中盤まで先頭グループでバトル織田聖と竹之内悠がUCIポイント獲得 中国で開催の「千森杯」シクロクロス第1戦

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 中国の内モンゴル自治区の赤峰市敖漢旗(Aohan)で9月2日、シクロクロスのUCIクラス1レース「Qiansen Trophy」(千森杯)が開催された。日本チームは男子7人、女子1人の選手8人で臨み、エリート男子で織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)と竹之内悠(Toyo Frame)がUCIポイントを獲得した。(リポート・斎藤朋寛、写真・阿部 昌一)

織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)と竹之内悠(Toyo Frame) Photo: Masakazu ABE

内モンゴル自治区へ長時間移動

 初めての会場となる赤峰市敖漢旗地区は北京市中心部から北東500kmに位置し、北京国際空港からバスで約7時間の移動を強いられた。

女子エリートスタート前 Photo: Masakazu ABE

 敖漢旗エリアにはホテルから約3km地点に、大会主催者であるスポーツ施設建設会社の千森グループが、今回のためにシクロクロスコースを新設。さらに2週間後に同エリアで行われるUCI・BMXレース用のコースの製作も急ピッチで進められていた。

 コースはコーナーが多数ある平坦なメインエリアにフライオーバーが3カ所、40cmシケイン2枚。さらに山を切り開いた標高差20mを一気に駆け上がる激上りと激下りセクション2カ所を含む。一周2.5kmの休みどころが全くないハイスピードかつハードなコースだ。

男子エリート表彰式 Photo: Masakazu ABE
男子エリートトップ3と大会主催者(右端) Photo: Masakazu ABE

織田聖が日本勢最高位の8位

 オランダ、イタリア、アメリカ、オーストラリア、チェコなどから集まった51人が出走したエリート男子は、スタート直後から10人程度の先頭集団が形成され、日本勢からは織田聖と竹之内悠が加わった。

シケインを超える織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム) Photo: Masakazu ABE
竹之内悠(Toyo Frame) Photo: Masakazu ABE
8位に入った織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム) Photo: Masakazu ABE

 直登区間でミスをした選手の影響で一時2人とも中切れしてしまうが、風が強く先頭を譲りあう先頭集団のスピードが伸びなかった影響もあり、織田、竹之内ともに再度合流。中盤スピードが上がった際に集団がばらけ、オランダのゴス・ファンデルメールが2位に40秒差をつけて独走優勝した。

 日本勢では最後まで粘った走りの織田が8位に。暑さのため後半失速した竹之内は14位でゴールした。最前列からスタートした全日本チャンピオンの小坂光(宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム)は、スタートで手間取った影響で先頭パックに乗れず16位でレースを終えた。

小坂光(宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム) Photo: Masakazu ABE
フライオーバーと小坂正則(スワコレーシングチーム) Photo: Masakazu ABE

●織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)

 今シーズンはロードレースで一定の成長がみられクロスシーズン開幕が楽しみだった。レースはスタートから先頭についてどこまで行けるか試そうと考えていた。先頭パックで走っていたところ途中中切れが起こり離れてしまったけど、先頭集団が牽制している間にまたブリッジすることができた。その後はどのあたりで離れてしまったか覚えていないが、今の力は出し切れた。レースでUCIポイントと賞金を獲得できたのは良かった。木曜日の次戦では今日よりも上のリザルトを狙いたい。

女子は須藤むつみが19位

 21人で争われたエリート女子は、1周目に6人の先頭集団が形成され、中盤以降抜け出したスペインのナショナルチャンピオンを6度制しているアイダ・ヌーノ・パラシオが優勝、3位には日本のUCIレースでも度々入賞しているサマンサ・ルネルスが入った。日本勢から唯一参加した須藤むつみ(Ready Go Japan)はマイナス1ラップの19位で賞金を獲得した。

 2戦目は9月6日に河北省邯鄲市に移動し、エキシビションレースとして開催される。

須藤むつみ(Ready Go Japan) Photo: Masakazu ABE
女子エリート表彰式 Photo: Masakazu ABE

エリート男子
1 VAN DER MEER Gosse(オランダ) 58:41
2 SAMPARISI Nicolas(イタリア) +39
3 CLARK Anthony(アメリカ) +56
8 織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム) +1:53
14 竹之内悠(Toyo Frame) +3:28
16 小坂光(宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム) +4:51
20 小坂正則(スワコレーシングチーム) +5:46
23 斎藤朋寛(RIDELIFE GIANT) +6:33
34 積田連(Team CHAINRING) -3LAP
38 向山浩司(SNEL CYCLOCROSS TEAM) -3LAP

エリート女子
1 NUNO PALACIO Aida(スペイン) 40:55
2 VANDERBERKEN Joyce(ベルギー) +16
3 RUNNELS Samantha(アメリカ) +41
19 須藤むつみ(Ready Go Japan) -1LAP

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