バルベルデ出場のオファーは世界選の直後だった 2018さいたまクリテリウム発表会リポート

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 「J:COM presents 2018ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」(11月4日開催)の出場選手が発表された会見では、スプリントレースの組分け抽選会や、出場する山本元喜(キナンサイクリングチーム)らによるトークイベントも開催された。ASOのイベントディレクターからは、世界選手権後にバルベルデへ出場をオファーしたことが明らかにされた。

国内外のスター選手が集まる「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」は11月4日に開催 Photo: Shusaku MATSUO

バルベルデ参戦がサプライズに

 会場にはメディアのほか、多くの一般観覧者も詰めかけた。出場選手の紹介に入ると会場のボルテージは一気に上昇。参加チームの紹介VTRの後、注目される選手名が次々に呼ばれるとスター選手の来日決定に歓声が上がった。

「地域経済活性化、健康促進に貢献できる」とアピールした清水勇人さいたま市長 Photo: Shusaku MATSUO
「さいたまクリテリウムはツールの第22ステージです」と語るASOのエリック・ぺレス・デ・アレナザイベントディレクター Photo: Shusaku MATSUO

 特に反響が大きかったのがモビスター チーム。世界選手権男子エリートロードレースを制したばかりのアレハンドロ・バルベルデ(スペイン)の参戦が明かされると、割れんばかりの拍手が起こった。また、昨年も参戦したスプリンターのマルセル・キッテル(ドイツ、カチューシャ・アルぺシン)や、ベテランのヴィンチェンツォ・ニバリ(イタリア、バーレーン・メリダ)もファンにとっては嬉しい決定となった。

 大会に際して、登壇した清水勇人さいたま市長は「本場ツール・ド・フランスの雰囲気を伝えるイベントでありながら、市民も参加できる大会。地域経済の活性化や、自転車による健康促進も期待できるイベントです。大会まで一カ月を切りましたがますます盛り上げていきたい」と意気込んだ。

チーム モビスターのメンバーが発表されると歓声が上がった Photo: Shusaku MATSUO

 ASO(アモリ・スポル・オルガニザシオン)のイベントディレクター、エリック・ぺレス・デ・アレナザ氏は「さいたまクリテリウムはツール・ド・フランスの第22ステージです。この大会は回を重ねるごとに、サイクルロードレースにとって欠かせないものとなりました」とコメント。ツールにマイヨジョーヌが登場してから100年になる来年に向け、一層さいたま市との関係性を高めていきたい意向を示した。

タイムトライアルとスプリントレースにも注目

 大会ではメインとなるクリテリウムレースのほかに、タイムトライアルとスプリントレースが開催される。スプリントレースはチームから各1人選出された選手が4グループに分かれて予選を行い、1位の選手のみ決勝へと進める方式。3kmで設定されたコースのうち、ラスト1kmで先導車が外れて正式なスタートとなる。国内外のスプリンターがどの組合せになるか注目された。

 清水市長によって行われた抽選結果は下記の通り。決定したのはチームの組合せで、出場選手は当日の発表となる。

スプリントレース組合せ

◇グループA◇
ミッチェルトン・スコット
別府史之(海外チーム扱い)
キナンサイクリングチーム
宇都宮ブリッツェン

◇グループB◇
カチューシャ・アルぺシン
モビスター チーム
マトリックスパワータグ
シマノレーシング

◇グループC◇
チーム スカイ
新城幸也(海外チーム扱い)
NIPPO・ヴィーニファンティーニ
スペシャルチームジャパンforさいたま

◇グループD◇
バーレーン・メリダ
UAEチーム・エミレーツ
チームUKYO

清水勇人市長により、スプリントレースの組合せ抽選が行われた Photo: Shusaku MATSUO

 TTはチームTTと個人TTの2種目が開催。チームTTはスプリント種目に出場しない残りの3人が出場することとなる。個人タイムトライアルを走る一人、藤田涼平(サイタマサイクルプロジェクト)は「チームの地元なのでぜひ出場したかったです」と意気込んだ。藤田は先日開催されたさいたま市・彩湖で開催されたさいたまクリテリウムの一般向けTTレースで優勝。本戦となるさいたま新都心で行われる個人TTへの出場権を勝ち取った。「得意の短いTTなので頑張りたい」と笑顔で語った。

アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター チーム)参戦のいきさつを訪ねる栗村修さん Photo: Shusaku MATSUO
会場には一般の観覧者も詰めかけた Photo: Shusaku MATSUO

 トークイベントでは山本、アレナザ氏に加えて、大会の広報を務めたモデルの鈴木優華さん、ロードレース解説でお馴染みの栗村修さんを加えて行われた。栗村さんから「バルベルデはどのタイミングでオファーをしたのでしょうか」という質問がアレナザ氏に投げかけられると「世界選手権の直後、優勝が決まってからプロポーズしました」と明かした。昨年のペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)に続き、世界チャンピオンが大会を盛り上げることとなった。

「全日本王者として恥じない走りをしたい」と意気込む山本元喜(キナンサイクリングチーム) Photo: Shusaku MATSUO

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