総勢8000人以上が参加「一緒に走ろう!」 世界中の女性サイクリストが駆け抜けた、年に一度の「ラファ Women's 100」

by 後藤恭子 / Kyoko GOTO
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 一年に一度、女性サイクリストたちが100kmを走る、「Rapha Women’s 100」(ラファ ウィメンズ ハンドレッド)が9月15日に、世界で一斉開催された。個人、またはチームを組んで走るグローバルなイベントで、確認できているだけでも総勢8000人以上もの女性サイクリストが各国を駆け巡った。日本国内でもラファが主催するライドイベントのほか、「ライドリーダー」と呼ばれる女性サイクリストが自主的に立ち上げたイベントが、九州から北海道まで全国19カ所で開催された。その1つ、ラファ東京で開催されたウィメンズ100に『Cyclist』の女性記者が同行。その様子をリポートする。

9月15日、ラファ東京を拠点に開催された「ラファ ウィメンズ100」(=東京・調布市の調布飛行場内にて) ©Nobuhiko Tanabe / Rapha Japan

参加条件は「女性」であること

 ウィメンズ100は、ラファが「女性サイクリストの自立と女性サイクリスト同士のコミュニケーションを図る場」として提唱し、6年前に立ち上げた年に一度のライドイベントだ。「Rapha Cycling Club」(RCC)というラファの会員組織に属していなくても誰でも自由に無料で参加でき、ソロでの参加はもちろん、各地で開催されるグループライドに参加したり自らライドイベントを主催することも可能だ。100kmに初挑戦するビギナーだけでなく、ライド仲間を増やしたい女性サイクリスト同士が輪を広げるきっかけにもなっている。

参加者たちは共通のハッシュタグ「#womens100」を付けてインスタグラムに画像をアップ(写真はイタリアでのライドの様子 ©Rapha
シンガポールでライドの様子。ウィメンズ100のスペシャルジャージをおそろいで ©Rapha

 「Instagram」(インスタグラム)を利用し、共通のハッシュタグ「#womens100」を用いてライド風景の写真を共有することで、世界中の女性たちとのつながりを感じられるのも同イベントの特色だ。朝を迎える順番で、最初にスタートするのが日本。時間が進むにつれてアップされていく投稿から、世界の女性サイクリストたちが思い思いにライドを楽しむ様子が見えてくる。

ドイツのバイクブランド「キャニオン」でも開催された ©Rapha
日本国内ではしまなみ海道を舞台に100kmのコースを作ったチームも ©Rapha

 日本国内ではラファが主催するオフィシャルライドを含め、全国21カ所でライドが発足した。ラファ・ジャパンによると確認しているエントリー総数は158人とのことだが、エントリーせずに自由にハッシュタグを付けて投稿しているサイクリストも多数おり、実際の数はそれを上回る可能性があるという。

「皆が集まれば雨でも楽しい」

ライドリーダーを務めるラファスタッフの池田桂子さん(写真中央)とアンバサダーの藤森なおみさん(同右) ©Nobuhiko Tanabe / Rapha Japan

 その1つ、東京・渋谷区にあるラファ東京で開催された「ラファ東京 ウィメンズ100」に『Cyclist』の女性記者も同行した。集まったメンバーはライドスタッフを除く10人。中にはアイアンマン(トライアスロンの長距離版の完走者)というエキスパートもいたが、大半が始めて3カ月~半年というフレッシュな面々。中にはこのイベントで初めて100kmに挑戦するという女性の姿もあった。

キャニオンの女性用ロードバイク「エンデュレースWMN CF SLディスク8.0 LTD」も「ウィメンズ100」のカラーをまとって登場 ©Nobuhiko Tanabe / Rapha Japan
貸し出されたワフーのサイクルコンピューター「エレメント」の使用方法について説明を受ける参加者たち ©Nobuhiko Tanabe / Rapha Japan

 コースはラファ東京を拠点に西へと向かい、多摩湖周辺で折り返すというほぼフラットな道のり。しかしイベント当日は明け方から雨予報が出ていた。「家を出る時点で降られたら心が折れる!」というライドリーダーの池田桂子さんの判断でスタート時間を1時間遅らせた結果、晴れ間を縫って午前8時のスタート時間に10人全員が無事集合。「皆が集まれば雨でも走れる」という声が空に聞こえたのか、スタート直後から雨が堰を切ったように降り始めた。

参加者全員にプレゼントされたリストバンド。髪を束ねるゴムにしたり、それぞれのスタイルで身に着けていた ©Rapha Japan
走力に応じて5人ずつのチームに分かれて出発 ©Nobuhiko Tanabe / Rapha Japan

女性同士で走るかけがえのない時間

 晴天を良しとする日常と違い、自転車イベントでは雨や風、暑さや寒さも全ての気象がライドを構成する“スパイス”になるというのは、サイクリストなら誰もが経験したことがあるのではないだろうか。状況が過酷であればあるほど神経が研ぎ澄まされ、挑戦に向けて五感がフル稼働する。仲間がいるとそれが連鎖し、皆が強くあろうとする相乗効果が生まれる。

雨の都心をくぐり抜けて ©Nobuhiko Tanabe / Rapha Japan
雨さえも楽しんでいるように見える女性たち ©Nobuhiko Tanabe / Rapha Japan

 この日集まった女性たちもすでに例外ではないようで、弱音を吐くどころか、強まる雨にも笑顔が絶えない。ずぶ濡れでメイクが台無しになる自分よりもバイクの汚れを心配する発言や、「炎天下の中を走るよりいいよね」というたくましい言葉も聞こえた。

 話を聞くと、参加者の大半がソロでの参加。そうでない人たちもラファの女性限定イベントで知り合い、今回のウィメンズ100に参加したという経緯をたどっていた。普段は1人で走っていたり、男性に混じって走っている女性がほとんどで、彼女たちにとっては女性同士で走れる環境そのものが、かけがえのない時間のようだった。

都心から離れるにつれ、自然が豊かに ©Nobuhiko Tanabe / Rapha Japan

 「Women’s100」のルールはチーム全員が一緒にゴールすること。ライドリーダーがレベルのばらつきも考慮しながらライドを進めるので、ビギナーでも「遅れる」「待たせる」といった心配をせずに参加できるので安心だ。能動的な気持ちで臨めるせいか、パンクが起きても彼女たちにとっては決して残念なハプニングにはならない。チューブ交換をあまり経験したことがないという女性が発した「パンク講習会」という言葉に、その場の空気も一瞬にして“学びの場”に変わった。

パンクさえも新鮮な体験 ©Nobuhiko Tanabe / Rapha Japan

 とはいえ雨は容赦なく体温を奪う。フラットな行程は体も温まりにくく、女性たちからは「上りたい!」という声があがった。これには数々のライドイベントを牽引してきたアンバサダーの藤森なおみさんも「上りが多いといわれることはあっても、少ないといわれたことは初めて(笑)」と驚いた様子だった。

 冷え切ったところで辿り着いたお待ちかねのランチは、地元の名物「武蔵野うどん」。寒さで一瞬弱々しく見えた女性たちだが、うどんに追加するトッピングの“がっつりさ”に皆の食欲と元気を確認。美味しそうにうどんを頬張りながら、花を咲かせるのは自転車談義。普段できない自転車女子トークでいっそうの盛り上がりを見せていた。

ランチは地元の名物、武蔵野うどん ©Nobuhiko Tanabe / Rapha Japan
雨に奪われた体力は美味しいランチとおしゃべりで回復 ©Nobuhiko Tanabe / Rapha Japan

「自転車に出会って人生が変わった」

 雨も上がり始めた午後1時過ぎ、折り返し地点の多摩湖に到着。雨に降られながらの約50kmだったが、疲労感よりも雨が止んできた安堵感が彼女たちを笑顔にしていた。そんな彼女たちに改めて自転車の魅力について尋ねてみた。

折り返し地点の多摩湖にかかる橋を渡る ©Nobuhiko Tanabe / Rapha Japan

 トライアスロンをしている友人が、バーチャルサイクリング「Zwift」(ズイフト)を使ってトレーニングしている様子を見てロードバイクに興味をもったという眞隅(ますみ)百合さん。「室内でこんなに楽しいのだから、外で走ったらもっと楽しいに違いないと飛び出してみたら、案の定でした(笑)」。自転車に乗り始めて約半年、「人生が変わった」というほどののめり込み様で、いまはほぼ毎週末、RCCのビギナー向けイベントに参加しているという。「峠にも行きたい。いずれはブルべにも挑戦してみたい」と好奇心で目を輝かせていた。

香港から来日して8カ月というヴェロニカさん(写真右)を囲んで。日本でも自転車に乗りたいとRCCのメンバーになった ©Nobuhiko Tanabe / Rapha Japan
「来年PBPに出場するのが目標」という東明日香さん(写真左)とアイアンマンの岡田知子さん。経験豊富なサイクリストも「ウィメンズ100」は参加したくなるイベント ©Nobuhiko Tanabe / Rapha Japan

 一方で、今回初めてライドリーダーの立場でウィメンズ100に参加した東明日香さんは、ロードバイク歴4年目にしてますます自転車への愛情が深まっている様子。「運動神経がなくてこれまでスポーツは苦手だったけど、自転車はそんな自分をサポートしてくれる。どこにでも行ける、自分にもできるという感覚が楽しくて、いまは生活の9割がサドルの上かな(笑)」と笑顔を浮かべる。1人でもさまざまなライドイベントに参加しており、来年は4年に一度フランスで開催される「パリ~ブレスト~パリ」という超長距離イベント(1200km)での完走を目指しているという。

復路の途中、各地でお祭りに遭遇 ©Nobuhiko Tanabe / Rapha Japan
都庁の近くでお神輿!脚を止めて、カメラを向ける ©Nobuhiko Tanabe / Rapha Japan

 そんな東さんとの出会いがウィメンズ100を知るきっかけだったという自転車歴2年の大久保香織さん。初めて参加したライドイベントの宿泊先で単独参加していた東さんと相部屋になり、「また一緒に走りたいね」という一言からウィメンズ100で一緒に走ることが実現した。「世界が広がっていくのが楽しい。自転車を始められて本当に良かったと思っています」と話してくれた。

ゴール直前、東京都庁前を通過。東京五輪のマークに思わず「東京って感じ!」とテンションがアガる ©Nobuhiko Tanabe / Rapha Japan

 午後6時過ぎ、全員がラファ東京に到着。皆で完走を称え合うなか、この日初めて100kmを完走した大川怜子(さとこ)さんは「初めての100km挑戦だったのに雨で最初は憂鬱だったけど、皆の笑顔を見ながら、『まだ私頑張れる』と思いながら走った。1人で走るよりも皆で走る方がずっと楽しいことを知りました」と喜びを語った。

 雨の中を走って汚れたバイクとすっかりすっぴんになった女性たち。それでも、拍手を贈り合い、お互いを労う姿には清々しい美しさが溢れていた。

CCTYOで100km完走を称え合う女性たち ©Nobuhiko Tanabe / Rapha Japan
この日、初めて100kmを完走した大川怜子さん ©Nobuhiko Tanabe / Rapha Japan

来年は仲間を誘って

 その5日後、9月20日にアフターパーティーが開催され、ウィメンズ100の参加者総勢20人がラファ東京に集まった。ドレスコードの赤、または青の衣服でドレスアップしての再会。ライド時とはまた違う華やかな装いで、「最初はお互いが誰だかわからなかった」という“自転車あるある”で盛り上がっていた。

他のライドに参加した女性も含め20人が集まったアフターパーティー。それぞれドレスコードの青や赤のドレスをまとって Photo: Kyoko GOTO

 苦楽をともにした仲間との再会はまた格別のようで、参加者たちは「雨がザーザー降る中を走るのは初めてだったけど、逆にハイテンションになって楽しかった。女子だけで走るのは本当に楽しい。こういうイベントがあってよかった」、「雨で参加を迷ったけれど、行ったら楽しかった。信号で停まるたびに笑いが起きて、楽しくてしかたがなかった。皆の話を聞いていて、もっと色々なところに行ってみたいと思った」と口々に感想を語り合っていた。

パーティーでは展示されていたキャニオンの「エンデュレースWMN CF SLディスク8.0 LTD」(XS)が来場者を対象に5%オフで先行販売された Photo: Kyoko GOTO
パーティー参加者全員に「#WMN」のロゴが入ったキャニオンのTシャツがプレゼントされた Photo: Kyoko GOTO

 ライドリーダーを務めた藤森なおみさんは、「去年始めた人も長年乗っている人も関係なく、誰でもライドリーダーになれると思ってる。来年イベントを立ち上げてみようと思ったら、ぜひ周りの人を誘ってやってみてほしい」と会場に集まった女性たちに呼びかけていた。

スタイルも走りもキマるキャニオン「WMN」シリーズ

 今回のウィメンズ100では、女性のロードバイクシーンを応援する2社もサポートにあたっていた。1つはドイツのブランド「CANYON」(キャニオン)。女性専用設計バイク「WMN」(ウィメン)シリーズの「エンデュレースWMN CF SLディスク8.0 LTD」に「ラファ ウィメンズ100」記念モデルを100台限定で発売した。

「エンデュレースWMN CF SLディスク8.0 LTD」の「ラファ ウィメンズ100」記念モデル ©CANYON

 「WMN」シリーズは身長152cmから対応する日本人女性にも嬉しいサイズで、ジオメトリーはもちろん、フレーム形状、空力性能まで完全に女性のための専用設計になっている。

コンセプトを同じくする「ENDURACE WMN CF SL DISC 8.0」の2XSを試乗。162cmの身長を、650Bのホイールがバランス良く見せてくれる ©Nobuhiko Tanabe / Rapha Japan

 ビギナーからレーサーまで幅広い女性サイクリストのニーズにこたえる5サイズ(※)を展開しており、さらに3XSサイズと2XSサイズには650Bホイールを採用。ホイールサイズが小さくなる際の懸念となるギヤ比は、52-36Tとすることで700C(50-34T)同等のギヤ比にしている。

※適応身長:3XS(152-160cm)、2XS(160-166cm)、XS(166-172cm)、S(172-178cm)、M(178-186cm)

 今回のライドで筆者が試乗したのはウィメンズ100モデルと同等のコンセプトをもつ「ENDURACE WMN CF SL DISC 8.0」の2XSサイズ。まず目がいくのは乗車時の全身バランスの良さ。十分なサドル―ハンドルの落差に加え、650Bのホイールがもたらす視覚的なバランスがスタイルよく見せてくれるのは女性としては嬉しいポイント。もちろん見た目のバランスだけでなく、ハンドリングの安定性と俊敏性にも大きく貢献し、カーブや下りでも自信が持てる設計となっている。

3XSと2XSの2サイズでは650Bホイールセットを使用 ©Nobuhiko Tanabe / Rapha Japan
小柄な女性でも妥協なく、安心して乗れるキャニオンの「WMN」シリーズ ©Nobuhiko Tanabe / Rapha Japan

 また、握力の弱い女性でも安定したブレーキ操作が可能な油圧ディスクブレークに加えて、試乗車には30cのタイヤが採用されていた。この雨の日仕様の“最強コンビ”は濡れた路面でも心強くサポートしてくれた。さらに独自のリーフスプリング構造を搭載したシートポストが軽量バイクにありがちな突き上げを吸収するため、100kmの長距離でも快適な乗り心地を維持することができた。

 体型を気にせず、また性能においても一切の妥協が必要ないキャニオンの女性専用モデル「WMN」シリーズ。もっとかっこよく、快適に、遠くまで走りたいという女性サイクリストの気持ちを後押ししてくれる1台だ。

■ENDURACE WMN CF SL DISC 8.0 LTD
サイズ:3XS、2XS、XS、S、M
税抜価格:40万9000円(送料・梱包料別途要)

■ENDURACE WMN CF SL DISC 8.0
サイズ:3XS、2XS、XS、S、M
税抜価格:25万6000円(送料・梱包料別途要)

ビギナーをやさしくサポート、ワフーのGPSサイコン

 もう1つが、米国のサイクルコンピューターメーカー「wahoo」(ワフー)だ。ナビ機能やライド記録をとる機能以外にも、自分の現在地を友達や家族とシェアできるトラッキング機能や「Strava」など他社のオンラインサービスとの連携などライドの楽しみ方を広げることができるGPSサイクルコンピューター、「ELEMNT」(エレメント)と「ELEMENT BOLT」(エレメント ボルト、以下ボルト)。機能の高さに対して比較的リーズナブルな価格で注目を集めている2つのサイコンがイベント当日に体験用として貸し出され、筆者もエレメントを使用した。

「エレメント」(写真左)と、機能はそのままにエアロ性能を高めた「エレメント ボルト」の表示画面。エレメントの方が画面が大きい一方で、ボルトはバックライトが明るい Photo: Kyoko GOTO

 多彩なトレーニングメニューなど使い方に応じた高性能さが注目される同機種だが、今回は、初めてサイコンを使用する女性たちが求める「設定の容易さ」と「ルート機能」について着目した。

見やすいインターフェース。サイドボタンでズームイン・アウトが可能。エレメントは最大11分割、ボルトは最大9分割の画面表示が可能 Photo: Kyoko GOTO

 まずエレメント、ボルトともに基本的に設定はすべてペアリングさせたスマートフォンの専用アプリを通して行う(ペアリングは電源を入れると画面に表示されるQRコードを読み込むだけで完了)。専用アプリと連動することで、スマホからサイクルコンピューターの画面項目の追加、削除、変更が行えるようになる。マップのダウンロードはサイコンと連動できるアプリが表示されるため、そこから選択するとWi-Fi経由で容易に取り込むことができた。

 液晶画面はシンプルなモノクロながら、地図の細かな部分まで表示されていて見やすい印象。地図の縮小、拡大もサイドのボタンで調整できる。

エレメントの「コンパニオンアプリ」を起動して目的地の住所や名称を入力するだけでアプリが自転車に最適なルートを設定する Photo: Kyoko GOTO

 また、エレメントの「コンパニオンアプリ」を起動し、目的地の住所や名称を入力するだけでアプリが自転車に最適なルートを設定するため、予め取り込んでいないルートでも対応可能。スマホ片手にルートを検索しながら進むという不便な行為は不要だ。さらにサイコン自体にナビゲーション機能がついており、予め入れておいたコースを外れた場合には、スクリーンを囲むように搭載されているLEDライトが光り、音とともに知らせてくれる。

 さらにユニークなのは、サイコン所有者の現在地と移動の軌跡を知らせることができる「ライブトラッキング」機能。ライド仲間で登録し合えば自分の居場所を知らせるだけでなく、相手が走っている場所なども把握できる。

これまでスマートフォンをマウントに固定して使っていたという眞隅百合さん。「これを機にGPS搭載のサイクルコンピューターを購入しようかな」と興味津々 Photo: Kyoko GOTO

 またライド中、家族に自分の居場所を常に把握してもらえば、万が一のトラブルが起きた場合でもすぐに状況を伝えたり、助けを求めることができる。この設定方法も至って簡単で、ライブトラッキング用の追跡リンクURLをメールやSNSを使って知らせたい相手に送るだけ。追跡リンクを受け取った人はそれをブラウザで開くだけで、地図上で所有者の現在地を把握できる。

 知らない道を走るときや、トラブル対応に自信がないビギナーにとって心強い機能が搭載され、かつ設定が容易なワフーの「エレメント」と「エレメント ボルト」。新たな世界を広げる相棒としておすすめしたいGPSサイコンだ。

■ELEMENT
画面サイズ:68.6 mm
重量:99.2グラム
電池:USB充電式
バッテリー寿命:充電式(最大17時間)
防水評価:IPX7(水深1.5 mまで防水)
高度計:あり
BTLEセンサー:心拍数、スピード、ケイデンス、パワー
ANT+センサー:心拍数、スピード、ケイデンス、パワー、電子式変速システム、筋肉中酸素量
携帯電話対応:iPhone、Android
税込価格:39,800円

■ELEMNT BOLT
画面サイズ:55.9 mm
重量:60グラム
電池:USB充電式
バッテリー寿命:充電式(最大15時間)
防水評価:IPX7(水深1.5 mまで防水)
高度計:あり
BTLEセンサー:心拍数、スピード、ケイデンス、パワー
ANT+センサー:心拍数、スピード、ケイデンス、パワー、電子式変速システム、筋肉中酸素量
携帯電話対応:iPhone、Android
税込価格:32,000円

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Cyclist for Woman イベント(女性向け) キャニオン ラファ ワフー

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