こだわりバイクが多数展示パッソーニの国内販売が復活、BHの2019年モデルに「クオーツエアロ」登場 コリドーレ展示会

by 大澤昌弘 / Masahiro OSAWA
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 スペインのバイクブランド、BHなどの国内販売を手がける代理店のコリドーレが8月22日、取り扱いブランドを集めた販売店向け展示会を東京都渋谷区で開催した。展示会では国内販売が復活したイタリアのオーダーメイドバイクブランド「パッソーニ」のチタンバイクのほか、BHの2019年モデルとしてロングライドモデル「QUARTZ AERO」(クオーツエアロ)が披露された。

パッソーニのレーシングモデル「トップフォース」。チタンならではの鈍い輝きが魅力 Photo: Shusaku MATSUO

国内販売が復活したパッソーニ

 コリドーレ展示会の目玉は、パッソーニの国内販売の復活だ。取扱代理店の撤退に伴い、3年間、国内販売が空白の状態にあったが、パッソーニと親交があったというコリドーレの中田真琴代表が今年8月から国内販売を開始した。

ヘッドチューブのエンブレムには製造個体番号が記される Photo: Shusaku MATSUO
滑らかなパイプの継ぎ目。20日間かけて磨き上げるという Photo: Shusaku MATSUO

 展示されていた「TOP FORCE」(トップフォース)はパッソーニのレーシングモデルだ。フレームには硬さの異なる325チタンと64チタンを適材適所に使用しており、”しなやか”な乗り心地も実現しているという。

 最大の魅力は外観かもしれない。鈍い輝きを放つチタンパイプに、継ぎ目がわからないほどの丁寧な仕上げが印象的。磨きに20日間(計30時間)かけているといい、手間のかかった一台だ。

■トップフォース
税抜価格:1230,000円(フレームセット)
基本サイズ:XXS、XS、S、M、L、XL、XXL

■トップフォースディスク
税抜価格:1400,000円(フレームセット)
基本サイズ:XXS、XS、S、M、L、XL、XXL

ロングライドモデルにエアロ要素を入れたBH

 BHの2019年モデルとして披露されたのがクオーツエアロだ。既存のロングライドモデル「QUARTZ」(クオーツ)のダウンチューブの形状などを変え、エアロ要素を取り入れ、生まれ変わった。

クオーツエアロ。ブルー/シルバーはトロロッソ・ホンダのチームカラーを参考にしたという Photo: Shusaku MATSUO
ヘッドチューブから行うケーブルルーティン Photo: Shusaku MATSUO
扁平形状を取り入れエアロ要素を取り入れたダウンチューブ Photo: Masahiro OSAWA

 クオーツエアロは、形状を変えながらもターゲットは従来のクオーツを踏襲。ロングライドを楽しむ層に向けたモデルとなっている。ジオメトリ上は他のBHのモデルと比較して、ヘッドチューブ、チェーンステー、ホイールベースを長めにとっており、走行安定性を高めた設計となっている。対応タイヤ幅は、キャリパーブレーキが28C、ディスクブレーキが32Cまで。ロードバイクの本質である「速く遠くに」をロングライドモデルに注ぎ込んだと一台だと言えそうだ。

 なお、会場内に展示されていたクオーツエアロはF1チーム「トロロッソ・ホンダ」のチームカラーを参考にしたもの。中田代表の提案により実現したデザインで、もともとジャパンモデルとして展開する予定だったが、BH本社のプロダクトマネージャーが試作品を気に入り、グローバルモデルとして販売することになったという。

■クオーツエアロ
税抜価格:278,000円(105 R7000)、338,000円(ULTEGRA)
サイズ:XS、SM、MD、LA、XL
カラー:ブルー/シルバー、マットブラック/グレー

■クオーツエアロ ディスク
税抜価格:308,000円(105 R7000)、448,000円(ULTEGRA)
サイズ:XS、SM、MD、LA、XL
カラー:ブルー/シルバー、マットブラック/グレー

オプション豊富なサルト

 会場にはイタリアのバイクブランド「SARTO」(サルト)の「LAMPO」(ランポ)や「DINAMICA」(ダイナミカ)などが展示されていた。サルトは近年までOEMに徹してきたメーカーであり、聞き覚えがない人は多いかもしれないが、実績は折り紙つき。約60年の歴史を持ち、プロロードレースの最前線を支え続けてきた。ツール・ド・フランスでは、サルト製のフレームでおよそ200勝を挙げているという。

ランポ Photo: Shusaku MATSUO
ダイナミカ Photo: Shusaku MATSUO

 
 サルトの魅力は、ツールでの勝利数が示す実績の多さに加えて、多様なオプションがあること。「フレーム フルジオメトリーオーダー」(3万円)、「フレーム剛性変更」(3万円)などのほか、パントンコードでデザインオーダーが可能な「フレームカラーチェンジ」(4万円)、基本デザインにフレームに名入れや簡易なラインを引く「フレームアクセント&カラーチェンジ」(8万円)、フリーデザインでオーダーできる「フレームグラフィック&カラーチェンジ」(12万円)といったオプションを用意している。こだわりのジオメトリとデザインで乗りたいという人には、うってつけのブランドと言えそうだ。

■ランポ
税抜価格:650,000円(専用カーボンシートポスト付き)
基本サイズ:XXS、XS、S、M、L、XL、XXL

■ランポディスク
税抜価格:690,000円(専用カーボンシートポスト付き)
基本サイズ:XXS、XS、S、M、L、XL、XXL

■ダイナミカ
税抜価格:590,000円(デダ・スーパーレジェーロRSシートポスト付き)
基本サイズ:XXS、XS、S、M、L、XL、XXL
カラー:

■ダイナミカディスク
税抜価格:630,000円(デダ・スーパーレジェーロRSシートポスト付き)
基本サイズ:XXS、XS、S、M、L、XL、XXL

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2019年モデル 50万円~

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