軽量・コンパクトで堅牢なボディサイクリングシーンに最適な一眼レフ ニコン「D7500」で切り取った御神火ライドの風景

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 サイクリング中にはさまざまな場面に出会う。思わず足を止めたくなる風景や、仲間とのライドシーン…数えだしたらきりがない。9月8日に開催された「伊豆大島御神火ライド」では、Cyclist編集部員がニコンの一眼レフカメラ「D7500」を持ってライド。大島の自然やグルメ、参加者たちの表情を撮影した。

スタート間に虹を超広角ズームレンズで撮影 Photo: Shusaku MATSUO

上位モデルに迫るスペック

 スマートフォンやSNSの普及でデジタル画像を見る機会は格段に増えた。撮影した写真を保存するだけでなく、他人に見せることもあるだろう。可能な限り高画質で、表現力がある写真を撮影できるに越したことはないが、デジタル一眼レフはそれを叶えてくれる。重い、操作が難しそうといった弱みを解消した最新の一眼レフは、ビギナーや女性でもさらに扱いやすくなった。仲間とのサイクリングやレース観戦など、被写体に動きを伴う場面が多いサイクリングに最適だ。D7500はサイクリストが求める“欲しい”機能を多く実装しており、その一例を紹介する。

 D7500はDXフォーマットの一眼レフカメラで、有効画素数は2088万画素を誇るミドルグレードの一眼レフカメラだ。DXフォーマットのフラッグシップモデル「D500」と同じ処理エンジン「EXPEED 5」を搭載するなど、上位モデルと遜色ないスペックを有している。ボディがコンパクトかつ軽量なのも特徴の一つ。ボディ重量は約720gで、グリップの彫が深いためしっかりと握ることができる。一眼レフカメラは撮りたいシーンに合わせてレンズを交換できるのが魅力。今回はレンズキットにも付属される18-140mmのほか、70-300mmの超望遠ズームレンズ、また、10-20mmの超広角ズームレンズで撮影した。

DXフォーマットを採用したニコン「D7500」 Photo: Shusaku MATSUO
彫が深く、しっかりとホールドできるグリップ Photo: Shusaku MATSUO
10-20mm、18-140mm、70-300mmの3種類のレンズを取材使用 Photo: Shusaku MATSUO
逆光にも強さを発揮 Photo: Kenta SAWANO

 イベント当日の朝、会場は突然のスコールに襲われた。カメラにも防ぎきれない水滴が付着したが、防塵、防滴ボディは故障することなく作動。濡れたボディでも、グリップ力に優れたラバーとコンパクトな本体をがっちりとホールドすることが可能で、手振れも抑えられる。その後、雨上がりの虹を鮮やかに写すことができた。

約600m続く地層の縞模様もくっきりと映し出す Phot: Shusaku MATSUO
オートフォーカスが集団で迫る参加者の姿を素早く捉える Photo: Kenta SAWANO

 メイン会場では参加者約450人が詰めかけ、ライド前の準備運動を行い体を温めていた。各々が端から端までに散らばるシーンでは10-20mmの超広角ズームレンズが活躍。画角が広く、遠近感が強調される広角レンズなので、視野を広げた撮影ができ、多くの参加者を一枚の写真に捉えることができた。また、ライドコースに組み込まれたフォトスポットの「地層大切断面」や「筆島」といった絶景スポットでもダイナミックな撮影ができるこのレンズが活躍した。

ダイナミックな画角で撮影が可能 Photo: Shusaku MATSUO
軽量、コンパクトで携帯性にも優れるボディ Photo: Kairi ISHIKAWA

“爆速”オートフォーカスが活躍

 いざ、ライドがスタートすると、編集部員がストラップを装着したD7500を肩にかけ、参加者と一緒に出走した。平坦な道が少ない大島ではアップダウンを繰り返すが、軽量でコンパクトなボディはライドの邪魔をしない。参加者を追い抜き、先回りして撮影する忙しないシチュエーションでも、ストレスなく素早く構える余裕を与えてくれた。

D7500のモニターはチルト式で、さまざまなアングルで撮影できる Photo: Kairi ISHIKAWA

 撮影する画角のバリエーションを豊富にさせたのがボディに供えたチルト式モニターだ。モニターはヒンジで可動し、さまざまな角度に調節が可能。下からあおるようなローアングルでも、寝そべったり覗き込むことなく、安定した環境で撮影でき、上から撮り下ろす際にもアングルを下から確認し、思い通りの画角でシャッターを切れる。シャッターはモニターのタッチパネルから操作ができ、ピントを合わせたい個所をタッチすることでオートで焦点を合わせてくれるのもポイントだ。

低いアングルからでもチルト式モニターで安定して撮影 Photo: Shusaku MATSUO

 参加者のほとんどがロードバイクで颯爽とコースを進むなか、素早いオートフォーカス機能も役に立った。20人ほどのグループで迫る参加者の中から一人にピントを合わせたいとき、また、スピードが乗る下り坂での撮影では重宝した。

大勢の集団から素早くフォーカスを合わせてくれる Photo: Kenta SAWANO

 スピーディな被写体には、最高約8コマ/秒の高速連続撮影機能が有効だ。シャッターボタンを押しっぱなしにしながら、被写体にカメラを向けることで何枚ものカットを撮影。後からいい瞬間の写真を選ぶことが可能だった。300mm(最大450mm相当※35mm判換算)のズームが可能な望遠レンズも活躍。遠くからサイクリストたちの表情をとらえることができ、背景とのボケを演出することで臨場感を表現できた。

ワイヤレスでスマホと連携

 手軽に取り扱うことができ、ライド中でも活躍するスマホ撮影。しかし、一眼レフと画質や画角を比べるとその差は一目瞭然だ。下の画像は同じ地点から撮影した写真だが、スマホの写真に比べて、D7500で撮影した写真のほうが鮮やか。また、広角レンズを使用しているため、壮大な景色をそのまま写して記録できる。

スマホで撮影した風景 Photo: Shusaku MATSUO
同じ地点から広角レンズにD7500を合わせて撮影 Photo: Shusaku MATSUO

 D7500はWifiやBluetoothといったワイヤレス通信機能も搭載している。スマホやタブレット用のアプリ「SnapBridge」を駆使すれば自動で撮影画像が転送されるので、撮った写真をすぐにInstagramやTwitterなどのSNSにアップロードすることも容易だ。撮って終わり、ではなく、撮影したその先も活用できるのがD7500の魅力だ。サイクリストのタフなニーズに応える一眼レフを片手に、サイクリングに出かけてみてはいかがだろうか。

超広角ズームレンズで今年の参加者450人全員と記念撮影 Photo: Shusaku MATSUO 

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カメラ ニコン 伊豆大島御神火ライド2018

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