「コンディション良く、元気」與那嶺恵理はメイン集団ゴール レース中盤に3人の逃げを作り積極的なレース

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 オランダで開催のUCI女子ワールドツアー「ブールス・レディース・ツアー」に出場している與那嶺恵理(ウィグル・ハイファイブ)は8月30日、第3ステージのレースで先頭と同タイムのメイン集団でフィニッシュし、区間64位だった。

レース中盤、3人での逃げを見せた與那嶺恵理(中央) © Vélofocus

 129kmの平坦コースで行われたこの日、與那嶺のチームの作戦は、エースのリサ・ブレナウアー(ドイツ)で勝利を狙いつつ、逃げがあれば乗っていくというもの。レース中盤、與那嶺は一時3人での逃げを形成する積極的な走りを見せた。

 與那嶺は吸収されてからも、メイン集団のコントロールに加わるなど、調子が上がっている様子。終盤の落車もかわし、無事に集団後方でゴールした。

 翌第4ステージは平坦が続くが、続く第5ステージは細かいアップダウンコース、そして最終の第6ステージ・個人タイムトライアルでレースが行われる。

 與那嶺のコメントは以下の通り。

 今日は逃げて、まとめて、追走して、我ながらよく仕事をしました。変わらず、オランダのワールドツアーは一瞬も気が抜けません。

 チームの作戦は、リサで狙いながら、逃げがあれば乗って良いとのこと。

 レース前のプレゼンテーションでは、必ず「ファルケンブルクに住んでいる、エリ!」と言われ、もうネタにされています。

スタート前に紹介されるウィグル・ハイファイブのメンバー。すでに2人がリタイアし現在4人で走る © Vélofocus

 「ヤポン・カンピオーネ・エリ・ファルケンブルク!」

 うれしいのですが、恥ずかしいです。

 さて、スタートから相変わらずの高速での展開。道が狭く、今日は風もあり、注意しながら。体調は普通。昨日のダメージもありますが、やっぱりホームレースは楽しい。

 序盤から前方で展開をしながら60km過ぎ、集団が緩んだ隙きにアタック! 程よく3人での逃げとなり、しばらく進みます。余力を残しながら、敢闘賞も取れれば良いなと思い…。しかし、コースが少し平坦すぎました。これは程なく吸収。

 その後、ロード世界チャンピオンのバラック、サンウェブのルチンダを含む強烈な逃げが形成。これはチームから誰かが乗るべきでしたが、誰も乗れず。私も見えていたのですが、自分が逃げ、吸収の直後だったので反応できず。タイミング悪く、後手に回ってしまいます。

 残り40km。そろそろ仕事のお時間です。逃げとは1分前後で推移。これ以上開くとまずいので、ミッチェルトンのアマンダと一緒に逃げの追走に入ります。

 うれしいことに、ライブ中継でも名前を連呼していただき、私も元気良く、逃げを追走をしながら集団をまとめていきます。

街中のカフェ前を通過するプロトン。與那嶺恵理の日本チャンピオンジャージが映える © Vélofocus

 タイム差を1分から30秒へ縮め、あとは逃げとの追いかけっこ。逃げが目視できる範囲に入り、残り5kmぐらいで私のお仕事は終わり。

 あとはとにかく落車に巻き込まれないよう、ドロップしないように。ゴール手前のハイスピードコーナー、ロータリーを越え、そしてまたゴール100m手前で落車あり…。昨日に続いて、昨年のFDJでのチームメイトも巻き込まれ…。

 本当に無事これ名馬で生き残れ、ちびっこギャング。何とか無事にゴールをしました。

 チームはリサで仕掛けるはずが、彼女は調子が上がらず。私は今日もヘロヘロになりましたが、コンディション良く、元気です。

 レース後、ITT(個人タイムトライアル)世界チャンピオンのアナミエックに、「エリ、あなたのハズバンド昨日来てたね」と言われ爆笑!! 「あれ、私の名物コーチだよ!」と返しておきました。

 明日は丁寧に体力をセーブしながら、明後日のシッタルドステージに備えます。

全てを力に変えて
與那嶺 恵理

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