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まさみんのゆるゆる自転車女子旅<50>レンタサイクルでグルっと女子旅 福岡・糸島で楽しむアート&クラフト、おしゃれカフェ!

by 龍野雅美 / Masami TATSUNO
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 たまたま手に取った旅行雑誌で目に留まった福岡県糸島市。「福岡の西海岸」と紹介されていた糸島半島の海岸沿いは、おしゃれなカフェが立ち並び、立ち寄りたくなるようなスポットもたくさんあって“旅欲”が刺激されます。思い立ったら即行動! 休暇を使い、地元のレンタサイクルでグルっと観光してきました。

桜井二見ヶ浦の夫婦岩前にて。たくさんの人が、きれいな海岸でのんびり過ごしていました Photo: Masami TATSUNO

博多から電車で30分!日帰りライドにおススメ

 福岡駅から電車で約30分ほどで糸島半島の東の端にある今宿(いまじゅく)駅に着きます。駅から徒歩3分の「カオイサーフ」さんで自転車を借りてのんびりライドスタート。今回は半島の真ん中を突っ切り海岸まで出て、時計回りに海沿いを走って戻ってくる約50kmのコースにしました。

自転車をレンタルした「カオイサーフ」さんのお隣にある「ヒッポー製パン所」。サイクリストが朝ごはんを調達する定番スポットだそうです Photo: Masami TATSUNO
焼きたてパンを朝ごはんにして、出発! Photo: Masami TATSUNO
糸島の町中は道も広く、交通量も少ないので走りやすい。何より自転車道があるのが嬉しい! Photo: Masami TATSUNO

クラフト天国、糸島の魅力

 福岡市の郊外にあたる糸島は、交通量も少なくのんびりした雰囲気。「ものづくりの街」ともいわれる糸島には工房やギャラリーを多く見かけることができます。アクセサリーや食器、インテリア雑貨などアイテムも色々。「糸島クラフトフェス」というイベントも行われていて、あたたかい雰囲気に暮らしやすさを感じます。旅の思い出に、お気に入りのクラフトを探しながら走るのも楽しそうですね。

うつわと手しごとの店「研」。すぐ裏の工房で作られる食器は、どれもセンスが良くてそろえたくなってしまう。かご付き自転車にすればお買い物できたのに… Photo: Masami TATSUNO
アロマの工房「香りの宮」ではアロマを使ったキャンドル作りなどの体験もできます Photo: Masami TATSUNO

 なかでも私が運命的な出会いをしたのが「DOVER itosima」。工場だった建物をリノベーションして作られたというお店は、明るくて開放的。インテリアショップだけではなくアートスクールも兼ねていて、お店の奥では子供たちが絵の具を手に取り、キャンバスに伸び伸びと色をのせている様子を見ることができます。子供たちがとっても楽しそうで、ただ見ているだけでも全く飽きることはありませんでした。

糸島で見つけたお気に入りのお店「DOVER itoshima」。糸島のアートが詰まっています Photo: Masami TATSUNO
心奪われる雑貨やアートがたくさん! Photo: Masami TATSUNO

 そんなとき、ふと目に留まったのが色々ブルーを使って描かれた作品。目が離せなくなり、自室にあるイメージまで湧いてきて買う気満々に。いや、しかしこの絵、1畳くらいの大きさはあるぞ。今の私の部屋には置けないよ。でも欲しいな。試しにいくらか聞いてみる。

一目ぼれした波の絵 Photo: Masami TATSUNO

 「うーん。売り物じゃないんですけど…。売るなら20万円くらいかなー」。高い…、無理。でも、諦めきれない…。「小さいものはありませんか?」「あるけど、ちょっと色味が変わっちゃうかも」と、見せてもらうと確かに青というより緑。それでも、諦めきれない…。

 すると、この絵を描いたジェイムスさんが「じゃあ、この絵であなたの好きなところをカットしてあげるよ」と驚きの申し出。「え!それはダメ!この絵はこの絵じゃなきゃ!」。諦めきれず粘っていたら、「普段はこんなことしないんだけど、あなたのために描くよ」と奇跡の神対応!! なんて幸せ。「お願いします!!」とウキウキでお店を出てから1カ月。私の部屋には私だけの小さな波の絵が壁にかかっています。この絵を毎日眺められるなんて、あー幸せ♪

おなかも心も満足!糸島のグルメスポット

 起伏もゆるく道も広いので、多くのサイクリストの姿を見かけました。どうやら福岡に住むサイクリストの定番の練習コースがあるみたいですね。

「杉能舎」さん。サイクルラックも設置されていました Photo: Masami TATSUNO
お酒以外にも酒粕を使ったベーグルや調味料などがたくさんありました Photo: Masami TATSUNO

 糸島を走っていて嬉しいのが、ちょうど良いペースでおいしそうなお店やかわいいお店が現れてくれること。例えば「蔵カフェ」の案内が置かれている「杉能舎(すぎのや)」さん。サイクルラックもあって、日陰で冷たい飲み物をいただいたり、酒粕ベーグルで小腹を満たすこともできます。お土産にちょうど良さそうな調味料なんかもありました。

オーガニック食材にこだわったジェラートのお店「ロイターマーケット」 Photo: Masami TATSUNO
「ハニー珈琲」。お昼過ぎだったのものあってか、たくさんのサイクリストでにぎわっていました Photo: Masami TATSUNO

 糸島の魅力はなんといっても海沿い。高台に並ぶ海沿いのカフェは、どこからでもオーシャンビューが楽しめ、広々とした景色を眺めながらのんびり過ごすことができます。人気店は行列ができていたので早めに行くようにした方が良いかも。

「御飯屋おはな」でいただいた糸島セット Photo: Masami TATSUNO
「ビーチカフェサンセット」 Photo: Masami TATSUNO
高台のカフェから眺める糸島の夕日 Photo: Masami TATSUNO

 のんびりお買い物やアートとの出会いを楽しんだ後は、海を眺めながらのんびりスイーツタイム。日が暮れ始めたら、サンセットを横目に涼しい風を受けて海沿いを走ります。静かできれいな海。なかなか関東では味わえない魅力が詰まっていました。

 たった一日でもおなかいっぱい満喫できる糸島。福岡にお出かけの際は、ぜひ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

龍野雅美龍野雅美(たつの・まさみ)

「まだ知らない日本の魅力を発掘したい」、「自転車のあるライフスタイルの楽しみ方を届けたい」という思いからライターとしても活動を始める。埼玉県と自転車の魅力を発信するポタガールとしても活動中。「ポタ日和」で情報発信をしているほか、ウェブサイト「Masami’s Library」でも執筆中。

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