ブールス・レディース・ツアー 第5ステージ與那嶺恵理は厳しいアップダウンを生き残る ワールドツアーポイント圏内で最終日へ

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 與那嶺恵理(ウィグル・ハイファイブ)は9月1日、オランダで開催のUCI女子ワールドツアー「ブールス・レディース・ツアー」の第5ステージを走り、先頭から58秒差のメイン集団後方、区間48位でフィニッシュした。個人総合は32位で、最終日の個人タイムトライアルを迎える。

レース前にチームメート、スタッフらと記念写真。左端が與那嶺恵理 © Vélofocus

 シッタルドを発着する158.4kmで行われたこの日は、細かいアップダウンが続く50km弱の周回コースを3周する。長い上りはないものの、アムステル・ゴールド・レースのように選手のスタミナを削る、厳しいレースになった。

 ウィグル・ハイファイブは今季限りでチーム解散が決まっており、今大会が今季最後のチームでのレースになる與那嶺にとって、最終日の個人タイムトライアルを前にして、この日がチームで走る最後のロードレースとなった。

細かいアップダウンとコーナーが続く厳しいコース © Vélofocus

 コンディションが上がっているという與那嶺は、途中逃げに乗るなど積極的に動いたが、吸収された直後のアタックが決定的なものとなり、チームとしては後手をとる展開になった。結局逃げグループから1選手が逃げ切って優勝。與那嶺は終盤までエースのリサ・ブレナウアー(ドイツ)をフォローし、メイン集団後方でわずかにタイム差が付いた状態でゴールした。

 與那嶺のコメントは以下の通り。

 今日がウィグルでの最後のロードレース。アムステル・ゴールド・レースよりきつかったです。160kmのレース。出し尽くしました。

 今日もステージングでは、MCの名物おじさんがニコニコしながら、「エリ上がってきなさい」と促されて、いじられキャラです。ホームレース、ファルケンブルク在住、とかわいがってもらっています。

 さてレース。悔しいです! 逃げ切りを狙っていました。

 スタートから積極的に動きながら飛び出しに成功。6人での逃げになったのですが、乗ったサンウェブが上手く機能せず。うーん。残念ながら程なく吸収。

レース前も笑顔が絶えない © Vélofocus

 その直後に、世界チャンピオンのバラックを含むカウンターがあり、あっという間にサンウェブ、ボーエルに蓋をされておしまい。

 無念でした。チーム力の差がはっきりと出た展開でした。

 アムステル・ゴールド・レースよりもきついアップダウンが160km続く今日のステージ。メインプロトンで展開をしていくだけでどんどん脚が削られていきます。

 逃げても、集団でも、TSS(キツさ)はほぼ同じ。メインプロトンも逃げに乗せられなかったミッチェルトンを中心にコントロール。

 しかし、逃げは当然強力で、追走はアップダウン、コーナーが多く思ったようにペースアップができません。微妙にきついペースでレースは進みます。周回ごとに次々に選手がドロップしDNF。このコースはドロップしたら、もう戻ることができません。

 私もポジションをキープしながら、メイン集団のペースアップに耐える時間が続きます。

 最終回もギリギリ耐え、終盤は自分で攻撃する余力もギリギリで、リサを前に上げつつ、ラスト3kmの細い上りまで集団を引き続けました。

 リサは最後も粘り8位でゴール。私はメイン集団の最後尾で、もうヘロヘロになりました。

 昨年より、確実に強くなってる感触を得つつ、もう一歩、今年は幸運を引き寄せたかったな。

 このチームでのロードレースも今日で終わり。今年も多くを学ぶことができました。ありがとうございます。

 そして明日は最終日のタイムトライアル。実はGC(個人総合順位)でのワールドツアーポイントを獲得できる順位にいるので、明日はフルガスで!!! 楽しく攻めてきます!

 「無事これ名馬」で、明日も終われますように。

全てを力に変えて
與那嶺 恵理

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