移籍後も、ツール・ド・フランスが最大の目標リッチー・ポートがトレック・セガフレードに移籍 35歳となる2020年まで2年契約を結ぶ

by あきさねゆう / Yuu AKISANE
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 トレック・セガフレードが、リッチー・ポート(オーストラリア、BMCレーシングチーム)と新たに2年契約を結んだことを発表した。ポートは3年間所属したBMCレーシングチームを離れ、新天地に活躍の場を求めることとなった。

トレック・セガフレードへの移籍を発表したリッチー・ポート。写真はツアー・ダウンアンダー2018 第5ステージにて Photo: Yuzuru SUNADA

世界屈指のステージレーサーが新天地へ移籍

 ポートは2010年にサクソバンクでプロデビューを飾り、2012年にスカイプロサイクリング(現チーム スカイ)に加入。山岳アシストとして、クリストファー・フルーム(イギリス)のツール・ド・フランス総合優勝に2度貢献しただけでなく、2013、2015年パリ〜ニース、2015年ボルタ・シクリスタ・ア・カタルーニャで総合優勝を飾った。

 自身が総合エースとしてツール総合優勝を狙うために、2016年からBMCレーシングチームへ移籍。移籍初年度にツール総合5位に入ったものの、直近2年間はいずれも落車が原因で途中リタイアとなっていた。一方で2017年ツアー・ダウンアンダー、ツール・ド・ロマンディ、2018年ツール・ド・スイスではいずれも総合優勝しており、ステージレーサーとしての実力は世界トップレベルを維持している。

 今シーズンは所属チームのスポンサー問題もあり、早くから移籍の噂が立っていた。新チームでは総合エースを担い、2017年限りで引退したアルベルト・コンタドール(スペイン)の穴を埋めるだけでなく、若手選手への指南役としても期待されているようだ。

 ポートは「これまで以上に、多くのレースに出場したいと思っている。もちろん、ツール・ド・フランスは最大の目標であり、最強のチームと一緒に参加できることに興奮している。今まで勝ったことがある1週間のステージレースだけでなく、まだ出場したことのないステージレースも狙っていきたい。」とコメントしている。

その他の移籍情報まとめ

 ミッチェルトン・スコットは移籍を決めているロマン・クロイツィゲル(チェコ)やカルロス・ベローナ(スペイン)の穴埋めとして、ブレント・ブックウォルター(アメリカ、BMCレーシングチーム)と、上りに強くパンチャー系の脚質を持つニック・シュルツ(オーストラリア、カハルーラル・セグロスRGA)を獲得した。

オールラウンダータイプのブレント・ブックウォルター。写真はアブダビツアー第4ステージにて Photo : Yuzuru SUNADA

 UAEチーム・エミレーツは有望若手選手2人の獲得を発表。タデイ・ポガチャー(スロベニア、リュブリャナ・グスト・ザウラム)は、若手登竜門レース「ツール・ド・ラヴニール」で現在総合首位に立つ選手で、アレッサンドロ・コヴィ(イタリア)はラヴニール第6ステージで勝利した。

 EFエデュケーションファースト・ドラパックは2016年アブダビツアー総合優勝のタネル・カンゲルト(エストニア、アスタナプロチーム)、ロットNL・ユンボはスプリント・石畳系レースに強いミケ・テウニッセン(オランダ、チームサンウェブ)、来季からCCCがメインスポンサーとなる現BMCレーシングチームは、チェコ国内のロード・タイムトライアル王者のヨセフ・チェルニー(チェコ、エルコフ・オーサーサイクリングチーム)、カチューシャ・アルペシンはツール・ド・ヨークシャー第1ステージで逃げ切り勝利を飾ったハリー・タンフィールド(イギリス、キャニオン・アイスバーグ)の獲得を発表した。

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