インテリアを兼ねる保管を国産木材を用いた室内用バイクラックがクラウドファンディングを開始 期限は10月30日まで

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 三重県発のプロジェクト、自転車・製材・木材加工のプロ3人が集まって作り上げられた室内用バイクラックが、クラウドファンディングを開始した。素材は国産の木材を使用。バイクをかけるだけでなく、ヘルメットやシューズなどを乗せる棚も兼ね備え、保管するだけでなく、インテリアとして見て楽しめるバイクラックだ。

国産の木材を使用し、見た目と機能性を両立させたバイクラック Photo: 地域資源バンクNIU

大工の知恵を生かした技法

 ラックのメインとなる素材には桧を使用し、ツートンカラーのアクセントとして杉が合わせられた。取り扱いがデリケートなカーボンフレームも、柔らかい針葉樹が優しく守る。広葉樹のほうが硬いので、あえて柔らかい針葉樹を使うことで、大事な自転車を傷つけにくくしている。

 バイクをかける「腕」の組み立てにはねじを使用せず、くさびを使用。何度も自転車をかけ下ろしすることで、ねじだと緩む可能性があるが、くさびは何度も締め直すことができる。組み手加工という、建築技法にならった大工の知恵が生かされている。

マウンテンバイクのようなスローピングフレームにも対応 Photo: 地域資源バンクNIU
ゆるみが生じづらい組み手加工 Photo: 地域資源バンクNIU
リアブレーキを避けるように溝が彫られたこだわりのポイントも Photo: 地域資源バンクNIU

 本体の傾きは脚立と同じ75度。本体は約6kgで、女性でも簡単に移動できる重量となる。トップチューブをかける腕の位置は2本それぞれ移動できるため、ホリゾンタル形状のフレームや、マウンテンバイクのようなスローピングフレームにも対応。腕が張り出すため、壁に沿ってラックを置いた場合にも、幅が広いフラットバーハンドルでも約750mm以内であれば壁に当たらない設計となっている。トップチューブのリアブレーキワイヤーが擦れないよう、腕に溝が彫られているのもポイントだ。製品はキットとして送られてくるが、プラスドライバー1本で約10分ほどで組み上げることができるという。

女性でも片手で持てる約6kg Photo: 地域資源バンクNIU
送られてくるキットはドライバー1本で組み立て可能 Photo: 地域資源バンクNIU

自転車を「見て楽しむ」ラック

 この製品を生み出したのは「地域資源バンクNIU」の西井匠さんを中心とした3人。

バイクラックをプロデュースした地域資源バンクNIUの西井匠さん Photo: 地域資源バンクNIU

 西井さんは選手としての活動後、北京オリンピックMTBチームで監督を務めるなど活躍。三重県多気町で展開されている「多気町・自転車のまちづくりプロジェクト」プロデューサーとなった。同町で桧の製材と内装材の製造販売を手がけている下出巧さんや、職人大工である薗井朋樹さんらと協力し、2011年には木材のバイクラックを作成。全国に800台出荷したという。

桧の製材と内装材の製造販売を手がけている下出巧さん Photo: 地域資源バンクNIU
木材加工のプロ、薗井朋樹さん Photo: 地域資源バンクNIU

 今回のバイクラックは機能性だけでなく、見て楽しむインテリアとしても設計された。乗る時間だけでなく、眺める時間も充実させるこだわりの逸品だ。プロジェクトは早割の税込2万円から、全て広葉樹を用いた6万4800円のプランまで5コース用意。目標金額は100万円で設定されており、プロジェクトの期限は10月31日までとなる。

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